文藝春秋6月号に、小池都知事をよく知る奥谷禮子さん(長年の友人、ザ・アール創業者)、澤章さん(元部下の都庁職員)、田﨑史郎さん(政治ジャーナリスト)の3人が小池さんという人物にについて、緊急座談会を開催した旨の記事が文春オンラインで掲載されている。「彼女は恩義や仁義から最も遠い人」とか「裏切りばかりの人」とか「嘘つき」とか「普通の人とは次元の異なる感覚の持ち主」とかボロクソで、誰一人政治家として評価していないことに驚く。5月10日の一月万冊で、元朝日新聞記者でジャーナリストの佐藤章氏が詳しく解説してくれている。彼は、彼女のことを「人間電通」と呼んでいたが、妙に納得してしまった。
今や、学歴詐称問題で、小池さんは完全に窮地に立っており、雑誌報道、ネット記事もますます過激になっている。カイロ大学卒業については、エジプト政府及びカイロ大学が政治的意図で認めているので、あながち嘘とはいえないが、日本人の国民感情としては、受け入れがたいものがある。進級・卒業試験とかアラビア語能力なんか関係ない政治の世界であるが、それをもってすごいと評価してしまう日本のマスメディアも情けない話である。カイロ大学というのはそういう大学であるから、そう評価すればいいだけである。彼女は所詮そういう人物であるということであろう。次の都知事選に出馬するかどうか、また出馬する場合、学歴としてカイロ大学卒と書くかどうかが注目される。これだけ叩かれれば、今の情勢では、他に誰が立候補するか分からないが、彼女の再選は難しいと思われる。元明石市長の泉房穂氏あたりに是非立候補してもらいたいところである。
文春オンライン記事(5/9): https://bunshun.jp/articles/-/70628
一月万冊(5/10 解説): https://www.youtube.com/watch?v=4QfBau8PEOM
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