毎日のようにテレビにウクライナの地図が映し出され、キーウ、マリウポリ、ハリキウ、リビウ、オデーサ等の都市の戦況が報道されているので、ウクライナの都市の位置関係にだいぶ詳しくなった。ウクライナといっても、面積は日本の1.6倍もあるので、大きな国家であるが、そんな独立国が頭の狂った一独裁者によって、侵略され、信じられないほどの民間人を含む犠牲者が発生している。良識ある世界の国々から戦争犯罪人のレッテルを貼られているプーチンは、反省することなく、仏教でいうところの「我利我利」で凝り固まっている。「我利我利」とは、コトバンクによると、「ただ自分の利益ばかりを追い求めて、他への思いやりなどのまったくない者」とあり、今のプーチンにピタリである。仏教からすれば、真っ先に地獄に落ちる輩である。テレビで、地図を見るたびにウクライナ旅行なんて今や絶対できないが、地球の歩き方のガイドブックはどうなっているか気になって、図書館に行ってみたら、借り出されることなく書架にひっそりと眠っていた。
2010年にウクライナ旅行に行った時は、この「地球の歩き方」を持参して、読み込んで歩き回ったので、実際に行ったことがあるキーウについては、詳しく見どころを覚えている。図書館から早速借りて読み返してみたら、都市的には、掲載されているのは、キーウとオデーサとリビウの3都市だけであった。ウクライナといっても、「地球の歩き方」では、ロシアがメインで、ベラルーシ、ウクライナ、モルドヴァとコーカサス3国が一緒に掲載されている。もはや、ロシアのページは全く見たくもないが、それ以外は、すべて行ったことがある国々なので、ガイドブックを読み返して見ている。「地球の歩き方」は、単なる見どころ案内だけでなく、その国の基本情報から歴史まで役に立つ情報が満載であり、旅行には欠かせないガイドブックであるが、今となっては、ウクライナのページを読むと心が痛んでくる。
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