浪漫飛行への誘(いざな)い

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驕る平家は久しからず

2019年07月25日 08時53分55秒 | 政治

 

連日、テレビ等で吉本興業岡本社長のパワハラ問題が取沙汰されているが、ワイドショーなどの取り上げ方が何かおかしい。この問題は、吉本芸人の闇営業、反社会的勢力との係わりが発端であって、まずその根っ子の部分の問題を深刻に取り上げるべきなのに、いつのまにか、論点がすり替わって、吉本社長のパワハラや芸人とのずさんな契約関係等の問題ばかりに焦点をあてて、報道されているので、違和感を感じる。反社会的勢力と係わりあった芸人が今やヒーローみたくなっているのは、何か変である。この騒動で、確かに吉本興業側の対応に問題があったかも知れないが、ワイドショーなどでは本来の問題が完全に吹っ飛んでしまっているので、本質論議をやってほしいものである。


最近、政権にやたら忖度するマスコミのあり方に疑問を感じていたが、このような問題に対するマスコミの姿勢について疑問がある。パワハラ問題を取り上げた方が高い視聴率が取れると思っているふしがある。マスコミは、時には政権側に、時には反政権側に立つ論調を繰り返す。それは、今どちら側についた論調をする方がテレビ受けするというか視聴率が稼げるかしか考えていない気もする。


安倍政権のマスコミへの介入も目に余るものがあるが、政権に批判的なコメンテーターがいれば、圧力をかけて排除しようとする。ニュース番組のコメンテーターが何人もテレビから消えているのも事実である。あまりにも露骨な介入をするのが現政権の正体である。あれだけモリカケ問題を引き起こしても誰も責任を取らなくて済ますことができるとは物凄い実力である。安倍さんに捧げたい言葉は、「驕る平家は久しからず」である。今回の参議院選挙でも信任を得たと豪語し、憲法改正等やりたいやり放題の恐れがあるが、この言葉を肝に銘じてほしいものである。

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