hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

菅さん、普天間の本音

2010-09-13 22:07:38 | 日記
 かつて、菅総理が、不意に漏らした普天間に関連したグチ。”沖縄は独立したら”という本音が伝えられました。
 時々、漏らす人間の本心は根強いものです。 菅さんがこの本音を隠して、沖縄や普天間を説得しようとしても絶対に無理です。 まして、アメリカとの約束をそのままにして、いかに負担軽減と言っても、基地不要が前提にある以上、沖縄から妥協を得られる可能性はありません。
 沖縄一つを取っても、口先だけの誤魔化しです。 一事が万事で、口先ばかりの方策で、国の政治が上手く行くなんて、妄想です。 何もになければ、クリーンでお茶を濁せるかもしれませんが、政治は子供のまま事ではありません。 口先だけの政策で、何一つ改革も進まず、経済も雇用も好転しなければ、デフレは一層深刻で日本はとても耐えられません。

言葉をオモチャにする層

2010-09-13 21:28:00 | 日記
 人間の社会生活上の交わりの基本は言葉が大半です。 家族、集団、社会、国家いろいろな場で関っています。 形態は別として言葉を通じて、人間が交流する訳です。
 核家族になって、付き合う相手の比重が代わり、交わり方が変わっても、その中立てになるのは、殆ど言語である訳です。 
 人間の交流の仕方が、どう変わっても、ネットや情報を通じた関係であったとしても、良い関係は構築出来るのです。 言葉が単に口から発せられる音でしかなく、文字で表された言語でしかない現代社会に問題があります。 
 ここで問題なのは、言葉は人間の心と心を繋ぐ最善の手段であって、言葉をオモチャのように、口先で使い分け、巧みな言い回しで取り繕ったり、心に無い事を語ることにも慣れてしまっている現代人に問題があるのです。
 こういう言葉というものの大切さも感じない人たちは、ネットを通じようと、直に顔を合わせて会話しようと、心が通ったお付き合いは出来ません。
 日本にも言魂という言葉があるし、キリスト教でも、言葉の大切さをしっかりと教えています。 ところがマスコミやメディア、報道、教育、政治の中で、この言葉をオモチャにしたような表現が多く、口先で言っただけだから責任も感じず、結果、相手がどう感じているかなど、全く考えない人が、これだけ多い事が問題です。

預金引止め作戦。

2010-09-13 14:50:19 | 日記
 将来、受皿会社が出現するから、それまで定期預金は解約しないほうが得である。 盗人猛々しい勝手な言い分である。 預金者を不安な状態に落とし込んでおいて、1000万円超の預金にはペナルティがあり、結果も最低一年以上後。 解約は預金者の選択だから、その場合は、通常通り約定利息から、普通預金への利息移行。 
 全ては、金融側の都合の良い対応ばかり。 この扱いも何から何まで、公平、公正な扱いになっているのか甚だ疑問です。何処かで、抜け駆けがあるんじゃないですか?
 この状況を作ったのは金融機関の責任です。一方的に自分達の都合だけを押し付けるのは異常です。 まして、預金流出を防ぐ為の方策で、都合を押し付ける事には反発すべきです。
 人の好いのにも程があります。 ペイオフの実験台で、預金者の動向が試されているに過ぎません。 金融不安が起きたときに、パニックが起きないような作戦です。

人間の本性

2010-09-13 13:43:14 | 日記
 人間が何かの言動をする時に考える事と、何かをした後に思う事には、複雑な精神事情があります。 そして、そこに働く心理を正確に分析する事は大変難しいことでもあります。
 この度の代表選挙で、つくづく感じるのは、一年生議員などに多いですが、自分の言動に対して、全てを自己責任で考えず、何かの時の逃げ場を考えて、世論や周囲の意見を聞くという言い回しで、自己暗示にかけているような動きであるように感じます。
 人間誰でも、何から何まで自分の責任で物事を進めろと言われれば、脅威にも感じるでしょう。 しかしごんな時にも、正面からぶつかる姿勢を忘れないでいて欲しいと思うのです。 自分で決めたのだという覚悟と信念があれば、間違えたと言う時の対処も堂々と出来ます。 横粂議員のように、世論や周りに気を取られて、自分の動きを決めていたら、人間は何かの時に、精神的に逃げてしまうものです。 無意識の内に人の所為にしたり、運が悪かったと言ってみたりしてしまうものです。
 誰でも、ミスや失敗は、どこかに理由を探したくなるものです。そうなった時に、自分の心理を分析して、堂々と、潔く取るべき責任が取れる人間でありたいと、私は願っています。

