浪漫飛行への誘(いざな)い

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ドイツの名城、エルツ城

2019年06月16日 15時25分29秒 | 旅行

 

A WORLD OF BEAUTY JALの美女カレンダーの6月は、ドイツのエルツ城と美女となっている。エルツ城は、モーゼル川の支流エルツ川と森に囲まれた中世のお城で、若干辺鄙なところにあるが、かってのドイツ紙幣の500マルク紙幣にも描かれていた名城である。まるで童話の世界から飛び出てきたような姿が美しい。エルツ城を訪れたのは、1985年8月2日で、ドイツに転勤になってから3ヵ月もたたない時に訪れた最初のお城だったので、印象が強かった。


マイエンという小さな町で、サマースクールという日本人の小学生向けのイベントがあり、そこに参加した後に、近くにあったエルツ城に家族4人で訪れたものである。ドイツには、山腹や山頂にあるブルグというお城と平地にある宮殿を成すシュロスというお城の二種類のお城があるが、全ドイツでは物凄い数のお城が存在し、どのお城も勇壮で、絵になるものが多い。その一部は古城ホテルとして宿泊できるものも少なくない。エルツ城は、ノイシュバンシュタイン城とホーエンツォレルン城とともにドイツ3大美城としても知られる。12世紀に最初の建設が始まったが、その後一度も破壊されたことがないので、往時の雄姿を今でも見ることができる。


リビングルームにそのカレンダーは架かっているので、6月に入って毎日のようにその美しい姿を拝ませてもらっている。もう34年も前のことであるが、その時の思い出は昨日のようによみがえってくる。観光では訪れにくい場所にあるかも知れないが、一度は訪問したいドイツ名城の一つである。

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