透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

夏期活動終了日の北海道開拓の村の風景

2019-10-31 22:28:47 | 日記

曇り時々晴れ時々雨。最低気温3.0℃、最高気温16.0℃。

旧札幌停車場 8:42

旧開拓使札幌本庁舎 8:45

旧秋山家漁家住宅 10:16

旧開拓使札幌本庁舎16:35

旧札幌停車場から市街地群を望む16:35

市街地群16:36

旧開拓使札幌本庁舎16:36

今日が開拓の村ボランティア木曜班の夏期活動最終日です。

担当の青山家に習い事の先生が顔を見せてくれました。その後、4人のマレーシアから来られた女性の方々と片言でコミュニケーションを。帰りに握手を求められました。ユーラシアから見えた若いご夫婦は7歳の男の子と1歳の女の子連れ。この1歳の女の子が声とかけると笑顔を見せてくれるなど嬉しいことが舞い込む日となりました。

活動終了はいつもより30分早めとなり、ささやかな茶話会で閉めくくられました。

4月の夏期活動開始日から約7か月間。日没後の空を眺めながらゆるやかな開拓の村の坂を下り、駐車場へ向かいました。

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札幌大通り公園へ

2019-10-30 20:45:11 | 日記

曇り時々晴れ時々雨。最低気温6.5℃、最高気温13.8℃。

大通西2丁目にある 「花の母子像」は山内壮夫(やまうちたけお)の作。碑文には以下の文章が綴られていました。

花冠をつけた母親が膝に乗せた幼子と手を取り合っています。子供の手に握られているのは札幌の木であるライラックの花房。台座の碑文に「愛」とあるように、初めは「愛の母子像」と呼ばれていましたが、いつの頃からか「花の母子像」と呼ばれるようになりました。札幌のデパート丸井今井が創業100年記念に寄贈しました。 

 

穏やかな雰囲気の像に足が止まりました。「花の母子像」のタイトルにも惹かれました。

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「有島武郎の足跡を札幌にたどる」へ

2019-10-30 00:01:11 | 日記

晴れ時々雨。最低気温1.6℃、最高気温18.2℃。

北海道開拓の村では52件の建物を対象に村人登録制度を実施しています。

それぞれの建物に登録することで開拓の村の住人となることになります。それは誰でも登録できるものでもあります。

本日は旧有島家住宅に住民登録している皆さんを含めた総勢7名で札幌の地に残る有島武郎の足跡をたどってきました。

写真は北海道開拓の村に移築復元されている旧有島家住宅があったところ。白石区菊水1条1丁目で、この辺り一帯は当時リンゴ畑だったそうです。

夕方になってもこの時期としては暖かく、皆さんと和気あいあいの散策は楽しく充実したものになりました。企画、実行してくださった開拓の村の学芸員さんには心より感謝しています。

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「平岡樹芸センターみどりーむ」へ

2019-10-28 22:05:59 | 日記

晴れ。最低気温1.8℃、最高気温15.0℃。

ノムラモミジ

ヤマモミジ

我家から約10㎞の平岡樹芸センターへ出かけてきました。コンパクトな形で紅葉が楽しめるスポットかと思います。

駐車場や遊歩道が整備されていることもあってか、車椅子の方や高齢の方が杖をついて秋のひとときを楽しんでいらっしゃいました。

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札幌大通公園と北菓楼

2019-10-27 20:15:50 | 日記

曇りのち晴れ。最低気温8.1℃、最高気温14.9℃。

久しぶりの大通公園へ。32℃をマークした7月30日以来です。ボランティア木曜班の皆さんと研修の後はおいしいビールで乾杯。「ビールは暑いうちに飲め」(鉄は熱いうちに打て)が木曜班の格言になりそう・・・。

