晴れ。宿泊したホテルの16階から、桜島がどーんと間近に見えました。太陽が登る時刻と重なり、山の端からダイアモンドのように輝きを放っていて、ドラマチックでした。
晴れ。宿泊したホテルの16階から、桜島がどーんと間近に見えました。太陽が登る時刻と重なり、山の端からダイアモンドのように輝きを放っていて、ドラマチックでした。
晴れ。最低気温-13.3℃、最高気温-1.7℃。
先日のバスツアーでは小樽運河ナイトクルージングの後、小樽市内の田中酒造店へ立ち寄りました。
店内では、紙コップに入った甘酒がふるまわれました。
また、500円で空くじなしのガラポンのくじ引きがあり、
最下位の4等でさえ、甘酒一瓶(500mmほど)と甘納豆のセットなのだとか、
前のツアーでは1等が3組ほどいたとの添乗員さんの言葉があり、
めずらしく、家人がやってみるというので、わたくしも挑戦?することにしました。
結果は二人とも3位で、景品はこちらです。
バスで隣になった広島から来たご夫婦は特等で、一升瓶入りの高級酒を当てていました。
この奥さんとは渋滞の時にわずかに言葉を交わしただけだったのですが、別れ際には手と手を握って「お元気で」と声を掛け合ったりもしたのでした。
振り返ってみれば、日常生活にはないできごとに出合えた刺激的なバスツアーだったといえます。
晴れ時々雪。最低気温-17.3℃、最高気温-6.4℃。
バスツアーの後編は、今年で40周年を迎えるという支笏湖氷濤まつりです。
〈苔の洞門〉
会場内には支笏湖の湖水をスプリンクラーで吹き付け凍らせた、大小さまざまな氷のオブジェが配されていました。
昼は支笏湖ブルーと呼ばれるナチュラルブルーに輝くそうですが、
この度は夜の部だったので、氷のオブジェは色とりどりのライトに照らされて、華やいでいました。
この支笏湖氷濤まつりは、今や、国内のみならず、海外からも26万人以上が訪れる冬の人気イベントとなっていると阪神交通社のチラシにありました。
🍁 🍁 🍁
ナチュラルブルーの氷のオブジェも魅力的かと思いつつ、会場を後にしました。
それにしても、厳しい寒さを逆手にとって、湖水の水で造形し、夜はライトで彩りを加えるなどの工夫を重ね続けてきたことに、
どこまでも逞しい、強靭な精神力を感じたりもしたのでした。
雪。最低気温-18.4℃、最高気温-7.7 ℃。
小樽運河 15:10 浅草橋から望む
昨日は午後から阪急交通社企画のバスツアーに家人と参加しました。
タイトル通りの時系列で最初は札幌駅北口から小樽へ。44名の参加で、バスは満席状態でした。近くにあっていつでも体験できるようで、できないと思い参加した小樽運河ナイトクルーズ。
17時からの乗船予定で、15時に小樽入りしたツアー一行は、16時半までは自由散策となり、
家人と私は小樽芸術の村の一画をなす似鳥美術館へ立ち寄りました。
2017年9月1日にグランドオープンしたこの美術館の建物は、かつて小林多喜二が勤めていた旧北海道拓殖銀行小樽支店とのこと。
1923(大正12)年に建造され、鉄筋コンクリート、地上4階、地下1階建てとなっています。
1991(平成3)年10月4日には小樽市の指定歴史的建造物に登録。
重厚な造りは、当時の面影を今に伝え、ロマンをかき立てる小樽の街並みを骨太にしていると感じました。
何気なく入った美術館でしたが、建物の歴史と構造に匹敵するほどに中身が充実していたのには正直、驚かされました。
4階は東山魁夷、平山郁夫、横山大観他、3階は岸田劉生をはじめとする日本画及びユトリロなど海外の洋画、2階は高村光雲とその弟子たちの木彫、地下にはアールヌーヴォ・アールデコグラスギャラリーと貴重な作品が勢ぞろいでした。
