晴れ。最低気温10.8℃、最高気温24.5℃。
今年の五月は花見や温泉に出かける機会に恵まれ、例年になくゆっくりと過ごすことができました。有難いことです。五月最終日の今日は、風もなく、晴れの良い天気となり、過ごしやすい一日となりました。夕暮れの空には月齢2.3の細い月がかかり、時が静かに刻まれていくのを感じました。
《文教通り 2014年5月31日19:35撮影》
晴れ。最低気温10.8℃、最高気温24.5℃。
今年の五月は花見や温泉に出かける機会に恵まれ、例年になくゆっくりと過ごすことができました。有難いことです。五月最終日の今日は、風もなく、晴れの良い天気となり、過ごしやすい一日となりました。夕暮れの空には月齢2.3の細い月がかかり、時が静かに刻まれていくのを感じました。
《文教通り 2014年5月31日19:35撮影》
曇り時々雨。最低気温10.9℃、最高気温22.8℃。お仕事。
いつのまにか5月も残すところあと一日となった。北海道は風薫り、緑輝く中、百花繚乱の季節を迎えている。爽やかな五月のエネルギーを頂きながら、今年も元気に過ごせそうだ。半年間、雪に埋もれて暮らす私たちにとって、5月はあっという間に世界が彩られていく奇跡のような月なのだ。毎年、あっけにとられながら自然のダイナミックな営みに眼を凝らすばかりだ。
《エゾノコリンゴ》
《エゾノコリンゴ》
《ライラック》
晴れ。最低気温10。7℃、最高気温22.7℃。
午前11時近く、彩雲が見えるとの情報があった。南東の空を美しい彩雲が飾っていた。ウキペディアによると彩雲とは、「太陽の近くを通りかかった雲が、緑や赤に彩られる現象である。英語ではiridescent cloudsと呼ぶ。瑞雲(ずいうん)、慶雲(けいうん)、景雲(けいうん)、紫雲(しうん)などともいう。」とあった。
「iridescent」はジーニアス英和辞典によると「虹色の、玉虫色の、真珠光沢の」という形容詞だ。彩雲の形態を英語の「iridescent clouds」は忠実に表現しているようだ。
《彩雲、iridescent clouds 2014年5月29日、11:16:02撮影》
この彩雲が見られた江別での11時の気温は21.5℃、南南東の風、風速10.3mだった。たまたま気象条件が整ったから出現した彩雲ではあろうが、何か良いことをもたらしてくれるような気がしている。未来が暗くならないことを何かに託したいもので・・・・・。
晴れ。最低気温10℃、最高気温20℃。
久しぶりに野幌森林公園、エゾユズリハコースと大沢コースを散歩する。いつの間にか主役の植物の顔ぶれが交代していたようだ。
《コンロンソウとチョウ》
《大沢口》
《ダイコンソウ》
《クルマバソウ》
《マイヅルソウ》
《ホウチャクソウ》
晴れ。最低気温10.7℃、最高気温16.2℃。
先日の「宮澤賢治ワールドin苫小牧2014」では実行委員会他の皆様の手作り感があちこちで見られました。写真の映像として手元にあるものをいくつかご紹介して、有意義な時空間を作って頂いた皆様に感謝したいと思います。
24日、苫小牧市民会館3階小ホールの会場内に配された黒板には講演予定の前に黄色のチョークで「下の畑に居リマス 賢治」とさりげなく書いてありました。私は下の写真を見て、初めて気づいたのですが・・・。書いた方の遊び心あるセンスがいいなと思いました。
24日夜の懇親会の席では賢治の詩「牛」にちなんだ手作りのケーキ(下の写真)がふるまわれました。後ほど数分の1に切り分けられたものをさらに各テーブルの皆で一口ずつ頂きました。ケンカやソショウはナシでした・・・。食べるのが惜しいほどの出来映えだったのですが、それはそれこれはこれ・・・・?おしかったというよりおいしかったです。
同じく、会場内で販売されていた手作りのクッキーです。賢治作品にちなんだオリジナルの芸術作品に焼きあがっていました。こちらも美味。袋に貼られているシールも必要な事項が印刷されていて、丁寧な仕事ぶりに驚くばかりです。
シールを拡大すると美しいデザインと情報がびっしり詰まっていました。(実物は約4.2 ㎝×5.5㎝)
晴れのち曇り一時雨。最低気温8.6℃、最高気温14.3℃。
苫小牧市で開催された「宮澤賢治ワールドin苫小牧2014」では講演会、交流会、賢治ウォークと非常に充実した2日間となった。
今日は本流から少しそれたこぼれ話の一つを書いてみたい。24日の昼近くに苫小牧駅へ降り立った私は、苫小牧市民会館へスーツケースを転がしながら海へ向かって歩いた。知らない街を歩くのは好奇心をくすぐられて新鮮だ。ランチを楽しめるところはないかと直観力を働かせていると、右手にお洒落な料理店を見つけ、中へ入った。その時、お客は私一人。
