14日夜、図書館に本を返すために、マンションの4階からエレベーターに乗り、1階に着床後、下りようとした瞬間、足を踏み外し転倒した。何が起こったのか一瞬わからなかったが、床に手をつくほどのひどい転倒であった。すぐにエレベーターを振り返って見ると何とカゴと床面との間に15センチ位の段差がついていたので、びっくりした。要するに、床面より15センチ位高い位置で、エレベーターが停止し、ドアが開いたのである。ドアが開いたので、足を踏み出したら、段差があったため、バランスを崩して転倒したものである。若干の打ち身はあったものの怪我をするほどではなかったのは幸いであった。
夜遅かったので、その日はそのままにして、翌日、マンションの理事長経由、エレベーターの管理会社に連絡を入れ、状況を説明した。早速、エレベーターを止めて点検していたが、担当者の話によるとセンサーがよごれたりゴミが付いたりするときちんと接地せず、段差が生じたままドアが開くこともあるとの物騒な話であった。気になって、ネットでエレベーターのトラブル例を見ていたら、このような事故が発生することもよくあるようである。その際、軽い怪我をしていることも多いようで、怪我をしなかったのはラッキーであったかもしれない。咄嗟に、うまく転倒したが、年寄りであったり、荷物を持っていたりしたら、予期しない15センチもの段差があれば、怪我をすることも十分あり得るとの印象であった。
毎日のようにエレベーターを利用しているが、行先階に着いてドアが開いたら、今までは足元など見ることなく、歩き出していたので、今後は注意をしなければと肝に銘じた。 事故は予想もしない時に起こるものである。皆さんは、エレベーターのドアが開いて降りる時、足元に段差がないか確認していますか?身を守るためにはどうも確認した方がよさそうである。