晴れ。最低気温4.4℃、最高気温21.1℃。
この地では、最低気温4.4℃と九月に入って一番の冷え込みとなりました。
昨日は旭岳で初冠雪となり、冬が忍び足でやってきているのを感じます。
夕方、野幌森林公園ふれあいコースへ出かけ、九月最後の夕日を見送ってきました。
明日から始まる十月が、皆さまにとっても良いことがたくさんある月になりますように・・・・。
17:23
17:24
17:25
17:26
北海道新聞本日付日刊紙
晴れ。最低気温4.4℃、最高気温21.1℃。
この地では、最低気温4.4℃と九月に入って一番の冷え込みとなりました。
昨日は旭岳で初冠雪となり、冬が忍び足でやってきているのを感じます。
夕方、野幌森林公園ふれあいコースへ出かけ、九月最後の夕日を見送ってきました。
明日から始まる十月が、皆さまにとっても良いことがたくさんある月になりますように・・・・。
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北海道新聞本日付日刊紙
曇りのち晴れ時々雨。最低気温11.7℃、最高気温20.2℃。
家人が友人たちと島根旅行へ出かけたお土産にと買ってきてくれたスィーツです。
このお菓子「若草」の名の由来が、箱の蓋の裏側に詳しく記されていました。
松江藩7代目の城主松平治郷は産業、治水林産に尽力された名君であると共に茶道不昧流の始祖でもあったそうです。
不昧公とも呼ばれたこのお殿様が、茶事に用いた菓子はたくさんあったそうで、それらは「茶事十二ヶ月」に記録されているようです。
特に「若草」は1月から4月までの春のお茶席に好んで用いられたということで、この名は藩主がよんだ次の歌に由来するということです。
曇るぞよ 雨ふらぬうちに
摘てこむ
栂尾山の 春の若草
ウグイス色の皮に包まれた求肥の柔らかい口当たりや感触が春のもえる新緑を連想されるとも書いてありました。
このお菓子が当地の歴史を静かに物語っているわけで、これはお土産の持つ力の一つかしらと思いました。
不昧を広辞苑で調べたところ、「①(知性などが)くらくないこと。明らかであること。②(邪悪・邪心に)くらまされないこと。」とありました。
語学の勉強にもなるのですね。これはお土産の持つ力の二つ目でしょうか。
箱のデザイン、文字のデザイン、色合いなども工夫されていて、良いですね。三つ目!以上!
曇り時々雨。最低気温16.2℃、最高気温22.7℃。
今日は雨が降ったり止んだりの落ち着かない天候でした。これからは、一雨ごとに秋が深まっていくことでしょう。
庭のコスモスが美しくなってきているのですが、二・三本がまだ蕾のままです。
しっかり根を伸ばし、背伸びして、たくさんの花を咲かせようとしているようなのですが、霜が降る前に咲くのだろうかと正直、心配です。
もう、頑張らなくていいから、そろそろこの辺りでいいんじゃないかな・・・と、余計なことを言ってしまいそうになります。
与えられたその場で、力いっぱい花を咲かせようとしているコスモスたちなのにです。
黙って、しっかり見守ってあげられるような、そういう者にいつになったらなれるのでしょうね、ワタクシは。
本日は9月25日にさかのぼって、野幌森林公園ふれあいコースの美しい秋の夕暮れをアップします。
17:33
17:34
17:34
晴れ。最低気温9.9℃、最高気温24.2℃。
札幌三越10階で開かれている「ピーターラビットの世界展」へ出かけてきました。
ビアトリクス・ポター生誕150周年を記念してのこの度の展覧会は札幌を皮切りに全国へ展開されるとのことです。
会場内にはピーターラビットの初版本などが、展示されていました。
1866年7月、ロンドンで生まれたビアトリクス・ポター。
今から150年前の1866年は日本ではまだ江戸時代ですね。
上位中産階級という高貴な家庭に生まれ育った彼女ですが、菌類に関する素晴らしい研究をされたのにもかかわらず、女性ということで、学会に所属することが認められず、公に発表の機会を与えられなかったという経験をしています。先進国のイメージがある英国ですが、女性の地位が低かったことに違和感を覚えたことを思い出しました。
逆に絵を描くことについては、高貴な家庭の女子としては身につけていることが望まれる技能だったようで、こちらの分野で天性の才能を全面開花できて、本当に良かったなと思います。
彼女の人生後半は湖水地方の農場を取り仕切ることにその情熱を注いだようで、晩年はこの地で幾歳月もを過ごしたかのような農婦の風貌となっていたとの解説が写真とともに掲示されていました。
何かに夢中になると一心に取り組む姿は、おそらく彼女の人生のどこを切り取っても、金太郎飴のように変わらないのだろうと思います。
彼女の作品にも、生き方そのものにも強く惹かれる気持ちは今も変わらず、できれば、湖水地方に行ってみたいものだと、また、また、思った次第です。
エントランス付近
会場内にセットされた ピーターラビットのミニチュア
晴れ。最低気温13.5℃、最高気温24.3℃。
昨夕、中学時代のクラス会がありました。