もう少し、ゆっくり眺めていたかったのですが、集合時刻が迫っていたので最後の方は駆け足で眺めることになってしまいました。
〈車窓から望む小樽市街〉
そして、このツアーの前半の目玉となる、小樽運河ナイトクルーズへ向かいました。
小樽運河の水面に揺れる「浮き玉キャンドル」に灯がともされ、街並みのガス灯がオレンジ色の光を放ち始める頃、乗船しました。
(*ガス灯は今もガスを使用しているとのことです。)
小樽運河 16:54 乗船後の出発寸前 中央橋付近から浅草橋を望む
座席は床暖房で、ひざ掛けも用意されていました。風よけに透明なシートで屋根と床から1メートル余りを覆っていたので、寒さはなんとかしのげました。(寒いかどうかは個人差があります。)
クルージング開始とともに、運河沿いの建物や市の歴史などを解説するアナウンスが流れました。ただ、景色を眺めることができるのは運河に面した側と前方・後方の限られた席かなと思われます。約40分間のクルージングでしたが、内側の席だったのと、カメラワークの不備もあり、船から見た小樽運河沿いの写真撮影は望めませんでした。
🍁 🍁 🍁
昨日は次の観光先の支笏湖付近で渋滞に遭遇し、氷濤まつり会場への予定到着時刻が1時間あまり遅れました。
そのために帰宅時刻も本日間際にずれ込み、スマホもダウンして、車中からの更新もならず、本日に持ち込む形になりました。
ということで、続きは後程また。
先日、平取に出かけた帰りに旧穂別町(現鵡川町)の旧とみうち駅構内に作られた、宮沢賢治さん設計の花壇「涙ぐむ眼」を見てきました。
「涙ぐむ眼」とは、なんと情感あふれる名前でしょう。いったい、どういう思いでこの花壇を設計したのだろうと謎は膨らむばかりです。
駅の跡地にはこの花壇の他に銀河へ向かって飛び立つように空中で切れている線路など、賢治ワールドを彷彿とさせる鉄道用品や建物などがありました。まさに「北のイーハトーブ」です。
「ほべつ銀河鉄道の里づくり委員会」の皆様の尽力のたまものでしょう。これらの活動が高い評価を得て、平成5年に花巻市からイーハトーブ賞、平成11年に自治大臣賞を受賞されています。
今日は『涙ぐむ眼』を中心にまとめてみました。
『宮沢賢治全集10』(ちくま文庫)P411より
旧とみうち駅構内の看板より一部を抜粋
雨時々曇り時々晴れ。最低気温4.4℃、最高気温11.5℃。
目まぐるしく変わる天候となりました。
昨年のブログをみると、後志管内の神仙沼へ出かけていたようで、澄んだ空を映す神仙沼や一帯の美しさが蘇りました。一年とは早いものです。写真のサイズを少し大きくしたり、昨年載せなかった写真を加えたりしながら、厳寒の季節を前にした広大な自然のきりりと引き締まった姿を心に刻みました。
〈昨年のブログから〉
後志管内共和町の神仙沼へ出かけました。神仙沼は標高750mにある高層湿原で、以前訪れた八月中旬には曇っていて、茫洋とした異空間となっていました。小樽までは高速道路を使い、さらに余市町を経由して共和町へ向かいました。そこから、66号線沿いの「ケンブリッジ」という貴族の館を思わせる瀟洒なレストランでランチを取った後、神仙沼へ向かいました。
良く晴れた秋の日、神仙沼は青空を映して神秘的な佇まいを見せていました。また、付近の湿原一帯には大小の池沼と「草紅葉」が柔かな独自の風景を形作り、針葉樹やごつごつした山々を背景にして表情豊かな秋が演出されていました。
《神仙沼》
《神仙沼付近の湿原には大小の池沼と秋紅葉が美しい》
《66号線沿いのティールーム「ケンブリッジ」》
《ティールーム「ケンブリッジ」館内》
《ピザトーストと紅茶のランチ》