hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

為替介入

2010-09-29 11:19:32 | 日記
 再び、介入するのはいつなのか? 世界の流れは今も円高基調です。 協調介入が難しい時期の操作には、当然慎重です。 介入して、失敗すれば当然、国と言えども損をするのです。 その意味で本当に介入を考えなければならない時期まで来ていないという事です。
 実際に、放置出来ない水準は多分、75円位の水準でしょう。 その段階で、ドル買い介入なら、損は出ないと考えていますし、その時期にならないと関係者にもメリットが出ないのです。
 介入は絶えず、予想を裏切ります。 そうでないと効果も薄いし、メリットも少ないからです。 いつの時代も、影で動く闇の資金が存在するのです。 
 考える事は、誰も同じです。 一番効果の上がる時期に介入して、資金調達するのです。政治資金を集める事が極めて難しくなった今、闇にまぎれて調達するしか資金は集められません。 それも政治の実態です。 

拝啓櫻井よしこ殿

2010-09-29 10:33:57 | 日記
 週刊ポストの記事で、相変わらず偏った持論を述べていられますが、一般庶民や、沖縄住民の感覚とは相当にズレていますね。 敢えて、沖縄に住まわれている人を県民と言わずに住民と記しておきます。
 中国に対して、一歩も譲らず強行姿勢を貫けと仰っていますが、すでに船長は釈放され、中国との関係は、悪化した現状です。 世の中、あんたの様に、御託を並べて飯が食える人とは違うんです。
 日中が国交回復した段階で、曖昧にしておく事が最善とされた領土問題は、十数年前に日本の固有の領土である事を明確にして置くべきであったのです。
 領土問題は存在せずの一点張りが通用しなくなりつつある今、門前払いばかりで押し通そうとする日本側にも問題があります。 本来、国力が落ちかけた現状では、対抗仕切れません。 
 あんたが仰るには、ここで譲れば、中国は沖縄まで奪いに来る。 当然でしょう。 日本国民は沖縄返還時やそれ以降、沖縄に対して何をしてきましたか?
 先々、沖縄住民が日本に見切りを付けて、中国か、台湾を選択する時期が来るかもしれません。 その段階で、沖縄住民が、日本である事を選択してくれるような日本という国家が成り立っているかどうかに依るのです。
 現在のような都合の悪い事は沖縄に押し付けて、エゴに塗れた日本国民の状態で、沖縄に対して日本国民であれという、あんた達の感覚が異常なのです。
 日本固有の領土であるという主張はすべて、1895年の領土宣言を前提にしています。その時点で、将来、誰にも指を刺されない万全の対応がなされていたかは、甚だ疑問です。
 万全が期されていたのなら、互いに主張をぶっつけ合って対峙すれば良いのです。どちらも、固有の領土であると主張して、都合の良い資料だけを提示し合っていれば、今後も絶えず衝突するだけです。 まして、力関係は逆転して、日本の立場は弱くなるばかりです。
 今回、一旦緩んで見せているのは、中国は日本の国力が落ちるのを待っていれば、日本が引き下がらざるを得ない時が来る事を知っているからです。 
 あんたのように強気一辺倒で貫ける時代ではないのです。あんたの言い方は誠に、沖縄の人達に失礼だと思いませんか? 沖縄人の総意が最優先されるのです。普天間についても、本土のエゴイストが跡地の利権を狙って、甘い汁を吸おうと画策しています。
 その意味では、沖縄の住民にも自立意識を確立させて、沖縄自身で沖縄の将来を考える力を付けて欲しいですね。