すっかり紅葉した公園の樹々に秋の訪れをしみじみ感じました。

鳩かと思うほどに人なつっこいカラス。鳩に人と生きるコツか何かを学んだのでしょうか。

北菓楼札幌本館二階に設けられたカフェ。天井までの本棚と白いグランドピアノがおしゃれでした。頂いたのは和風キノコスパゲティ。美味しかったです。

所用を終え、久しぶりに札幌の街を独りでぶらぶらしてきました。

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「ニシン場から始まる北海道のお酒の話」の講演会へ

2019-10-26 22:08:39 | 日記

曇り時々雨。最低気温8.0℃、最高気温15.6℃。

 北海道開拓の村で開催中の「北海道と米」というタイトルの特別展に因み、先週から特別展関連講座が開かれています。今日はその3回目。

講師は一般財団法人北海道歴史文化財団事業本部長・野外博物館北海道開拓の村館長の中島宏一氏。

13時半から15時までの1時間半のお話でした。

興味深かったのは北海道では本州とは異なるお酒造りの形をとることになったというもの。本州では米と水があるところに発した酒造ですが、道内ではまだ米作地帯といえるほどに稲作が発達していなかったので、当初から産業として意図的に試みられたということかと。

耳よりの話を多く伺うことができた本日の講演でした。

それらをすべて取り上げることができないのが残念です。

最終章「北の大地北海道は、醸造酒と蒸留酒製造の歴史を刻む」には麦酒とワインの醸造が官業から始まった北海道のアルコール産業史が簡潔にまとめられています。

そして、この章は「北海道は、チャレンジとフロンティアスピリッツで人々に愛される酒を今後も開発、育み続けていく。」と結ばれていました。

 

秋の夜長にお酒の話を伺ったこともあり、麦酒とお酒を少し頂きながらこのブログを書いています。

そうそう、お酒好きといわれている若山牧水の「白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけれ」を思い浮かべつつ・・・・・。

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錦秋の野幌森林公園

2019-10-25 20:13:28 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温6.3℃、最高気温14.3℃。

いつもより明るい色合いに染まった森林公園。今日はふれあいコースからエゾユズリハコース、大沢コースを歩いてきました。

錦秋に包まれた木々の華やかさは冬を前にした宴の舞台のよう。

その舞台に風が吹いているわけでもないのに、はらはらと落ち葉が舞っていました。ひらりと木の葉が命を散らすその瞬間までも美しく仕立て上げる自然の采配。

そうして降り積もった様々な形の落ち葉で、遊歩道は靴底が沈みそうになるほどふかふかになっていました。

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美しい紅葉に染まる北海道開拓の村へ

2019-10-24 21:43:22 | 日記

晴れ。最低気温4.0℃、最高気温16.1℃。

今年の紅葉は例年より美しいと来村者の方数名がおっしゃっていました。

今日の村はこの季節としては暖かく、気持ちのよい秋晴れ。

穏やかに流れる時間に浸り、無事にミッションを終えて我家にもどりました。

因みに、本日のミッションは旧来正旅館。

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野幌森林公園・紅葉進む

2019-10-23 18:59:33 | 日記

晴れ。最低気温3.3℃、最高気温18.2℃。

習い事の帰りに野幌森林公園大沢口からふれあいコースの一部を通って我家に戻りました。

明るい秋の日差しの中、一段と進んだ紅葉が見頃を迎えています。道すがら、たくさんの雪虫と出会いました。

タイムリーなことに今日の北海道新聞夕刊に雪虫が取り上げられていて、興味深く読み終えたところです。

 