ススキノのスズランビル地下一階「なかなか」にて、9名の参加でした。
卯原内中学校卒業の皆さんとは約5年前のクラス会で会った方の他に卒業以来という方も2名おられ、お互いに誰なのか分からないカオス状態?から始まったことも楽しく思い出されます。
田舎町の小さな中学校でしたが、それでも1学年2クラスあった時代でした。
今となっては懐かしいことばかりで・・・・。
風格の上がった男子陣、人格に磨きをかけた女子陣(わたくし以外の)、皆さん、それぞれの分野のエキスパートだなーと確信しながらの帰り途でした。
お料理も、美味しく、盛り付けの妙を味わえる素敵な和食処でした。
声をかけてくださったNちゃん、会場をセットしてくださったU君、ありがとうございました。
この後のお料理は話が盛り上がり、写している場合ではなくなりましたので、
お品書きからご想像くださいね。
曇りのち晴れ。最低金14.6℃、最高気温24.9℃。
久しぶりに、頬がゆるむニュースが飛び込んできました。イグ・ノーベル賞受賞の報です。
ユーモラスに思える研究ですが、実は哲学的なまなざしも感じられるところに注目してしまいました。
賢治さんを思う日が多くなる9月ですが、この賞の性格は賢治さんが好きになりそうな気がしてなりません・・・・。
井上ひさし氏が、劇団「こまつ座」の雑誌「the座」(初出1989年9月 14号)に書いた言葉とも通底するように思いました。
「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでゆかいに」
自由度の高さが研究の幅を広げ、それに見合う経済的なバックアップが深く真実を掘り下げる際に必要だろうと思います。
生きることが楽しく、有意義に感じられる世であるために、遠回りでも、すぐ実用に結びつかない研究の後押しができる環境であってほしいと市井の一人である私は思いました。
そういう意味でも、イグ・ノーベル賞はいつまでもあってほしいし、日本人の受賞者がこれからも輩出されることを願います。
北海道新聞本日付日刊紙「卓上四季」
以下、昨夕の民放テレビからの画像です。
「イグ・ノーベル賞」についてウキペディアから引用。
イグノーベル賞(イグノーベルしょう、英: Ig Nobel Prize)は、1991年に創設された「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられるノーベル賞のパロディーである。
ー中略ー
イグノーベル賞を企画運営するのは、サイエンス・ユーモア雑誌『風変わりな研究の年報』と、その編集者であるマーク・エイブラハムズである。共同スポンサーは、ハーバード・コンピューター協会、ハーバード・ラドクリフSF協会など。
毎年10月、「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」や風変わりな研究、社会的事件などを起こした10の個人やグループに対し、時には笑いと賞賛を、時には皮肉を込めて授与される。このようにインパクトのある斬新な方法によって、一般の人々に科学の面白さを伝えたいといった狙いもある。
雨。最低気温13.3℃、最高気温17.6℃。
賢治さんは先見の明があると、様々な分野の専門家の方がおっしゃっています。先日は火山関連の専門家の方からお話しを伺ってきました。
今日は、専門家ではない私が新聞記事を見て賢治さんの先見性を感じたのでした。
賢治さんの『フランドン農学校の豚』という作品を思い浮かべてのことです。
この作品では豚が人格(豚挌?)をわずかながら与えられている風で、心の内が言葉で綴られています。
また、「家畜撲殺同意調印法」というものが国王から発令され、家畜を殺そうとするものは、その家畜から死亡承諾書を受け取ること、その承諾書には家畜の調印が必要だとの布告内容になっています。
この作品では、家畜として殺される豚が心情を語るシーンが続きます。賢治さんが人間の側からだけではなく、飼育される豚の身になって考えての言葉かと思われます。
ベジタリアンに移行していく賢治さんとしては、最終的には手にかけなけらばならない家畜であっても、せめて、飼育期間にはできるだけきちんと扱ってほしいとの思いがあったのではないかと私は感じました。
ですから、こうした取り組みが広がることを賢治さんは当時から望んでいたのではないかと思った次第です。
北海道新聞2016年9月23日・日刊紙
晴れ。最低気温8.0℃、最高気温21.3℃。
今日は賢治さんの命日です。花巻市では恒例となっている賢治祭が行われていることでしょう。
午後6時頃、野幌森林公園ふれあいコースへ出かけてきました。いつのまにか暗くなるのが早くなっているのに驚いてしまいました。
辺りは夕闇に包まれ、影絵を思わせる風景が広がっていました。
賢治さんはこういう風景も好きなのではないかと思い、賢治さんを偲びつつ、ここに数葉をアップすることにしました。
晴れ時々曇り。最低気温4.9℃、最高気温21.1℃。
最低気温が一桁、しかも5℃を下回り、冷え込んだ朝を迎えました。
