透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

野幌森林公園と新北のうた暦と

2024-12-02 15:44:11 | 日記

晴れ。最低気温-4.6℃、最高気温5.8℃。

午後から野幌森林公園へ。

日が差さない間の公園はうつむき加減の人をみているような感じです。

でも、日が差した瞬間、パっと明るくなったのでした。

太陽の力は古(いにしえ)から今に至っても変わらなく大きなものです。

これから、太陽の力が弱まっていく日々となり、大地は冷やされていき、根雪となります。

それが、明日ならば、今日のこの風景が晩秋の見納めかと。

「死ぬ」と「亡くなる」の使い分けが報道用語では為されているとのこと。

それを踏まえて掲句を読むと、愛犬に対する作者の気持ちの深さが伝わってくる気がします。

犬はペットとして飼われ、長く傍らで過ごすうちにペット以上の情を飼い主に抱かせるのだろうと思いました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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北海道立図書館と新北のうた暦と

2024-12-01 20:22:57 | 日記

晴れ。最低気温-0.5℃、最高気温4.3℃。

長寿命化工事が終わり、今日から開館となった北海道立図書館へ。

しばらくぶりの開館でしたが、混みあっていることもなく静かな図書館です。

2024年5月14日から11月30日まで長寿命化工事のため一部サービスが制限されていました。

2階では「しばれる北海道~冬をのりきる~」の展示コーナーが開催されています。

カッヘルストーブの設計図や江別屯田兵屋に備え付けられたストーブの設計図がありものすごく興味深かったです。

前者は安政3年、後者は「開拓使公文録 本庁伺 明治十年」の記載が見えます。

気温が氷点下二けたになる北海道の冬を過ごすために、ストーブの設置を促したのはホーレス・ケプロンだったようです。江別の屯田兵屋はストーブ備え付きだったと知り、少しホッとしました。

コーヒーは江戸時代には、「寒気を防ぎ、湿邪を払う」薬として飲まれたようです。なるほど、お茶と同じく煎じて飲む淹れ方をしているなと思いました。

函館奉行所の運上所に防寒用の熊皮を置いてほしいと勤務職員が願い出て、奉行所が許可したという文書もあり、幕末の頃に熊皮が重宝されていたことが伺えます。

熊は毛皮や熊の胆などを提供してくれていたのだなと。

館内北方資料室では禁帯出の「ゴールデンカムイ」の1冊目を読んできました。

読み返そうと思っているところです。

やはり、本という時空間を超えられる資料がある図書館は素晴らしい所、「まほろば」なのだと思いました。

そして、今日から師走。

新北のうた暦の掲句は解説により深く味わうことができました。

さて、師走風は追い風になるやら、向かい風になるやら様々でしょうが、一日一日、一歩一歩です。

 

それでは今日はこの辺で。

明日からの毎日が皆様にとって良い事で満たされますように・・・・。

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