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秋の夕暮れ

2019-10-22 20:33:03 | 日記

曇りのち晴れ。最低気温4.3℃、最高気温18.7℃。

ふれあいコース

野幌森林公園・ふれあいコースの秋の夕暮れです。

夕日が今にも沈もうとし、茜色に染まりゆく空をバックに芒や木々の枝葉、百年記念塔が影を落としてゆく静かな時間。そこには風もなく、穏やかな顔をした自然がありました。

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ローズマリーの花、満開

2019-10-21 20:39:01 | 日記

曇りのち晴れ。最低気温0.5℃、最高気温19.5℃。

我家のローズマリー。先日氷点下になった当地。その時も外にあったのですが、何とかしのいでいたようで、今はお部屋で満開の花を咲かせています。

渾身の力を振り絞って命を次世代に繋ごうとしているのでしょうか。過酷な状況に置いてしまった我が身としては、美しい花を見るたびに申し訳ないような気もしています。

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「国指定史跡旧島松駅逓所ライトアップ~秋編~」へ

2019-10-20 20:27:42 | 日記

曇りのち晴れ。最低気温6.7℃、最高気温17.2℃。

歴史のロマンを偲ばせる旧島松駅逓所を訪ねてきました。

この企画は10月12日から10月22日まで。

16時半から20時までの予定だったのですが、今日は17時を過ぎてからやっと暗くなり始め、ライトアップの魅力が発揮されていました

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「寒冷地稲作の祖・中山久蔵と赤毛」の講演会へ

2019-10-19 23:33:24 | 日記

曇りのち雨。最低気温2.6℃、最高気温9.8℃。

 

北海道開拓の村では「北海道と米」というタイトルの特別展を開催中です。これに因み、先週から特別展関連講座が開かれています。今日はその2回目。

13時半から約2時間にわたり、寒冷地の米作の祖・中山久蔵のお話を伺うことができました。没後100年となる今年は中山久蔵に再びスポットが当たり、見直されることになっているようです。

道南より北での稲作は難しいといわれた中で、久蔵は明治6年「赤毛」の栽培に成功します。その後、明治17年の不作を除き、安定した栽培を続けました。彼のもっとも注目すべき点は、無償で種もみを希望者に配布したことです。明治12年以後、明治41年までほとんど毎年種もみを配布し続けたとのこと。

そのお陰もあり、道内各地に稲作は広まり、北海道は昭和36年(1961年)、稲作生産高全国1を記録することになるのです。

北海道での稲作のルーツを、中山久蔵の業績に見ることができるという講演内容だったかと思います。

その久蔵が4代目の取扱人を担っていた旧島牧村駅逓所が10月22日までライトアップされているとのことで、また、訪ねてみたくなりました。

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野幌森林公園・ふれあいコースから百年記念塔、大沢口へ

2019-10-18 21:33:46 | 日記

晴れ。最低気温-3.0℃、最高気温14.8℃。

夕方、傾く日差しの中で微妙に色合いを変えていく野幌森林公園の樹々。その美しさにみとれ、自然の中に包み込まれていくのを感じながらの散歩の時間は何と素晴らしいことだったか。

頭の中をよぎるのはベルレーヌ「落葉」の一節だったり、「僕は僕の家に三つの椅子を持っている。一つ目は孤独のために。二つ目めは友情のため、三つめは社交のため」と記したヘンリー・ソローの言葉だったり。このソローの言葉で心に刺さったのは「一つ目は孤独のために。」という箇所で、それが今も変わらないことに自分でも驚くほどです。

ともあれ、こんな風に好きな言葉を思い浮かべながら、秋日和の森林公園をおよそ4㎞にわたってのんびり歩いてきました。

 

「人生でいちばん大切なのは、自分にとって心地よさを感じること。」チェリスト ヨー・ヨー・マ)

この言葉が今はいちばん、胸にすとんと落ちる気がします。

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紅葉の北海道開拓の村

2019-10-17 21:35:01 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温2.5℃、最高気温12.8℃。

朝9時前の、つまり開村前の開拓村の風景です。

午後からの日差しは陰影を生み、村内を奥深く豊かな表情に仕立て上げていました。

気温は下がり、肌寒さが身に染みる活動日。カイロをしのばせ、重ね着をして、二組のご案内をさせて頂きました。聞いて下さる方が居てのガイドです。

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