花浄土鹿児島

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2022 花野町内会の鬼火焚き 2022/01/09(鹿児島)

2022-01-10 15:13:06 | 祭り・伝統行事
1月9日(日)正月行事の鬼火焚きが花野(けの)町内会で行われました。

17時42分 曇り空で普段よりも早く暗くなった 以下の画像は1月9日に撮影


鹿児島市郊外の伊敷団地と花野団地の間を流れる花野川沿いの水田です。12月中旬に組まれた孟宗竹の櫓には正月飾りも持ち込まれていました。

鬼火焚きは地域の人々の無病息災を願う、正月明けの伝統行事です。孟宗竹や木などで櫓を組み、1月7日前後に点火します。

各地に伝承されていますが、規模や内容、時間帯は少しずつ違っています。殆どの所では暗くなった時間帯に点火しますが、朝方や昼間の所もあります。

焼酎の燗を付ける竹の容器 


町内会の方に話を伺うと、大量の竹や木を燃やすため、火の後始末まで終えるのは23時過ぎ。ダンプカー4台分の孟宗竹で櫓が組まれ、このところ雨が降らず風もないため開催条件は良いそうです。

18時16分 かなり暗くなった 雨は降らずにすんだ


コロナ禍のため恒例のぜんざいの振る舞いは中止。それでも点火前には正月飾りを持ち込む人、子供連れの家族を中心に多くの人が集まりました。

何方向からも櫓を支えていたロープや畳の縁が順に外され、点火準備が整いました。

18時31分 数か所で子供たちが一斉に点火


18時31分 たちまち火が櫓を駆け上る


18時36分 後退しながらの撮影


風がなく炎はまっすぐに上がり、焼けた竹がはじけると火の粉が降ってきます。熱さのため後ろに下がりながら、火の粉を避けるようにして撮影しました。

18時36分 炎の表情が様々に変化


18時40分 火勢が少し落ち着いてきた


18時46分 孟宗竹を投げ込む子供たち


18時51分 古里の思い出になることでしょう


乾燥が進んでいたこともあり、火の回りが早く櫓の先端部は数分もせずに燃え落ちたようです。三脚を据えてじっくり写そうと思っていましたが、燃え上がる炎と周囲の人々を写し込むため、また火の粉を避けるためにもカメラを手持ちにして動き回りました。

火の勢いが強いため、お日様をまともに写すようなもので炎の色が飛んでしまい、真っ白になった画像もありました。その都度感度やシャッター速度を変え、露出補正をしながら写し回りました。

コロナ禍ではありますが、多くの人が集まる鬼火焚きの様子を写すことができて幸いでした。この一年元気で暮らせますように、何よりもコロナ禍が早く収束しますように。

2016年1月10日の花野の鬼火焚きは、こちらからご覧ください。

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