上空に10月中旬並みの寒気が入り込んだため全道的に冷えたようで、上川管内町ぬかびら温泉郷で1.7℃、上川管内上川町で2.0℃など各地で十月上旬から中旬並みの寒さとなったと北海道新聞本日付夕刊は伝えていました。
いよいよ冬・・・・の前の秋へ季節が加速してきました。甘い顔から徐々に厳しい表情を見せていく自然。
なんだか世の中も・・・・・。
野幌森林公園ふれあいコース
野幌森林公園ふれあいコース
野幌森林公園中央線
野幌森林公園大沢口
野幌森林公園 16:56
北海道新聞2016年9月20日夕刊
晴れ時々雨。最低気温9.0℃、最高気温19.6℃。
昨日、今日と最高気温が20℃を下回りました。朝晩、ストーブをつけて過ごすことになり、季節が進んでいるのを感じないわけにはいきません。
このような秋めく日に、賢治さんの実弟・清六さんのお孫さんであり、岩手県花巻市で賢治の書籍やグッズなどを販売する「林風舎」のオーナーを務めておられる・宮沢和樹氏の講演を聴きに家人と北海道立文学館へ行って参りました。
祖父の清六さんから聞いた賢治さんの人柄や功績、エピソードなどを話してくださり、予定していた約1時間はあっという間でした。
賢治さんの作品を花巻大空襲の中で死守?したのが清六さんで、蔵や防空壕の火の手を防ぐために、そこに保管してあったみそやしょうゆを隙間に刷り込んで凌いだなどのエピソードもうかがうことができました。
その防空壕を掘るように勧めたのが、当時、宮沢家に身を寄せていた高村光太郎(呼び捨てで何ですが)だったそうで、そのアドバイスを聞き入れて具体的に動いたのが清六氏だったようです。
賢治さんより表にでることを良しとしなかった清六さんの活動が一貫して抑制されたものだったことについても話されていました。
一方で、祖父は、良きプロデューサーであった、とも語っておられたのが印象的です。和樹氏が祖父の清六氏をリスペクトしていることが伝わってきました。これは親族だからというのではなく、清六氏を知る人の多くが口にしていることのようですが・・・。
たくさんの作品を生み出した賢治さん、その作品を私たちが手に取ることができるは、当たり前のことではなく、多くの方々の尽力によるものだったことに気付かせてもくれた講演でした。
北海道立文学館 地下1階講堂
曇り時々雨。最低気温10.7℃、最高気温18.3℃。
札幌の北海道立文学館では昨日から賢治生誕120年を記念するイベントが始まりました。
童話「グスコーブドリの伝記」を中心に、作品の原稿や資料などから、農民救済という賢治の願いを読みとく特別展「2016年の宮沢賢治―科学と祈りのこころ」で、9月17日(土)~11月16日(水)まで、北海道立文学館特別展示室(中島公園内)で開催とのことです。
昨日、さっそく、文学館へ足を運び、特別展を見学し、その後、14時から15時半まで、岡田弘(ひろむ)氏の講演に耳を傾けてまいりました。
地球科学者で北大名誉教授の岡田弘氏の専門は、火山物理学、火山噴火予知、火山災害で、現在、NPO環境防災機構理事とのことです。
北海道の有珠山の噴火を予見し、迅速かつ的確に火山に対処したおかげで、周辺地域の被害を最小にし、犠牲者を1人も出さずに済んだという、まさにブドリたちの行動を地で行った方だそうです。
岡田氏は賢治がこの作品の中で実現しようとした試みが現代においても、有効な面があることや、ヒントとなった事柄についてのいくつかを解明してくださいました。
また、クーボー博士のモデルやブドリのように火山に関係する中で命を落とされた方々の名を具体的に挙げられてその活動を話されていました。
専門分野でのお話しとしては、火山の予知は地道な地震の計測などで、ある程度「できる」ということを話されていたのが、私には意外でした。火山の噴火などは人知の知りえることではないと思っていたからです。でも、過去の様々なデーターを示して話されていた内容から、ある程度はできるのかなと納得させられました。
また、データーの数値を情報としてただ伝えるだけではなく、そのデーターを基に話し合える環境を作ることが、硬直化せずに、現場を救うことにつながっていくという考えを述べられていました。
賢治の思いはまさにこういうことだったのではないかと私には思えたのでした。
北海道立文学館を擁する中島公園
北海道立文学館
北海道立文学館
北海道立文学館講堂(地下1階)
晴れ。最低気温14.7℃、最高気温20.8℃。
月齢15.7の月が雲間から顔を見せてくれました。
中秋の名月と謳われた過去(といっても二日前ですが)をもつ、今日の月です。
空の上から何を思って、地上の世界を見つめているのでしょうか。
2016年9月17日、20時40分撮影
曇りのち晴れ。最低気温13.1℃、最高気温25.3℃。
野幌森林公園ふれあいコースを散歩してきました。セイタカアワダチソウやノギク、ススキが秋の光を浴びて生気を放っていました。
昨夜、月を見ながら夜更かしした後遺症か、今日は一日中生欠伸がとまりませんでした。
太陽とも月とも仲良くするのは、難しいことですね。