曇り時々晴れ。最低気温7.9℃、最高気温12.7℃。
かけそば(温)
付近を通るたびに気になっていたお蕎麦屋さんへ足を運んできました。東野幌にある「手打そばのまめひな」です。
今日は肌寒かったので暖かいお蕎麦を注文しました。季節限定の山菜の天婦羅(ウドの葉・よもぎ・ギョウジャニンニク・こごみ)もあわせてお願いしました。お蕎麦はもちろん山菜の天婦羅はからりと揚がっていて美味しかったです。
お店のブログによると、「手打そばのまめひな」のコンセプトは、昭和30年頃、おじい様の代に地元・江別のレンガを用いて建てられた昭和レロな雰囲気を持つ古民家で、癒しのひとときを来店者に味わってもらうこと。
店主さんも開店以前まで住んでいた家屋で、店舗として改装するに当たり、引き戸・漆喰壁・欄間・照明などはできるだけ当時の状態を残すよう配慮したそうです。確かに懐かしく、ホッとできるくつろぎの空間となっていました。
以下はお店のブログからの引用で、店主さんの心意気が伝わってくるものです。
「まめひな」は北海道の江別市にて、双子の姉妹で営業しているそば屋です。
新鮮で美味しいものを!との想いから使用する野菜のほとんどを自家栽培し、旬の野菜を使った季節限定の天ぷらなどを提供しています。栽培から手掛けていると、より一層大事に愛を込めてそば打ちや野菜の調理ができるように思います。
店内では季節によって地元産や自家栽培の野菜・手作りの小物なども販売していますし、店外でも春は江別名木100選にも選ばれている「こぶし」、秋には見事に紅く色づく「もみじ」など、四季折々の木々や花などもお楽しみいただけますので、お気軽にお立ち寄りくださいませ。皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
【お店を出す前の苦労】
この地域は市街化調整区域といって、お店などの建物を建ててはいけない場所でした。これをクリアするためグリーンツーリズム制度を活用しましたが、予想以上にクリアしなければならない基準が多く、資金も時間もかかりました。それでもお店を持つことは私たちの夢でしたので、諦めずに乗り越えることができましたし、お店を頑張らなければという強い思いを持つことができたと思います。
【お店を出した後の苦労】
野菜を栽培しながらのお店経営。主に定休日に合わせて集中的に農作業をするサイクルになりますが、天気が良い日ばかりではないので思い通りに作業が進まない時もあります。さらに、ちょうど畑のピークとお店のピークの時期が重なるので体力的な面でも少しハードなことも。それでもやはり採りたての野菜は美味しいですし、作り手がわかるとお客様も安心感があると思いますので、出来る限り作り続けていきたいと思っています。
さて、今日で5月もおしまいです。希望をつないで、6月を迎えたいと思います。