店内は仄暗く、何となく賢治さんの『注文の多い料理店』をイメージした。ミートコロッケランチを注文して、雑誌を見ながら待っていると、テーブルにフォークとナイフ、ナプキンがセットされた。ますます、賢治さんの世界のあの雰囲気に似ていると思った。やがて、ポタージュスープから始まり次々に運ばれてくる料理。最後にコーヒーが出され、ふと我に返ると、オペラが流れ、ここはどの時代なのかと、すっかり西洋料理店の世界に紛れ込んだ気分だった。
ポタージュスープは美味しかった。ミートコロッケは微妙な舌触りでジャガイモの味がどこにもない気がして最後まで不思議だった。
25日の賢治ウォークで学芸員の方が立ちどまって指差すその建物は「苫小牧第一洋食店」という由緒あるお店だと説明されて、私はとても驚き、そしてなるほどと思ったのだった。さらに、このお店の二代目の方が執筆されたものが本になっているということも後で教えて頂けた。
追伸
ミートコロッケは、「19世紀フランスの作り方そのまま」というもので、イモを一切使わず煮込んだ牛肉とその煮汁から作る。創業時から続く看板メニューで、牛肉と子牛肉を煮こんだドミグラスソースでいただくとのこと。納得でした。
え
《第一洋食店》
《店内》
《パンとポタージュスープ》
《ミートコロッケ》
《食器には第一洋食店の名が》
《お店の横顔を知らせてくれる紙片 10㎝×14.7㎝》
晴れ。最低気温8.0℃、最高気温16.8℃。(江別市のもの)
苫小牧市で行われた「「宮澤賢治ワールドin苫小牧」は賢治が苫小牧を訪れた大正13年5月から今年で90年が経つことを記念し、苫小牧の賢治ファンらからなる実行委員会と宮沢賢治学会イーハトーブセンターとの共催により実現された。手描きのポスターが商店街のレストラン、美術館や図書館など至るところに貼られているなど、来苫90周年のイベントとして、苫小牧市の主要組織が総力を結集し、地域の底力を発揮していたような感じを受けた。
本日はチラシに記載されていた順に、賢治が歩いたと予想されるルートを追体験するべく、駅前から前浜までを学芸員さんらの解説を交えながら辿った。ぷらっとみなと市場で昼食後、午後の参加者と共に苫小牧美術博物館、図書館で「銀河鉄道の夜」を45分観た後、私は皆さんとお別れして一足先に帰途についた。
《前浜 2014年5月25日》
《前浜 2014年5月25日》
我家に戻ると、本日付の北海道新聞に昨日の講演会の記事が掲載されていた。この記事では触れられていなかったのだが、最後に講演された加倉井厚夫氏の「宮澤賢治・下弦の月から探る苫小牧の夜」は中地文教授のお話をビジュアル的に示して頂ける貴重な映像の数々と、天文学の専門的な知見による解説により、大変参考になるものだった。
《講演する加倉井厚夫氏 ピントが定まらずにすみません2014・5・24》
《北海道新聞日刊紙 2014年5月25日付》
宮澤賢治来苫90周年記念「宮澤賢治ワールドin苫小牧2014」に参加する。いろいろな企画があり、楽しく学べました。詳しくは後ほど。
晴れ。最低気温3.9℃、最高気温15.9℃。お仕事。
職場の窓から見る風景は日を追うごとに緑が深まります。もっと枝葉が増すと今は遠くにかすかに見えている百年記念塔の姿が見えなくなります。
明日、苫小牧で開催される賢治学会地方セミナーがあり、参加する予定です。ちなみに明日の苫小牧のお天気情報がNHKで放映されていたので、参考までに掲載することにしました。苫小牧は曇り一時雨、最低気温は6℃、最高気温13℃の予報です。寒さ対策をしっかりして風邪などを皆様ひかれませんように。私も・・・・・・・・。
晴れ。最低気温9.4℃、最高気温17.5℃。
先日、初めてサラダホウレン草を購入して食卓へ載せた。パッパッとちぎってサニーレタスと一緒にサラダにしてお皿に盛りつけ、ドレッシングで頂いた。まな板や包丁が要らない。この濃い緑色のホウレン草がアクセントになって、彩豊かなサラダになった。口に残る 味はホウレンソウそのものだが、アクは少ない。ついに手間要らずのサラダホウレン草が我が家の食卓を飾った。
レタスもサラダホウレン草も手軽さがこれからも受けるだろうと思う。手軽さはこれからの日常生活の中で重宝され続ける要素の一つだろう。手を掛ける場面とのバランスを取りながら上手に暮らしの中に取り入れていけたら良いなと思った。