仕組まれた経済

2010-09-13 10:51:09 | 日記
 一般的に、資本主義経済といえば、経済の基本には競争があって、需給のバランスで市場が成立っていて、商品の価格も労働者への還元も企業利益も健全に形成されるものだと考えがちです。
 ところが、世界を見ても、日本国内も自然な中で、経済が健全な競争原理の基に営まれているかと言えば、そうではない実態が多く見受けられます。
 良い悪いは別として、いろいろな面で行き過ぎた偏りが出て来ています。 
 例えば、競争原理の基に、商品の値段が市場で決定されているでしょうか? 日本の場合、商品の価格が、収入や所得からの逆計算で仕組まれているケースが沢山あります。 自動車の価格は昭和30年代に、アメリカとの価格差から貿易も考慮されて決定された経緯がありますが、競争原理が全く働かない商品も多いです。 
 建物、特に住宅の価格は、収入や借り入れ返済からの逆算で決まっていますし、薬品で言えば医療費全体や病院経営、本人負担からの逆算です。 
 特に注目すべきは、給与、賃金です。 労働者の権利とか生活状況から逆算された設定で決定されています。 人材派遣やパート扱いに見られる傾向もここから来ています。
 夫婦で精一杯働いて、幾らの収入があれば庶民が辛抱し得るかの逆算です。 日本を牛耳る連中の思惑は、国民総中流時代から、国民が耐え得る限度への移行による逆算です。
 その限界を目指して、突き進んでいます。それがこの20年です。 その結果、思惑通り国民の90%がこの限界まで生活レベルを落としてきています。 豊かな階層は、ほんの僅かな大金持ちと、農家を含めた不動産所有者が数%です。
 日本が目指したものは、この似非民主主義、似非資本主義であったのでしょうか?
 平等なチャンスと努力に対する正当な評価が得られる、真の民主主義に向かって行って欲しいものです。ズルくて姑息な人間が甘い汁を吸う時代はもう、要りません。

犯罪の刑罰

2010-09-13 08:19:48 | 日記
 時代によっても、国によっても、刑罰については相当の違いがあります。 宗教的な考え方や歴史の流れによって変遷してきた法律や法解釈ですから違いがあって当然でしょう。
 問題は、何が適正であるかと言う判断と実効力です。
 現在の日本の裁判は、過去の判例を根拠に決定するケースが大半です。しかも、判決を見るに、その犯罪に対する刑罰では、どちらかと言うと軽い判決に偏る傾向が強いのです。
 犯罪の種類や状況から、下される刑罰には勿論、幅があるでしょう。 それは当然の事ですが、最近の判決には強く現れている風潮があります。 それは、人間の弱さに起因する自己妥協です。
 ずっと以前、指摘されてきた未必の故意という判断が、ほとんどな為されなくなったのが如実に物語っています。 最近の過失致死とか反故責任者遺棄致死という表現で、消極的な故意を否定する傾向は、結果的に刑罰を軽くしてしまうものです。
 裁判は、どんな時代も適正かつ平等な判断に依るべきです。 過剰に私的な観念を入れてもいけませんし、現在の日本のように、余りにも犯罪に対して偏った判決の傾向は、世相を悪化させてしまいます。
 政治や社会的責任の重い者の犯罪。 薬物に関する犯罪。 メディア、芸能界の犯罪。こういったものが特に目に付く、軽く扱われ過ぎている犯罪と言えるでしょう。 

菅支持者達の空論

2010-09-13 07:48:14 | 日記
 菅支持者達が言うクリーンとか総理が変わる事への危惧と言うのは、全て似非思想なのです。自分に思想、信念が無く人の意見や世論に流されて政治を行おうとするのは、かつての自民政治と同じです。
 素人、玄人と区別する訳ではありませんが、大衆並みの知識、認識で議員は務めて欲しくないのです。 政治は現実です。 夢や理想で社会は変わりません。
 一番大きかったメディアの誘導放映ですが、これも選択の内でしょう。 ただ言える事は、すべて自己責任です。 再び、政府が悪いの、政治が悪いのとグチや鬱憤の気晴らしに逃げ込んで欲しくありません。
 普天間も議会も予算も流れは大きく変わらないと言う覚悟が出来ていなければ菅さんを選択してはいけないのです。 小沢さんが最善とは言いません。 
 財界や特権階級に縋り、大衆に迎合するだけの菅さんでは、政治も社会も変わらないのです。