Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

ローマ街歩き ☆ヴィラ・ジュリア・エトルスコ博物館

2007-12-17 23:58:00 | ☆イタリア 記憶の風景


 私がこの博物館 Museo Nazionale Etrusco di Villa Giuliaで
 ぜひ観たかったのがガイドブックの表紙のこれ。

 「夫婦の寝棺」Sacrofago degli Sposiと呼ばれる紀元前6世紀のもの。
 エトルリアの墳墓にあって、死後の道具を入れていたそうです。

 二人の少し微笑んだ表情が美しいのはもちろん、
 夫が妻の肩に手を回し、包み込むような姿に理想を感じます。
 「うわ~、いいなあ」
 って、一人で観に来ているのがもったいないと思う私です。



 実はボルゲーゼ公園からの入り口は正面ではなく、中庭をはさんでいるのでした。
 ルネッサンス様式の建物の向こう側が正面の入り口。
 
 そして、この「夫婦の寝棺」は、このとき、上の写真の中ではなく
 横にある建物の1階の隅にありました。
 えっ、ここから入るの?っていうほどの扉から入るのです。

 もしかしたら、工事中だったのかも。

   


 法王ユリウス3世のための別荘は1550年ごろのもの。
 天井や壁面は修復されてきれいになっています。



 



 アーチの上の階を見て、1階に行くと、正面入り口。
 ということは出口でもあるわけですが、まだ観ていないものもあるようです。
 ここで、出るわけにいかないなと思いブックショップでガイドブックを
 買いました。
 開いてみると、見過ごしているものがいっぱいあることがわかりました。

 そこで、一案。
 美術館に入ったら、まず 気にいったガイドブックを買って、
 それに沿って観ていくのです。
 すべての作品が掲載されているとは限りませんが、観るべき作品は
 押さえてあるはず。
 お目当てのものがどこにあるかもわかります。
 
 続く


にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へエントリー中。
      できればクリックお願いします。
 

 
コメント