
フリージャーナリストの白坂和哉氏のDAY WATCHで、菅義偉残酷物語というタイトルで、かなり核心をついた論評が紹介されている。コロナ対策の気迫ない菅首相は、①飲食業者を生贄にしろ! ②公衆衛生ムラを放置しろ! ③コロナの最前線になんて立たねえよ!という残酷物語である。
菅政権のコロナ対策の緊急事態宣言は、飲食業者のみをターゲットにしているが、飲食業者から悲鳴の声が日増しに大きくなっている。どうして、飲食業者を悪者扱いしているかもこの論評を聴いているとよく見えてくる。
また、日本のPCR検査数が外国と比べても極端に少なく大きな問題になっているが、その背景が明確に語られている。PCR検査は公衆衛生ムラ(厚労省・国立感染症研究所・保健所等)が仕切っているが、菅政権はその利権に切り込めていない。PCR検査数が増えていないのは、この利権のため、民間参入の大きな障壁となっている。本気でPCR検査数を増やしたいなら、国と自治体の縦割り行政を背景とする公衆衛生ムラにメスを入れるしかないがそんな気は全くないようである。
また、日本のワクチン確保失敗の舞台裏も中日新聞【3月7日】にすっぱ抜かれたが、自分自身が最前線に出る気などは全くないようである。日本でのワクチン接種が遅れている背景もよくわかった。まさに、残酷物語である。
菅首相は、いまだに「自助、共助、公助」を強調しており、大顰蹙を買っているが、それが菅首相の本性である。
白坂和哉DAY WATCH(3/10): https://youtu.be/mmmxLdYUg50
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