最近、気に入って見ている番組に、土曜夜のテレビ朝日系の「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」という番組がある。前回、仏像にやたら詳しい小学生の博士ちゃんを見て吸い込まれるように見たが、1月11日は、昔話「桃太郎」に関する自由研究で文部科学大臣賞を受賞し、「桃太郎は盗人なのか?」という本まで出版してしまった小学校6年生の桃太郎博士ちゃんに興味が引かれた。本は発売以降、売れに売れて増刷を繰り返しているという。
この博士ちゃんは、福沢諭吉や芥川龍之介ら偉人たちが「桃太郎は盗人ともいうべき悪者」などと、「桃太郎」を批判していることを知って興味を持ち、これまで“桃太郎”や“鬼”に関する本を200冊ほど読んで研究を重ねたというから驚く。サンドウィッチマン相手に、“本当は残念すぎる桃太郎”をテーマに、「桃太郎」という昔話に隠されたヒミツを徹底解説してくれる。“桃太郎の生まれ方”や“鬼退治に行った理由”、“鬼退治に行ったその後”など、日本人の多くが思い描く昔話とはちょっと違う、桃太郎の姿が明らかになる。
この番組では、異常なまでの好奇心によって大人顔負けの知識を身につけた子供の博士ちゃんが教室で授業してくれるのである。そんな博士ちゃん達のぶっ飛んだ言動をサンドウィッチマンがイジリつつ、ポイントは愛菜ちゃんがわかりやすく解説してくれる。何もわかっていないサンドウィッチマンのレスポンスが大変面白いが、見ていて本当にタメになること間違いなしである。今回の内容は、自分自身、初めて聞いた話であったので、子供だからといって、全く馬鹿にできないと思った。これからどんな博士ちゃんが出てくるか楽しみである。
画像は番組の司会者と出版された本:
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