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北朝鮮のニュースをテレビで見ていて、急に北朝鮮との係わりが思い出された。板門店の38度境界線で足を踏み入れたことはあるが、北朝鮮にはまだ行ったことがない。北朝鮮はベールに包まれたことが多すぎ、テレビで目にする光景は、本当の姿を反映していないとも思われる。普通の人は、まず北朝鮮との係わりなどほとんどないと思うが、個人的に係わったことを思い出してみると下記のようなことがある。
1 世界卓球選手権での挑戦統一チームの試合観戦
1991年5月に千葉で第41回世界卓球選手権大会が開催されたが、韓国と北朝鮮は統一チームを結成し、女子は決勝で中国を破り、見事優勝を果たした。当時、名古屋に住んでいたが、千葉の会場まで観戦に出かけ、統一チームのプレイを楽しむことができた。女子チームのコーチが知り合いであった大韓航空のコーチであったこともあり、統一コリアに親しみを感じていた。統一チームの実話については、その後(2012年)、「ハナ奇跡の46日間」というタイトルで映画化された。
2 板門店での境界線見学
2004年3月27日に板門店ツアーに参加し、38度線にある自由の橋、板門店、帰らざる橋を見学した。国境には、ブルーの建物がいくつかあり、中に入り、北朝鮮側に足を踏み入れることもできる。北朝鮮側の建物や北朝鮮側にある「帰らざる橋」も目の前で見ることができた。常時、韓国側の兵士が建物に半身で隠れて銃を北側に向けている状態で緊張感が漂っていた。
3 北朝鮮の美女応援団の傍観と北朝鮮役員との懇談
2005年8月29日~9月5日まで、インチョンで、第16回アジア陸上競技選手権大会が開催されたが、北朝鮮から約100名の美女応援団がインチョンを訪れ、連日観客席で華麗な応援パフォーマンスを披露した。応援席のすぐ隣で大会を観戦していたので、目と鼻の先の至近距離で美女達を観察することができた。ユニフォーム上下、帽子、靴下、靴すべて統一して揃っており、見応えがあった。レースがない時は、スタンドの外に出て、歌や踊りを披露してくれた。この応援団の中には、その後、最高指導者の金正恩の奥さんになった李雪主(リ・ソルジュ)さんも含まれていた。また、インチョンでは、アジア陸上競技連盟の総会も開催され、北朝鮮の代表団の役員とも話をする機会もあったが、英語で十分会話することができた。
個人的には好奇心が強いので、機会があったら、北朝鮮へ旅行してみたい気がするが、現状では、まず不可能であろう。北朝鮮に政変が起こり、旅行も自由化されることを期待したいところである。
写真は、美女応援団、世界卓球での統一チーム優勝、板門店の国境付近、
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