透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

さようなら六月

2013-06-30 20:50:14 | 日記

野幌森林公園の五月、六月は草花が次々に咲きだし、鳥たちは高らかにうたい、木々は葉を茂らせ、たいそうにぎやかで勢いがとまらないほどだ。

そして、六月が今日で終わりとなる。夏至を過ぎ、夏に向かう日差しの強さに目をくらまされないように、六月の爽やかさを心身に記憶させつつ、七月をお招きしよう。

                           

                                     《大沢口  6:27》

                           

                                  《大沢コース  6:38》

                           

                                   《大沢コース  6:41》

                           

                                    《ふれあいコース入口 6:42》

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

児童を守った誘導員

2013-06-29 06:13:53 | 日記

晴れ。

昨日、ニュースで放映された事件は東京都練馬区で小学校1年の児童が男に刃物で切り付けられたというものだった。続けて、この刃物を持った男の前に立ちはだかって、児童を守った方がいたことも伝えていた。こういう方がいることに驚く自分が少し変なのかと思うほど、吾身を顧みずに人のために身を投げ出すという話をついぞ聞いたことがない。むしろ、その逆の話ばかりが聞こえてくる日々だったことに気付く。

今日付けの北海道新聞によると、28日午後1時40分頃、東京都練馬区大泉町3の区立大泉第一小学校の校門前の路上で、集団下校していたこの学校の1年生の男子児童3人が刃物を持った男に首や腕などを切り付けられたということだ。この時、誘導員の広戸勇さんが「ギャー」という叫び声に気づき、子どもを守ろうと、とっさに誘導用に持っていた約1メートルの旗で男に立ち向かい、もみ合いになったという。この後、男は止めてあった車で逃走した。

事件発生後1時間で逮捕に至ったという背景には、後続車の女性が事件を目撃していて、この車を追いかけ、ナンバーを記憶して警察に通報したことがあったということだ。

先ずは児童の命が守られたことと、心ある大人が居たという実実が救いとなっニュースだった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カレーの今昔

2013-06-28 20:14:48 | 日記

曇りのち晴れ。最低気温11.7℃、最高気温17.9℃。

我が家に戻る帰り際、職場で夕食に何を食べるかが話題になった。「うちのは、圧力釜で野菜や肉、ルーを調理し、固形物がほとんどない独特のカレーなんです。」と誰かが言い、カレーの話になっていった。そのカレーを夕食にも食べる。実は昨晩も今朝も・・・・。さすがに日をおかずに連続したのは久しぶりだ。でも、味は徐々にマイルドでおいしくなっている気がする。市販のルーを用いる普通のものなのだが。

ところで、今でこそ市販のルーはどこにでもあるが、幼いころはまだ普及していなかったので、小麦粉とカレー粉を乾煎りしてルーを作っていた。美味しかったかどうかは覚えていないが、大人になり、妊娠してつわりが酷かった時にはこの手作りのルー以外のカレーは食べられなくなっていた。デリケートな時期だったので、舌も過敏になっていたのだろう。もしかしたら、添加物の有無をかぎ分けていたのかもしれない。そうだとしたら、妊婦時の感覚の鋭さは子を守るための防衛機能なのかもしれない。個人差は多々あるだろうが・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カフェ:サン・レモ

2013-06-27 19:51:46 | 日記

先日、近所のおしゃれなカフェに出かけて、そこの女主人がとてもきさくな方だったこともあり、また、立ち寄ってみた。二度目は若い女性が一人で仕切っていた。すでに二組のお客さんが食事をされていた。一組目はシルバー世代のご夫婦、もう一組は同じくシルバー世代の女性3人のグループだった。

室内はロマンチックな調度品や、手入れが行き届いた緑の観葉植物や小さな花が配され、華やかながら落ち着きのある雰囲気となっていた。雑誌を読みながらマイルドコーヒーが運ばれてくるのを待った。実はこのカフェの食器類も美しいので目の保養になっている。最初に出されたお水入りのコップも見ていて楽しかったし、白色のコーヒーカップもシンプルながら形も浮彫の文様も美しかった。もちろん、コーヒーの味もよかった。

歩いて行けるところにこのようなカフェがあると、一息つきたい時にぶらりと道草ができて嬉しい。

                                        

                              《カフェ:サン・レモの外観》

                                       

                     《店内の様子 この丸テーブルが3脚 二人用テーブルが3脚》

                                       

