7月18日(日)は尾白江ハスの後、川内川の河口まで足を伸ばしました。
久見崎ハマボウ自生地 開花ピークは過ぎていた 以下の画像は7月18日に撮影
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/73/a87babc9bfc29aa104ae0fda495aff9f.jpg)
久しぶりに出かけると久見崎公園がきれいに整備されていました。川内川河口に近い久見崎町(ぐみざきちょう)にはハマボウの自生地があります。
万之瀬川河口の群落地よりも小規模ですが、散策路がありゆっくり楽しめます。満潮時には海水も入る低湿地に逞しく生育しています。
川内河口大橋(長さ631.2m)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/10/6082d11b8af78e01101b1c46e8cfb1d4.jpg)
熊本県白髪岳を水源とする延長137kmの大きな川です。7月10日の大雨では鶴田ダムの緊急放流は免れたものの、流域に多くの浸水被害が出ました。
原発迂回道路(約3km)の建設工事が進む
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/e5/b92111720551e0c354d687a28f9787f4.jpg)
九州電力は次のような利点を挙げています。発電所周辺の地域住民の交通安全の確保と原子力発電所の運用性向上、原子力発電所の防護対策の強化、避難道路の充実。
大型のダンプカーと工事資材が搬入されていた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/fd/d7ac8a4b225994f98ffe8efb495c41fa.jpg)
迂回道路完成後、この先の道路は九州電力の専用(社有地)になるのか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/e9/7786155fde97ad077b8bc50b47708a85.jpg)
川内原発敷地から離れた場所に九州電力が迂回道路を建設し(供用開始は2023年度の予定)、発電所に隣接している現在の県道43号と交換することを計画しています。
川との間には集落があり、この道路は河口の水産加工場、食堂に通じています。社外者の利用が禁止されると、集落内を回り道することになり不便を強いられそうです。
小比良(こびら)池 絶滅危惧種のオニバスは見当たらず
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/e4/06898b697c82b92097c8fe6ac2ef5751.jpg)
かつては珍しいオニバスがありましたが、池に下りる道は雨で荒れていました。池を見渡した範囲では菱草に覆い尽くされ、オニバスの葉は見当たりません。
高齢化が進む地域への社会貢献として、2008年から川内原発職員が外来植物のホテイアオイなどの除去作業を続けていますが、2010年9月以降は開花が確認されていないようです。
南側の河口堤防の先に見える甑島(左から下甑島、中甑島、上甑島)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/06/1b3a25494ad796c05996d0c1b81cf7e8.jpg)
吹上浜からは天気次第で見えない日もある甑島、ここからは近くて島全体が繋がって見えます。2020年8月29日に甑大橋が完成し、甑はひとつになりました。
川内港の大型貨物船
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/f1/477f9c4e3020162dfdff1e685211d64d.jpg)
日曜日のこともあってか、河口近くではあちこちに釣人の姿を見かけました。
ウミガメ産卵保護
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/9c/056ce3ac7d1fd83dd87bc66ae0c55a17.jpg)
10年以上前に訪れた時はまだあちこちに海亀の産卵跡がありました。砂浜の様子は変わっていないようですが、今は産卵がないのか、孵化保護施設は利用されていないようです。
原発の廃止を求める看板
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/66/e94953ff52d76158b21084a4e090884c.jpg)
原発の建屋がわずかに頭をのぞかせています。北側に高い土手ができて原発設備は殆ど見えなくなりました。
2011年の東日本大震災発生前には3号機の建設計画が大きく進んでいました。その計画はとん挫し、かわりに原発防護対策が強化され多くの関連施設が敷地内に建設されたようです。
原発敷地は全体を高いフェンスに囲まれ、上には有刺鉄線の金網が続き、15m間隔ほどに全て監視カメラが付けられています。普通に車で走っていても常に見張られている感じで気持ちが悪いほどです。
福島の事故以前は、原発と地元は共存共栄の関係であったと思います。外観的にはこれほど不気味な施設ではありませんでした。
常に事故の危険性にさいなまれる周辺市民の生活を思うと、気の毒でなりません。無事故稼働が最優先ですが、この辺りで安全安心な廃炉への道を歩み始めても良いのではないでしょうか。
