透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

六月の夕空・2016

2016-06-30 20:48:20 | 

晴れ。最低気温13.9℃、最高気温23.8℃。

夏日にはならなかったまでも、昨日の暑さが残る一日となりました。

六月最後の夕日は真っ赤に燃えていました。

我家に戻り、何となく手にした

金子みすゞさんの童謡集『わたしと小鳥とすずと』(JURA出版局)から

日の光

おてんと様のお使いが

そろって空をたちました。

みちで出会ったみなみ風、

(何しに、どこへ。)とききました。

 

ひとりは答えていいました。

(この「明るさ」を地にまくの、

みんながお仕事できるよう。)

 

ひとりはさもさもうれしそう。

(わたしはお花をさかせるの、

世界をたのしくするために。)

 

ひとりはやさしく、おとなしく、

(わたしはきよいたましいの、

のぼるそり橋かけるのよ。)

 

のこったひとりはさみしそう。

(わたしは「かげ」をつくるため、

やっぱり一しょにまいります。)  

18時56分

18時58分

19時11分

19時18分

  

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野幌森林公園・夕空にウグイスの声

2016-06-29 20:52:37 | 日記

晴れ。最低気温12.4℃、最高気温27.8℃。

夏を実感させる暑い一日となりました。焼けるような日差しを避けて、夕方、森林公園を散歩しました。

傾いていく夕日を眺めるのは本当に久しぶりでした。季節を問わず、日没どきは厳かな雰囲気に包まれ、心を鎮めてくれるような気がします。

静寂の中で、ウグイスがボイスレッスン?に励んでいました。自由にのびのびと歌い続ける声が夕空に溶けていきました。

さて、六月も明日でおしまいです。

七月はこの国がどこへ向かうのかを問われる大事な月になりそうです。

心を鎮めて、選択を誤らないようにと思います。窮屈な思いを強いられないように、ウグイスのように自分の思いを自由に表現することがないがしろにされないように、と。

 

ふれあいコース 18時40分

夕日を受けたフランスギクの横顔 18時43分

18時45分

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「道の駅田園の里うりゅう」経由で我家へ

2016-06-28 21:27:37 | 日記

晴れ。最低気温11.3℃、最高気温26.1℃。

生田原から江別へ。気温はぐんぐん上がり、江別では六月に入ってから初の夏日を記録したようです。

今日は夏の日差しを浴びながら、山も田畑も緑に染まる中でのドライブとなりました。  

愛別インターチェンジを降りて当麻道の駅へ向かう途中、美しい自然のお花畑が目に飛び込んできたので、思わず、シャッターを切る場面も。一般道にはこうしたおまけのような楽しみもあるのです。

 

日が高くなる頃、休憩とランチを兼ねて「道の駅田園の里うりゅう」へ立ち寄りました。

この道の駅は暑寒別天売焼尻国定公園に指定されている雨竜沼湿原への入口にあたるそうで、田園の里と謳われている通り、田んぼと畑がどこまでも広がる、どこか郷愁を感じさせる景観となっていました。

館内のレストラン「味工房サルルン」で、涼しげなラーメンサラダを頂いた後、一路、我家へ車を走らせました。

 

浮島・滝ノ上付近

当麻町

当麻町

「道の駅田園の里うりゅう」

 

 「道の駅田園の里うりゅう」の駐車場から

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太陽の丘えんがる公園「虹のひろば」

2016-06-27 20:32:20 | グルメ

晴れ。最低気温12.4℃、最高気温21.9℃。(江別)最低気温7.7℃、最高気温20.5℃。(生田原)

友人と遠軽駅から車で5分のところにある、太陽の丘えんがる公園「虹のひろば」に行ってきました。

ここは、8月中旬から9月下旬にかけて黄花コスモス、混合コスモスなど1000万本が10haの丘にパノラマ状に咲き競う、日本最大級のコスモス園です。

今はまだコスモスは咲いていませんでしたが、その公園にあるお休みどころでおしゃべりしながらランチタイムを楽しんできました。あっという間の4時間。

2年ぶりの再会で、

「人生いろいろ、良いこともあれば、そうでないこともあるしね。」

「そうだね、悪いことばかりじゃないのも確かだよね。」「そうそう。」

「また会おうね。」と言い交してさよならしました。


ビーフカレー ¥530

ホットコーヒー ¥250
 

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「サロマ湖100㎞ウルトラマラソン」のサポート

2016-06-26 22:41:36 | 

湧別~常呂までの通過時の天候。曇りのち雨。

最低気温14.0℃、最高気温17.7℃(江別)最低気温8.1℃、最高気温12.9℃。(生田原)

午前3時08分に生田原の借家を出て、スタート地点付近の湧別総合支所に駐車したのは午前4時前。

徐々に明るくなってきた空。午前5時の号砲が鳴り響くと、選手の皆さんは一斉にスタートしていった。湧別から常呂まで、サロマ湖をほぼ一周する100㎞のマラソンの始まりだ。

