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札幌プリンスホテル(国際館パミュール)にて、13:00から15:00の予定で第3回北海道教育大学「演劇的手法による教師教育プログラム開発」シンポジウムが開催された。
二部構成になっており、第一部は倉本聰氏による講演「教師に求めるもの―想像力の構成と他人への感情移入」、第二部は倉本聰と4教員養成大学長が語る「教師と演劇」だった。倉本聰氏、4名の学長さんたちが、本音を交えてストレートに語っておられた。最近は、虚偽に満ちた言説ばかりがはびこって、耳に栓をしたくなることが度々だった。今日の講演は時にユーモアで会場を笑いに包みながら、教育の根源に迫ろうとする内容だったと思う。公共の場で、本音を交えて話すことができるひと時がこのように成り立つことに幾分ホッともした。
薬よりも脳をすっきりさせるのに効き目のありそうな講演会だった。それは、壇上の方々のインテリジェンスの高さによるもので、皆さんの薫陶を私は受けたからなのかもしれない。メモを取りながら聞いたので、内容にも触れたいのだが、長くなるのでそのうちまた書きたいと思う。
《倉本聰氏》
《本間謙二氏 北海道教育大学長》 《長尾彰大氏 大阪大学長》
《村松泰子氏 東京学芸大学長》 《松田正久氏 愛知教育大学長》