コレッジョの天井画のあるサン ジョバンニ エヴァンジェリスタ教会の隣にあるのが、この修道院です。
この日は訪れる人もいなかったのか、静寂のひととき、
どこからともなく聴こえてくるピアノの響きだけがこだましていました。
上の二つが中庭。
どちらも まだ修復中だったり、工事の道具が置いてあったりで
美しく整ってはいませんが、回廊をぐるりと廻ると、
壁に描かれていたと思われるフレスコ画がかすかに観られます。
よおく観ると、中庭から見える鐘楼にもネットがかかっていました。
きっと長い修復が行われているのでしょう。
イタリアはどこへ行っても修復中が多いですよね。
ここに美しい図書館があると聞いて、やってきたのですが、
誰もいません。
「あっ、あの人たちもきっと・・・・」
と、見つけた二人連れの後をついて行くと、相談室みたいなところへ
入って行かれました。
「どこだろ?」
同じフロアに重厚なドアがあって「Biblioteca」と書いてあります。
「えっ、ここ?」
「すみませ~ん、誰かいませんか?」
おそるおそるそっとドアを開けてみると、↑の美しい部屋があらわれました。
壁には古い時代の地図、そして天井、柱、扉にも絵が描かれています。
まるでスカーフ模様のようなかわいらしいデザインでした。
ここで箱にはいっている絵葉書を発見。
その絵葉書に図書館の印があったので間違いなくここが訪れるべき図書館だと
確信しました。(疑うわけではないのですが、あまり簡単に入れたので・・・)
そして絵葉書をいただきました。(寄付金を少しばかり、チャリン・・・)
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