Dalla Cucina

イタリアの旅の記憶を中心に
あれこれ書いています。

さよならVenezia☆ロザンナ先生とイタリアへ

2015-06-01 16:45:00 | ☆イタリア 記憶の風景



 寄り道したり、回り道したりしながら、やっと出てきました。
 
 たしかここはリアルト橋近くの元傘屋さんのはず。

 ああ、よかった、居場所がわかって・・・って、まだリアルトにいるんや、私たち。
 
 まっすぐ歩けば5分~10分で着くはずのリアルトにどれだけかかって到着したのやら。

 でも、ここからはよく見ている風景だから大丈夫、
 サンマルコまでもうちょっと歩きましょう。
 Veneziaに来た記念に夕陽に輝くサンマルコ寺院を写真に撮って帰ろう・・・




 





 やっほ~、 サンマルコに到着!
 夕陽はドゥカーレ宮殿にも降り注ぎ、レースのモチーフを作っていました。

 ここまできてよかったね。
 あとはヴァポレットに乗って駅に帰るだけ。
 さて 今何時かな?
 さっき満員のお客を乗せてヴァポレットは出ていったところだし、次のに乗ろう・・・

 この時点で忘れていたことが二つありました。
 一つはこの時期が一番昼が長い季節にむかっていること。
 もうひとつはサンマルコから駅までのヴァポレットの所要時間です。




えらいこってす 。hi

 思いのほか時間がたっていて、計算すると次のヴァポレットに乗ったのでは
 予約の電車に遅れてしまうこと確実です。
 私たちは格安チケットなので、指定された電車に乗って、ミラノまで帰らなければ
 ならないのでした。








 



 タクシーに乗るしかないか・・・
 大きな荷物があるときしか使わない水上タクシーだけど、
 手ぶらに近い恰好で、ものすごい贅沢だとはおもうけど・・・

 客待ちのタクシーは「駅までね。OK!70ユーロになります」と。

 「去年乗った時は60ユーロだったけど。」
 「ええ、値上がりしたんですよ。」  ホンマかいな・・・

 ま、仕方ない、としぶしぶ乗る私たち。
 でも 猛スピードで突っ走るタクシーは風を切ってすごく気持ちいい。

 10分で駅に到着。


 

 

 


 やれやれ、お金はかかったけど、間に合ってよかった!
 あとは指定の電車に乗れば、万事めでたしめでたし・・・のはずでした。


 が、

 来るはずの電車がこないのです。

 ま、まさか いつもの遅延?
 
 しかも我々の乗る電車だけがずいぶん遅れていてあと何分という掲示も
 なかなか表示されません。

 格安だから?そんなことはないと思いますが、

 けっきょく待つこと1時間半。
 終点のミラノまでまた遠い旅のはじまりです。

 暑いVeneziaも初めてだったけれど、
 やっぱりVeneziaには「泊まり」がいいな、と思ったforchettaでした。

 できれば苦手な夏以外で・・・ase2



 
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