1月10日、BS朝日の「ザ・偉人伝」で、時代を駆け抜けた昭和の歌姫、江利チエミ、笠置シヅ子、淡谷のり子の3人の歌手を取り上げていた。3人ともよく知っているが、笠置シヅ子さんは、テレビの歌番組の審査員としての晩年の姿しか印象に残っていない。しかし、若かりし頃、「ブギの女王」として一世を風靡し、踊って歌う「東京ブギウギ」や「買物ブギー」などの曲は、よく聴いていて親しみがある。この番組で吉本興業の創業者の子供と結婚していたことも初めて知った。
江利チエミさんは、年代が近いこともあって、より身近にいろいろな曲の思い出が残っている。美空ひばり、雪村いづみとともに、三人娘として活躍していたが、45歳の若さで亡くなったのは残念であった。高倉健と結婚していたことや「サザエさん」の歌や映画での出演も懐かしい。私生活ではいろいろ苦労したようである。「テネシー・ワルツ」はじめいろいろな曲が残っているが、好きだった曲にトルコを歌った「ウスクダラ」がある。
淡谷のり子さんは、まさに晩年の歌番組での厳しい審査員としての印象しか残っていないが、「ブルースの女王」として活躍していた当時のイメージはほとんどない。新婚当時大田区の社宅に住んでいたが、歩いて数分のところに彼女の家があったので、親近感はあった。昔懐かしのメロディーを聴いていると妙に心が落ち着くのはなぜであろうか。
「東京ブギウギ」笠置シヅ子 : https://youtu.be/I8EHxLisjD8
「買物ブギー」 https://youtu.be/A-Mbkh9Lp1s
「ウスクダラ」江利チエミ : https://youtu.be/Y9FmWkTdC4g
「別れのブルース」淡谷のり子 : https://youtu.be/lU9sgt5Bx4o
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