                                              《マイルドコーヒー ミルク シュガー》

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

都忘れ

2013-06-26 16:59:26 | 日記

晴れ。最低気温13.8℃、最高気温24.3℃。

我家のミヤコワスレが満開となった。群生しているのも好きだが、一本一本も端正で美しい。今日のように日中少し汗ばむほどの気温になると、この花の色や姿が一抹の清涼剤になる。玄関や居間に飾ると、静かに微笑んでいるようで、見ているだけで心が落ち着く。宿題?をするそばに置くと、逃げようとする心に喝を入れてくれる。これは、私だけに効果があるのかもしれないが・・・・・・・・・・。

ミヤコワスレは都忘れとも。広辞苑には「ミヤマヨメナの園芸品種。野春菊。」とある。この名の由来は承久の変で佐渡に流された順徳天皇(後の順徳院)が詠んだ次の歌からという説もある。「いかにして契りおきけむ白菊を 都忘れと名づくるも憂し」

順徳天皇は鎌倉前期の天皇。後鳥羽天皇の第三皇子。和歌に秀で、藤原定家に師事する。歌論書「八雲御抄」、家集「順徳院御集」などがある。父、後鳥羽天皇に似て歌才があり、活発明朗であったという。激動の中で、思いもよらぬ境遇に身を落としたのは25歳の時。世をはかなみ、在りし都での生活を忘れ難く、自ら食を断ったとも。1242(任治三)年9月12日、46歳で崩御された。

藤原定家の「小倉百人一首」の最終を飾るのは順徳院の歌である。『田辺聖子の小倉百人一首続』には順徳院と父である後鳥羽天皇、異母兄にあたる土御門天皇との関係が詳細に書かれていて興味深かった。

才能に恵まれ、心身活発でトップを極めた25歳の青年が、幕府を相手にことごとく破れ、都から離れた佐渡に流され、その地で20年余りも暮らしたことをどう考えたらよいのだろう。「都忘れ」の花に、都を偲びつつこの世を去った歌人の心を重ねてみようか・・・・・・・・。

                       

                          

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早朝の森林公園

2013-06-25 20:02:50 | 日記

晴れ。最低気温15.5℃、最高気温21.6℃。

日曜日から今日で3日めとなる。朝ご飯前の散歩。朝飯前とはよく言ったものだが、朝日を浴びながら小一時間ほど散歩すると、モチベーションが右肩上がりになるのが分かる。エゾハルゼミも散歩し始める時は鳴いていない、ということも分かった。当たり前だが、差し込む光の方角が違う。空気もすっきりしている。散歩人もまばらだ。けれど、いる、ということも確かだ。

いつもより少し散歩の時間を早めるだけで、いつもと違う世界を味わえる、ということが分かった。

                       

                             《ふれあいコース 6;07》

                       

                             《ふれあいコース 6:08》

                       

                              《ふれあいコース 6:09》

                       

                               《大沢口へ 6:25》

                       

                               《 大沢口へ 6:30》

                       

                                 《大沢口 6:46》

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実に稀な野外彫刻公園 その2

2013-06-24 21:37:35 | 日記

晴れ。最低気温13.0℃、最高気温26.9℃。

野外彫刻公園内には「カフェ・アルテ」というカフェがあり、ここで一休みすることにした。木漏れ日ゆれる戸外のテーブルで、のんびりコーヒータイム。緑の自然にすっぽり浸り、ホットコーヒーとぽこぽこパンのプレーン味とシナモン味の二種を楽しむ。昨日は少々暑かったので、涼しい風が吹き渡る木陰は気持ちよく、心身ともにリフレッシュできた。                                                                                                                                                                                                                      《案内板》

                

                             《「カフェ・アルテ」》

                

                《玄関前 メニュー板の下にも何やら御影石のオブジェが》

                 

                       《ぽこぽこパン2種とホットコーヒー》 

さて、アルテピアッツァ美唄が誕生する契機となったのは旧小学校跡地を利用していた市立栄幼稚園の園児の姿を安田侃氏が目にしたことである。このエピソードを聞いた時、子どもは希望なんだなーとつくづく思った。幼稚園のすぐ裏側には芝生の中に円形の浅いプールがあり、その近くには小川のように水が流れている。昨日は幼い子どもたちがばしゃばしゃと楽しそうに遊んでいた。この姿こそ、安田侃氏の求めていた公園の姿の一つだったのではないだろうか。