曇りのち雨。最低気温8.8℃、最高気温19.0℃。
本日付の北海道新聞夕刊にたいそう興味深い記事が掲載されていた。北大電子科学研究所教授の中垣俊之氏が魚眼図というコラムで「アメーバーの知恵」として寄せていた一文だ。単細胞生物の仲間であるアメーバーについて25年、四半世紀を研究に費やした教授がその動機を書いている。単細胞生物であっても、生きるために必要不可欠な仕事をこなしている。ならば、食べたり食べられたりの必死の生活があるだろう。行くべきか行かざるべきかで迷うこともあるだろう。その時々の問題解決の意思決定をどうするのかということが気になったというのだ。面白いと先ず思った。
そして、単細胞が迷路の最短距離を見つけ出したり、一定時間おきに嫌がらせを繰り返すと次の嫌がらせを予測して身構えたり、人間が作ったものと同程度の輸送網を設計したり、時には迷ったりもして、筆者が言うには「思っていた以上に人間臭い」のだそうだ。そのしくみを解明しようと年月を重ね、分かったことはシンプルなしくみでやれているようだということ。単細胞生物でも賢いのではないかということ。だとしたら、「単細胞」の意味が書き換えられるかもと結ばれていた。
原文は軽妙な筆致でユーモラスながら研究から導き出された知見が随所に披露されていた。単細胞の賢さか・・・・・・・・。発想を転換しなくては・・・。
晴れのち曇り。最低気温4.8℃、最高気温21.2℃。
バス停前の空き地がいつの間にか、一面黄色の花でいっぱいになっていた。数年前には家があったのだが、その家が無くなった後、3か月後には草が人の背を超えるほどになり荒れ放題だった。月日が流れ、家々も住む人も移り変わるのだとしみじみ思ったものだ。「行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。世の中にある人とすみかと、またかくの如し。」
この花の名前は知らず、分からないままに、その明るさに心ひかれた。1か月半ぶりに札幌に出て、大丸百貨店5階にある栗原はるみプロデュースのゆとりの空間 「レストラン・カフェ・デリ」でコーヒーブレイク。
ゆとりの空間 大丸札幌店「レストラン・カフェ・デリ」にて、本日のデザートプレート(ドリンク付き) を頂く。
クリーミーごまゼリーに、焼き菓子2品(チーズケーキ・シフォンケーキ)、アイスクリーム、ブレンドコーヒー 1,296円(税込)
晴れ。最低気温1.9℃、最高気温18.7℃。
雨が上がり、今日は朝から晴れの良いお天気に恵まれました。午後から野幌森林公園の明るい風景に癒されながら歩きました。ふれあいコースにはウグイスの他にも鳥たちのさえずりでにぎやかでした。若葉は目に沁みるように鮮やかになり、もう初夏の装いです。耳を澄ますとドリミングが聞こえ、その先にアカゲラを見つけました。頭を前後に振りながら懸命に木の幹と格闘している様子が見えました。森は生きていると日々実感しています。有難いことです。
曇りのち雨。最低気温8.9℃、最高気温10.5℃。
昨日、終日降り続いた雨は朝から上がり、薄曇りの一日を迎えた。午後から野幌森林公園ふれあいコースを散歩する。森林公園の木々や草花も雨で洗われ、鮮やかさを増していた。ウグイスの声は高らかに響き渡り、いつもの役者の出番にホッとしながその声の主を探した。そして、初めて、この役者の姿をカメラに収めることができた。
木の枝を両足ではさむようにしっかりと立ち、尾を震わせ、大きな口を開けて囀る。体全身であの糸が震えるような情緒豊かな囀りを披露していた。まるで、「千の風になって」を歌唱する秋川雅史氏のようではないか。このウグイスもまた、精一杯、自分の役目を果たすべく命の賛歌を絶唱しているかのようだ。優れた森の歌い手に倣って、発声の基本練習に励みたいものだ。
雨。最低気温5.4℃、最高気温8.2℃。
本日付北海道新聞夕刊では羅臼積雪3センチを記録した(札幌管区気象台)と報じていた。札幌に近いこの辺りでも朝方から時間が経つごとに気温が下がり続けている。わが町は雪の予報はないけれど、ストーブは朝からつけたままだ。庭の桜は冷たい雨と風に震えながらも咲き続けている。
サクラソウやニオイスミレも、季節が一か月ほど逆戻りしたかのような寒さに戸惑いながら咲いている。健気なことだ。
「生命噴く季(とき)の木草(きぐさ)のささやきを聞きて眠りあう野の仏たち」 昭和の女流歌人、生方たつゑ作。
この冷たい雨が上がった後には、緑が鮮やかになり、命を寿ぐように大地が豊かになることだろう。五月はファッショナブルな月でもある。