3月のはじめ、まだ冬なのか もう春なのか
人も自然も迷っているような不確かな季節の週末、
ネットでお安く泊まれるプランをみつけ、
あこがれの「星のや京都」に行ってきました。
(イタリアと同じく3年ぶりのダンナとの国内旅行。ま、1泊ですが・・・)
天気予報は午後から大雨。
いつものカメラはあきらめて、今回はすべてIphoneで撮ることにしました。
↑ここ嵐山から小舟で「星のや」へ向かいますが、
チェックインタイムには早すぎた到着になり(船も出ず)、
しばし桟橋近くの待合で過ごしました。
が、すでに ここから優雅なもてなしがはじまります。
(お茶、お菓子のサービスなど)
あれあれ、心配していた雨がポツポツ降り始めましたが
入口にある大きな傘を借りてチェックインタイムまで
1時間ほど散歩にでかけます。
待合付近から「鍍月橋」が見えます。
あと1か月で桜が咲くのですね。
おお 懐かしい!
かわいい てるてる坊主をみつけました。
1時間後・・・
「星のや」の船です。
これに乗って上流にあるホテルまで。
15分くらいの船旅です。
これは「湯たんぽ」。
船に乗ると、ひざ掛けがあり、さらに湯たんぽを持ってきてくださいます。
預けていた荷物はすでに船に乗っていました。
もてなされている気分上々です。
上流の桟橋にはお迎えのスタッフが傘を広げて待っていました。
本降りになってきたので、写真は撮れず。
階段を少し上ると、歓迎の優雅な演奏。
晴れていたら演奏を聴きながら、水辺の椅子に座ったりできるのでしょうね。
↑ で、いきなり部屋の写真です。
スタッフによるお茶と御饅頭のサービス。
これって和風旅館の大好きなところです。
全室リバービューの「星のや」。
春には窓から桜を愛でることができます。
今日は雨の音を聞きながら特大ソファにお茶セットを運びました。
保津川下りの船を見たり、トロッコ列車を撮影したり。
トロッコ列車は眺めの良いところで一時停車しますが、
ここもそのひとつのようで、対岸からフラッシュの光が多数見えました。
お互い撮りあいっこって感じです。(笑)
(↑は翌日撮影したもの。)
清潔感漂うベッドは舞台のような木製の台の上に並んでいます。
水のペットボトルが置かれていてうれしい・・・
そうそう。部屋にはテレビがありません。
朝まで熟睡できたのは、そのおかげかも・・・
ちなみにお風呂は温泉ではありませんが、ヒノキ風呂。
天然ハーブの入浴剤のほかに、果物の「きんかん」が添えてあり、
湯船に浮かべてください、とのことでした。
タオルが気持ちいいな、と思ったら「今治製」でした。
日本のいいものが、がんばっていると嬉しくなります。
部屋にある「くつろぎ着」に着替え、夕食は別棟のダイニング棟へ行きます。
その前に奥にある小さな「奥の庭」をちょっと見。
傘をさしてダイニング棟へ。
「水の庭」にも雨が降り注ぎます。
奥の右手がダイニング棟、昔のままの外観で、やや急な階段を上がると
落ち着いた個室風の仕切りになっています。
私たちは窓際のテーブル。
雨だし、暗いけれど ていねいに運ばれてくるお料理に感動しながら
ゆっくり たっぷりいただきました。
我が家では10分くらいで「ごちそうさま」になる早食い夫婦なのですが。
今日は長いので、ここから先は次回にします。
イタリアも大好きですが、わが日本はもっと好き!というか
「やっぱりいいよねえ」と再認識させられる「星のや」です。