                            

                         《円形のプール(右)と小川のようなオブジェ(左) 旧校舎2階のギャラリーから》

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実に稀な野外彫刻公園 その1

2013-06-23 18:48:41 | 日記

晴れ。最低気温8.5℃、最高気温24.6℃。

                      

                         《 安田侃氏の彫刻 「アルテピアッツァ美唄」 》

                      

                      

                      

                   《ギャラリーと幼稚園の複合施設として利用されている木造校舎》

あまりに良いお天気だったので、家人と「アルテピアッツァ美唄」へ行ってみることにした。「アルテピアッツァ美唄」は安田侃氏の彫刻約40点が展示されている野外彫刻公園で、我家から高速道路を利用して45分ほどで到着した。

アルテピアッツァ(Arte-Piazza)とは、イタリア語で「芸術広場」を意味するとか。「アルテピアッツァ美唄」は1992年、美唄市立栄小学校の木造校舎と体育館、周辺に広がる約3万平方メートルの敷地を再利用して開園に至ったという。

                      

                           《市立栄幼稚園玄関  20数名が在籍》

                      

                           《市立栄幼稚園 玄関を入ったところ》

驚いたのは、展示施設となっている校舎の一階部分が「市立栄幼稚園」として現役で使われていることだった。しかも、幼稚園の玄関は一般利用者も利用でき、園児は来客の皆さんに会うとしっかり挨拶をするそうだ。玄関を共有するこの試みは園児にとっても利用者にとっても双方に良い効果がありそうな気がする。もちろん、一般利用者の方が2階のギャラリーに直で行ける専用の階段もある。

さて、この「市立栄幼稚園」であるが、実は「アルテピアッツァ美唄」の誕生と深く結びついている。もし、この幼稚園が存続していなければ、野外彫刻公園としてこの地が活用されることはなかったかもしれない。誕生秘話について「アルテピアッツァ美唄」のHPには以下のように記されている。

 

「アルテピアッツァ美唄」のHPより一部引用

ここは、1人の彫刻家・安田侃(かん)が今なお創り続ける、大自然と彫刻とが相響する野外彫刻公園である。

美唄市は、かつて北海道有数の炭鉱都市として栄えた。1973年に最後の炭鉱の灯が消え、炭鉱住宅はひっそりと静かになり、子どものいなくなった学校は廃校となった。それから時が過ぎ、イタリアで創作活動を続ける美唄出身の安田が、日本でアトリエを探していた際、1981年に閉校した旧栄小学校に出合う。その朽ちかけた木造校舎には、子どもたちの懐かしい記憶がそのままに残っていた。そして、校舎の一部に併設されていた小さな幼稚園に通う子どもの姿が、彼の心をとらえた。時代に翻弄された歴史を知らず、無邪気に遊ぶ園児たちを見て、彼は思う。

「この子どもたちが、心をひろげられる広場をつくろう」。

それがアルテピアッツァ美唄誕生のきっかけとなった。

その後、彼と、彼の思いに共感した多くの人々の尽力により、1992年に廃校跡地を中心に広大な敷地をもつ世界でも希有な彫刻公園が開園した。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「工業製品じゃない」もの

2013-06-22 21:07:27 | 日記

曇り。最低気温11.9℃、最高気温18.0℃。

 午後、野幌森林公園、桂コース、大沢コース、ふれあいコースを散歩。自然の素晴らしさは、おかしな言い方かもしれないけれど同一規格のものはないということ。工業製品とは大違いな事。オオハナウドでいえば、オオハナウドの性質と形態は同じようなものだけれど、全く同じものはない。森の中ではそれぞれが自分の居場所で生き、命をつないでいく。 誰かに命令されるわけでもなく、自ずから咲き、さえずり、鳴く。その意味では自由度が高いといえるかもしれない。                                                                                                                                                      

                                  《大沢口 15:05》

                        

                           《バイケイソウ エゾユズリハコース15:10》

                        

                           《サイハイラン  ユズリハコース15:40》

                        

                             《オオハナウド 大沢コース15:53》

                        

                                《大沢コース 15:54》                                                                                  

                               《ふれあいコース 16:10》

 2013年3月5日付北海道新聞のコラム「朝の食卓」に次のような文章が掲載されていた。インド人から見た日本の子どもたちや若者の捉え方が的を射ているようで、ドキッとさせられ、強く印象に残った。工業製品ではない人間育ては、幼児期から。大人は腹をくくって、時間をかけて、ハラハラドキドキしながらじっと我慢して見守らなければ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

