早いもので、今年の紅白歌合戦の出場歌手が発表された。アレっと思ったら、毎年やっていた紅白の観覧応募をするのを忘れていた。調べたら、10月18日にとっくに締め切られていた。敗因は、従来は、NHKが各種応募について、会員にメールでの案内があったが、そのサービスが夏に打ち切られていたのを忘れていた。すでに抽選も行われていて、今年の応募総数は、1,230,944通で、当選者は、1,227名であったという。倍率は、1003倍で、1000人に一人という狭き門である。なんと123万通近くが落選の憂き目にあっているのである。
紅白観覧の応募は、ここ10数年、毎年約50通出していたが、1000人に一人では当たる可能性はほとんどない。コストとして5000円以上かかっていたので、今年は値上げもあり、出し忘れのおかげで6000円以上節約できたものとプラス思考している。過去に1999年と2011年に2回当選した経験があるので、ついつい期待して応募してしまうが、最近の紅白は、知っている歌手が少なくなっており、魅力が減っているので、宝くじの運試しの感覚で、少ない数にとどめるべきであろう。紅白も今年は70回目ということであるが、1999年は50回の節目、かつニューミレニアムという最高の舞台であったので、それを味わうことができただけでも十分すぎるともいえる。
応募は往復はがきで行う必要があり、計算してみると、123万通として、1枚126円なので、はがき代だけで1億5510万円という驚く金額である。紅白の応募だけで、日本郵便にそれだけ儲けさせていると思うと癪になる。NHKと日本郵便がグルになっているのではないかと勘繰りたくなるほどである。オリンピックの観戦応募でさえ、ネットでやっている時代なのだから、紅白の観覧応募もネットを活用してもらいたいものである。日本郵便には申し訳ないが、各種応募なんかにはがきを使う時代はとっくに終わってほしい。はがき利用の最たるものが年賀状であるが、これもどんどん縮小してほしいものである。
1999年の第50回紅白の思い出: http://romanflight.web.fc2.com/kohaku.html
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