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新型コロナウイルスの感染拡大は、世界中に広がっているが、日本も全体数は少なくとどまっているが、拡大傾向は全く同じである。東京も連日300人以上の新規感染者が出ているし、北海道はじめ地方都市も爆発的に増加傾向にある。ワクチンの開発のニュースも出回っているが、安全性はじめ、まだまだの感がある。急いては事を仕損じるである。
ヨーロッパ各国では、ここに来て感染拡大が深刻で新たにロックダウンを行ったり、感染拡大防止策に奔走しているが、日本では、若干様子が異なり、どちらかというと経済優先が前面に出ている。Go Toトラベル、Go Toイートはじめ、経済の立て直しに前のめりになっていて、有効な感染拡大防止策が積極的に取られていない感がある。菅政権は、経済復興と感染拡大防止という二兎を追い、欲を出して同時に二つのことをうまくやろうとしているが、「二兎を追う者は一兎をも得ず」という諺通り、結局はどちらも失敗するのではないかと危惧される。
菅政権の下では、経済再生大臣が音頭を取っていることからもわかるように、あまりにも経済優先で、有効なコロナ対策は見えてこない。コロナ拡大防止は、国民の自助努力に頼るしかない印象である。日本国民は、マスクを着用し、意識的に3密を避け、真面目に感染対策を講じているので、数が押えられているのは、政府の対策ではなく、国民の自助努力に基づくものである。菅政権はコロナに対しては無策といっても過言ではない。
こんな状況では、来年のオリンピックなど怖くてしようがないし、早く中止を発表してほしいものである。来日するバッハIOC会長は、中止はないと言い切っているが、現状を見るになぜそのようなことを言うのか理解できない。さらに莫大なお金をかけて、観客を入れてまで実行するのは絶対やめてほしいものである。いまだに日本のマスコミがオリンピック中止について論評しないのもおかしい。主要メディアがどこもオリンピックに協賛しているから間違った情情報が国民に伝えられている恐れがある。
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