久見崎ハマボウ自生地 開花ピークは過ぎていた 以下の画像は7月18日に撮影
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/73/a87babc9bfc29aa104ae0fda495aff9f.jpg)
久しぶりに出かけると久見崎公園がきれいに整備されていました。川内川河口に近い久見崎町(ぐみざきちょう)にはハマボウの自生地があります。
万之瀬川河口の群落地よりも小規模ですが、散策路がありゆっくり楽しめます。満潮時には海水も入る低湿地に逞しく生育しています。
川内河口大橋(長さ631.2m)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/10/6082d11b8af78e01101b1c46e8cfb1d4.jpg)
熊本県白髪岳を水源とする延長137kmの大きな川です。7月10日の大雨では鶴田ダムの緊急放流は免れたものの、流域に多くの浸水被害が出ました。
原発迂回道路(約3km)の建設工事が進む
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/e5/b92111720551e0c354d687a28f9787f4.jpg)
九州電力は次のような利点を挙げています。発電所周辺の地域住民の交通安全の確保と原子力発電所の運用性向上、原子力発電所の防護対策の強化、避難道路の充実。
大型のダンプカーと工事資材が搬入されていた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/fd/d7ac8a4b225994f98ffe8efb495c41fa.jpg)
迂回道路完成後、この先の道路は九州電力の専用(社有地)になるのか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/e9/7786155fde97ad077b8bc50b47708a85.jpg)
川内原発敷地から離れた場所に九州電力が迂回道路を建設し(供用開始は2023年度の予定)、発電所に隣接している現在の県道43号と交換することを計画しています。
川との間には集落があり、この道路は河口の水産加工場、食堂に通じています。社外者の利用が禁止されると、集落内を回り道することになり不便を強いられそうです。
小比良(こびら)池 絶滅危惧種のオニバスは見当たらず
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/e4/06898b697c82b92097c8fe6ac2ef5751.jpg)
かつては珍しいオニバスがありましたが、池に下りる道は雨で荒れていました。池を見渡した範囲では菱草に覆い尽くされ、オニバスの葉は見当たりません。
高齢化が進む地域への社会貢献として、2008年から川内原発職員が外来植物のホテイアオイなどの除去作業を続けていますが、2010年9月以降は開花が確認されていないようです。
南側の河口堤防の先に見える甑島(左から下甑島、中甑島、上甑島)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/06/1b3a25494ad796c05996d0c1b81cf7e8.jpg)
吹上浜からは天気次第で見えない日もある甑島、ここからは近くて島全体が繋がって見えます。2020年8月29日に甑大橋が完成し、甑はひとつになりました。
川内港の大型貨物船
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/f1/477f9c4e3020162dfdff1e685211d64d.jpg)
日曜日のこともあってか、河口近くではあちこちに釣人の姿を見かけました。
ウミガメ産卵保護
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/9c/056ce3ac7d1fd83dd87bc66ae0c55a17.jpg)
10年以上前に訪れた時はまだあちこちに海亀の産卵跡がありました。砂浜の様子は変わっていないようですが、今は産卵がないのか、孵化保護施設は利用されていないようです。
原発の廃止を求める看板
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/66/e94953ff52d76158b21084a4e090884c.jpg)
原発の建屋がわずかに頭をのぞかせています。北側に高い土手ができて原発設備は殆ど見えなくなりました。
2011年の東日本大震災発生前には3号機の建設計画が大きく進んでいました。その計画はとん挫し、かわりに原発防護対策が強化され多くの関連施設が敷地内に建設されたようです。
原発敷地は全体を高いフェンスに囲まれ、上には有刺鉄線の金網が続き、15m間隔ほどに全て監視カメラが付けられています。普通に車で走っていても常に見張られている感じで気持ちが悪いほどです。
福島の事故以前は、原発と地元は共存共栄の関係であったと思います。外観的にはこれほど不気味な施設ではありませんでした。
常に事故の危険性にさいなまれる周辺市民の生活を思うと、気の毒でなりません。無事故稼働が最優先ですが、この辺りで安全安心な廃炉への道を歩み始めても良いのではないでしょうか。