星めぐりの歌

2013-06-21 20:59:33 | 日記

曇り時々雨。最低気温12.8℃、最高気温16.9℃。夏至。

朝のNHK連続ドラマ「あまちゃん」が注目されているようだ。先日からこのドラマに耳をそばだてているのは、BGMに時々、賢治さんの「星めぐりの歌」が流れているからだ。舞台は東北の三陸海岸にある架空の地、岩手県北三陸市。岩手県つながりということもありこの曲が選ばれたのだろう。脚本は宮藤官九郎氏。今日のNHKのあさイチに主人公の祖母兼ナレーター役の宮本信子さんが出演していて、官九郎氏を高く評価していた。家族間の適度なドライさが良いというようなことを話されていた。脚本家としても若手の有望株なのだろう。これからドラマがどう展開していくのか、また、「星めぐりの歌」が流れるのか、とても楽しみだ。

                               

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「聴く力」

2013-06-20 20:20:45 | 日記

雨のち曇りのち晴れ。最低気温15.1℃、最高気温19.6℃。

午後から職場にて所用。その後、我が家に戻り、野幌森林公園、大沢口から百年記念塔、ふれあいコースを散歩する。少し、肌寒さが残るものの、晴れ間が広がり始めると、六月の爽やかさが戻ってきた。相変わらずエゾハルゼミがかしましく、いつしか脳の中から雑念が掃われていく。ウグイスの声は艶やかさを増していた。

自然界の音や声がほどよい安らぎをもたらしてくれる。茨木のり子さんの詩の中に「聴く力」というのがあった。うっかりしているうちに他人(ひと)の話を聞けない、聞こうとしないことが日常になっていないかと・・・・・・・・・少々不安に。

                           

                             《職場から 左奥に記念塔が存在する 13:31》

                           

                           《百年記念塔 まじかで 16:00》

                            

                                   《ふれあいコース 16:08》

                           

                                  《ふれあいコース 16:08》

                           

                                  《ふれあいコース16:15》

「聴く力」

ひとのこころの湖水

その深浅に

立ちどまり耳澄ます

ということがない

 

風の音に驚いたり

鳥の声に惚(ほう)けたり

ひとり耳そばだてる

そんなしぐさからも遠ざかるばかり

 

小鳥の会話がわかったせいで

古い樹木の難儀を救い

きれいな娘の病気まで直した民話

「聴耳頭巾」を持っていた うからやから

 

その末裔は(すえ)は我がことのみに無我夢中

舌ばかりほの赤くくるくると空転し

どう言いくるめようか

どう圧倒してやろうか

 

だが

どうして言葉たり得よう

他のものを じっと

受けとめる力がなければ

                       『茨木のり子集 言の葉2』所収、『詩集 寸志』から(ちくま文庫)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

藤城清治氏

2013-06-19 19:41:25 | 日記

曇り。最低気温15.1℃、最高気温22.2℃。

午後、散歩する途中に、ラベンダーの蜜を吸うモンシロチョウの姿を見る。

                     

                             《モンシロチョウ 文教通り 12:00》

                     

                               《ふれあいコース12:08》

民放のミヤネ屋という番組で89歳の藤城清治氏が取り上げられていた。6月15日に開館した「藤城清治美術館」に収めるための巨大な作品作成の様子やこれまでの数々の作品が放映されていた。「銀河鉄道の夜」の影絵が映り、カメラに撮ろうとした瞬間にリモコンのスイッチに手が当たり、消えてしまった。やっと撮れたものをここに載せるのは著作権にふれるのかどうか。

藤城氏は戦争体験等を経て、自然の美しさや厳しさ、人が犯したことも含めて、「このいろんなものを書き留めていくのも大事なことだなっていうことがね」と今の心境を話されていた。「まだまだ 生きている限りね 自分の持っている全てを この地球の素晴らしさを表現することに懸けて、たくさんの人に見てもらって、人間うんと頑張ればできるんだという風に思えてもらえればね」と。

                     

                     

                     

 広島の原爆ドームや東日本大震災で気仙沼に上った共徳丸なども画題にして取り組んでおられ、その姿勢に画家としての気概が感じられた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨上りの野幌森林公園

