今シーズン2回目の鶴撮影に出かけました。17、18日には国際ツルシンポジウムとワークショップが開催され、19日夜明け前の出水市ツル観察センターには団体バスが2台来ていました。
いつも撮影する出水市東干拓地は北風が少し強く7時前の気温は3度でした。朝日が顔を出したのは7時28分、前回よりもマナヅルの割合がかなり増えていました。
東空 画面奥に見えるのは霧島連山の最高峰韓国岳(1,700m)
西空の笠山上空に残る月
朝焼け雲は少なく単調な夜明けでした
残月と鶴
満月を過ぎる時期には西空に月が残ります。夜明けと月の高度、方角を考えて、鶴と組み合わせて撮影しようと計画しました。この日は月齢17.7、風の影響で普段よりも鶴の飛行コースが南側になりうまく月と組み合わせることができませんでした。
東空には朝日が昇り、西空の月は次第に明るさを失っていきます。東空は単調な日の出でまぶしすぎて期待外れでした。次は荒崎方面に移動して東側の風景です。背景中ほどは紫尾山(しびさん)標高1,067mで山頂にはテレビ電波塔等が建っています。
ツル観察センターと手前は鶴保護区域です
標高はわずかに1.4m
駐車場にはツーリングの大型バイクや団体バスも来ていました
センター2階室内から鶴の観察ができます
こちらは屋上から見た荒崎保護区北側の様子 水田地帯を借り上げたものです
風は強いものの晴天のため大半の鶴が保護区域外に出かけているようです。センター前の羽数表示は前回訪問時と同じく12,557羽でした。前回のブログ記事はこちらです。
出水平野で越冬する鶴は平成9年度から毎年1万羽を超えています。前回よりも撮影していてマナヅルの割合が増加していました。地元の方の話では別な日に数えたらマナヅルは3,000羽以上だったとか。実総数は14,000羽近くのようです。
11月から1月にかけて地元の中学生も参加して鶴の羽数調査が6回行われます。まだ薄暗い夜明け前から順次ねぐらを飛び立つ鶴を数えます。今シーズン6回目の1月11日調査では鶴が一斉に飛び立ったため計測できませんでした。これらの調査で最も羽数の多かった回の数値が公式記録とされています。今シーズンは11月30日の第3回調査の12,557羽が最大値となりました。
屋上から見た鶴の姿 飛んでいるのはマナヅル 水が張ってあるところが鶴のねぐら
餌場近くには羽の色が灰白色のマナヅルが多いようでした
背景は蕨島(わらびじま) 漁港があり海岸近くに人家が集まっています
上の画像は帰り道に見かけたマナヅル(右側灰色)とナベヅルです。保護区域よりも気に入った場所でのんびり過ごしているようでした。距離は20mほど、車の窓をあけて車内から撮影しています。車から下りると驚いて飛び立ちますが車が通過するのは慣れているようです。
例年2月上旬にはマナヅルが北に帰り始めます。ナベヅルは殆どが3月まで残り同月下旬には一日に数千羽以上が帰ることもあります。機会を見てもう一度出水に訪れようと思っています。
いつも撮影する出水市東干拓地は北風が少し強く7時前の気温は3度でした。朝日が顔を出したのは7時28分、前回よりもマナヅルの割合がかなり増えていました。
東空 画面奥に見えるのは霧島連山の最高峰韓国岳(1,700m)
西空の笠山上空に残る月
朝焼け雲は少なく単調な夜明けでした
残月と鶴
満月を過ぎる時期には西空に月が残ります。夜明けと月の高度、方角を考えて、鶴と組み合わせて撮影しようと計画しました。この日は月齢17.7、風の影響で普段よりも鶴の飛行コースが南側になりうまく月と組み合わせることができませんでした。
東空には朝日が昇り、西空の月は次第に明るさを失っていきます。東空は単調な日の出でまぶしすぎて期待外れでした。次は荒崎方面に移動して東側の風景です。背景中ほどは紫尾山(しびさん)標高1,067mで山頂にはテレビ電波塔等が建っています。
ツル観察センターと手前は鶴保護区域です
標高はわずかに1.4m
駐車場にはツーリングの大型バイクや団体バスも来ていました
センター2階室内から鶴の観察ができます
こちらは屋上から見た荒崎保護区北側の様子 水田地帯を借り上げたものです
風は強いものの晴天のため大半の鶴が保護区域外に出かけているようです。センター前の羽数表示は前回訪問時と同じく12,557羽でした。前回のブログ記事はこちらです。
出水平野で越冬する鶴は平成9年度から毎年1万羽を超えています。前回よりも撮影していてマナヅルの割合が増加していました。地元の方の話では別な日に数えたらマナヅルは3,000羽以上だったとか。実総数は14,000羽近くのようです。
11月から1月にかけて地元の中学生も参加して鶴の羽数調査が6回行われます。まだ薄暗い夜明け前から順次ねぐらを飛び立つ鶴を数えます。今シーズン6回目の1月11日調査では鶴が一斉に飛び立ったため計測できませんでした。これらの調査で最も羽数の多かった回の数値が公式記録とされています。今シーズンは11月30日の第3回調査の12,557羽が最大値となりました。
屋上から見た鶴の姿 飛んでいるのはマナヅル 水が張ってあるところが鶴のねぐら
餌場近くには羽の色が灰白色のマナヅルが多いようでした
背景は蕨島(わらびじま) 漁港があり海岸近くに人家が集まっています
上の画像は帰り道に見かけたマナヅル(右側灰色)とナベヅルです。保護区域よりも気に入った場所でのんびり過ごしているようでした。距離は20mほど、車の窓をあけて車内から撮影しています。車から下りると驚いて飛び立ちますが車が通過するのは慣れているようです。
例年2月上旬にはマナヅルが北に帰り始めます。ナベヅルは殆どが3月まで残り同月下旬には一日に数千羽以上が帰ることもあります。機会を見てもう一度出水に訪れようと思っています。
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