10月28日のBS-TBSの「うた恋!音楽会」(司会 由紀さおり・三山ひろし)で、作詞家・横井弘さんを特集していたが、正直言って、名前を聞いただけでは、どんな人だったかよくわからなかった。番組で彼が作詞した曲を紹介してくれたが、知っている馴染み深い曲ばかりでビックリした。古いところでは、三橋美智也の「哀愁列車」「達者でナ」、ザ・ピーナッツの「心の窓にともし灯を」や仲宗根美樹の「川は流れる」も彼の作詞であった。また、倍賞千恵子のデビュー曲「下町の太陽」や「さよならはダンスの後に」や「おはなはん」も馴染み深いし、中村晃子の「虹色の湖」も印象的な曲であった。ゲスト出演していた千昌夫は「夕焼け雲」という曲をコンサートの最後によく歌うと言っていた。
作詞家では「阿久悠」とか「なかにし礼」とか「荒木とよひさ」とか超有名な人もいるが、意外と目立たない人もおり、横井弘さんもその一人ではないかとも思う。彼の作品で一番好きな曲は、「さよならはダンスの後に」であり、軽やかなメロディの乗った歌詞がなんともいえない大人の魅力がある。やはり我々世代とって、昭和歌謡はたまらない。
「さよならはダンスの後に」(倍賞千恵子): https://youtu.be/IhvlwVfg6qk
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