2013-06-18 19:18:48 | 日記

雨のち晴れ時々曇り。最低気温13.9℃、最高気温18.3℃。

雨あがりの野幌森林公園を散歩する。ふれあいコース、エゾユスリハコース、大沢コースを歩いた。ウグイス、エゾハルゼミの声を聴きながら、緑の中を歩くとマイナスイオンと自然界からのメッセージに心がほぐれる。途中、倒木で道が塞がれていた。やはり、風の強い日に森の中を歩くのは危険らしい。 フタリシズカ、サイハイランなどの花に出会う。                        

                            

                                 《野幌森林公園大沢口 16:38》

                            

                                  《エゾユズリハコース 15:57》

                            

                              《フタリシズカ エゾユズリハコース 16:08》

                            

                                《倒木 エゾユズリハコース16:10》

                            

                                《 サイハイラン          16:10》 

                            

                                《バイケイソウ エゾユズリハコース16:12》 

 
                            

                                 《フランス菊 ふれあいコース 16:05》

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「宮沢賢治が見た室蘭」

2013-06-17 17:44:02 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温14.5℃、最高気温20.2℃。

今日の北海道新聞日刊紙に、「宮沢賢治が見た室蘭 足跡たどり歴史実感」の見出しで、記事が掲載されていた。賢治が初めて北海道を訪れたのは1913年の5月、賢治は盛岡中学5年生となり、修学旅行で来道した。札幌などを経て室蘭駅で下車し、日鋼などを見学した。今年はそれから100年目にあたり、これを記念し、賢治の足跡を辿るイベントが16日行われたという。室蘭ウォーキング協会によるもので、この日は旧室蘭駅から日鋼室蘭製鉄所内の旧火力発電所や迎賓館「瑞泉閣」を見ながら約6.5キロを、130人の参加者が歩いたと記事は伝えていた。            

                  

 

                                       

                                           《旧室蘭駅 2005年8月2日 私が見た旧室蘭駅》

賢治さんも見たのだろうかなどと思いつつ、新室蘭駅から500メートルほど歩き、わくわくしながら旧室蘭駅舎をカメラに収めた。懐かしい!

 

「旧室蘭駅舎について」( 室蘭市のホームページから一部引用)

旧室蘭駅舎は明治45年に建造され、北海道内の駅舎の中では最古の木造建築物です。建築様式は、寄せ棟造りで、明治の洋風建築の面影を残す屋根や白壁づくりの外観、外回りは入母屋風で「がんぎ」と呼ばれるアーケード様式となっており、全国でも珍しい建築物となっています。
平成11年7月には、「国の登録有形文化財」に登録され、平成22年10月には、JR北海道の「準鉄道記念物」に指定されました。
現在は観光案内所として使用されています。

              旧室蘭駅舎01

                        《旧室蘭駅舎 室蘭市ホームページから》

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オオハナウド

2013-06-16 20:57:52 | 日記

i晴れ。最低気温15.8 ℃、最高気温25.7℃。

夕方、野幌森林公園大沢口まで散歩。オオハナウドが盛りを迎え、幻想的な雰囲気を醸し出していた。次から次へと時期を待ち、秩序を保って様々な花が、目を楽しませてくれるものだ。

                         

                               《野幌森林公園大沢口 18:15》

                         

                                  《オオハナウド 18:15》

実は今日、近親者の四十九日があり、お坊さんがお経をあげ、お話をしてくださった。A4版の法願寺通信が配られ、それにのっとって法事がとりおこなわれた。その法願寺通信の中に、まどみちお氏の詩が載せられていた。「ぼくが ここに」という詩で教科書にも掲載されている。(掲載教科書…学図4上)

                   まど・みちお

         ぼくが ここに いるとき
         ほかの どんなものも
         ぼくに かさなって
         ここに いることは できない

         もしも ゾウが ここに いるならば
         そのゾウだけ

         マメが いるならば
         その一つぶの マメだけ
         しか ここに いることは できない

         ああ このちきゅうの うえでは
         こんなに だいじに
         まもられているのだ
         どんなものが どんなところに
         いるときにも

         その「いること」こそが
         なににも まして
         すばらしいこと として

この詩に続けて、「死とは、『いることから』から『本来あること』への、世界の転換なのでしょう。」とあった。そうなのかと思えることができれば・・・・・救われるような気がする。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする