米経済誌のグローバルファイナンスが公表した「住みやすい都市」の2020年の世界ランキングで、東京が首位になった。欧米などの主要都市に比べて、新型コロナウイルスによる死者数が相対的に少ないことが評価されたという。コロナ死者数のほか、経済力や多様性、環境、アクセスのしやすさ、研究開発力など8項目でランキングを集計され、東京は新型コロナへの対応のほか、先進的な交通機関などでも高い評価を得たという。
順位は下記の通り。
①東京
②ロンドン
③シンガポール
④ニューヨーク
⑤メルボルン
⑥フランクフルト
⑦パリ
⑧ソウル
⑨ベルリン
⑩シドニー
住みやすい都市ランキングは、他にも英国誌エコノミストも毎年発表しており、取り上げる項目も異なるので、何とも言えないが、今回、東京が1位にランクされたことは喜ばしいところである。個人的にちょっと嬉しく感じたのは、ドイツのフランクフルトが6位にランクされていたことである。1985年から4年半住んでいたが、当時の経験でも、住みやすいと感じていた。都市自体の人口は今でも75万人程度(当時は60万人程度)と小さい街であるが、クリーンで緑も多く、すべてが揃っていて大変暮らしやすかった。ベスト10では、最も小さい都市ではないかと思う。ドイツの各都市は、どの街も綺麗で、花で飾られている印象があり、どんな田舎に行っても、クリーンの印象が強い。ドイツに4年間でも住む経験を持つことができたことに感謝している。
画像は、フランクフルトのレーマー(旧市庁舎)
フランクフルトの街並み(1989年当時): https://youtu.be/SR3ht3O94mI
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