家人を見送った後、私は休憩地点となっている湧別町のアイランドユーへ車を走らせる。細かい雨が降り始めていた。

雨は断続的に強弱を繰り返しながら降り続けていた。ゴール地点の常呂では9℃と肌寒さを感じる気温となった。そんな中、家人は、午後5時45分頃ゴールすることができ、サポーターとしてはホッとしたところだ。

ゴールまでの詳しい経過については後程。

午前3時30分

午前3時46分

午前4時01分 カラスは高みの見物

午前4時21分

午前4時55分、スタート5分前

 

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生田原へ水無月2016

2016-06-25 18:27:10 | 

雨。最低気温12.8℃、最高気温19.6℃。(江別)最低気温8.9℃、最高気温15.7℃(生田原)

江別の我家を出て生田原へ。出発時から雨が激しく降っていて、その後もワイパーをせわしく動かしながらの走行となりました。

雨は北見峠を過ぎると小降りになり、生田原の借家へ着くころには晴れ間がのぞき始め、荷物を降ろして一息つくころには日が差してきました。

総距離250㎞を、休憩を挟みながら、約4時間かけて無事本日もたどり着いたのでした。

明日は家人が「サロマ湖100Kウルトラマラソン」に参加するので、朝早くからサポーターとして同行する予定です。

 

  

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『ワルトラワラ・第40号』届く

2016-06-24 20:53:11 | 

曇り時々晴れ。最低気温13.6℃、最高気温19.1℃。

本日、『ワルトラワラ・第40号』が届きました。松田司郎氏が編集・発行されている宮沢賢治関連の研究誌です。執筆されている方々は多彩で、皆さま多才の持ち主。

明日から生田原へ出かける予定なので、持参しようと思っています。

松田司郎氏プロフィール・研究誌から

 

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野幌森林公園桂コースから大沢コースへ

2016-06-23 20:43:22 | 

曇り時々晴れ。最低気温13.3℃、最高気温22.1℃。

久しぶりに野幌森林公園ふれあいコース、桂コース、大沢コースを歩きました。

相変わらず蝉の声が響き渡っていて、今が夏だったことを思い出させてくれました。六月に入ってからは気温も上がらず、日照時間も少なかったようで、緑がまだ瑞々しさを保っていました。

桂コースではアジサイに似た白い花が咲いていました。フタリシズカも十数本見かけました。

目当てのサイハイランは見えませんでしたが、咲き終わったのかもしれません。

雨が乾ききっていなかった森のあちこちにはカタツムリの姿もありました。カタツムリの生き方もまた誰も真似ができないのでしょうね。

ふれあいコース

大沢口

桂コース

  ?(桂コース)

フタリシズカ(桂コース)

 

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3つの椅子

2016-06-22 21:17:11 | 

晴れ。最低気温13.1℃、最高気温23.4℃。

ヘンリーソローの『森暮らしの家-全スタイル』(田淵義雄著 小学館 2002年5.1初版)を8年前に手に取ったことがあった。

 

その本は北見の郊外の丘の上のレストラン「遊木民族」(「牧」ではなく「木」がミソのようで)に置いてあったものだ。このレストランは私のお気に入りだったのだが、風の便りによると今はもう営業をやめたらしい。

けっこうな重さの本で、毎回、このレストランを訪ねた際によく眺めていたものだ。

先日探し物をしていた際に出てきたのが、⒑cm×7cmの小さな手帳だった。この中にソローの次の言葉がメモしてあった。2008年3月6日の日付とともに。

「ぼくはぼくの家に3つの椅子を持っている。ひとつめは孤独のために。ふたつめは友情のため、3つめは社交用に。」

この本の中に引用されていたものだと思う。訳によって、言葉使いがそれぞれなので、ネットで検索して原文と思われるものを。

「I have three chairs in my house: one for solitude, two for my friendship, and three for society. Henry David Thoreau」

さて、参院選が公示となり、北海道では3つの椅子をめぐる戦いとなった。3つの椅子には、平和と正義と誠実に座ってもらいたいものだ。

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夏至の野幌森林公園

2016-06-21 21:01:34 | 日記

晴れ。最低気温15.5℃、最高気温22.5℃。

今日は、夏至です。「北半球の昼が最も長く、夜が最も短い」と広辞苑にありました。

一年で一番長い昼は今日でおしまい。明日から昼が少しずつ短くなると思うと少し淋しい気分になるのですが・・・・・・・。

気を取り直して、野幌森林公園ふれあいコースから百年記念塔を経由して大沢口までをゆっくり歩き、今年一番長い昼を感じてきました。

緑が美しい森の中にはフランスギクやタンポポモドキ、ムラサキツユクサ、フタリシズカの花が咲いていました。

これから北海道も本格的な夏に向かいます。短い夏ですが、重みのある夏になりそうです。

フランスギクに虫がやってきました。

ふれあいコース(自然のお花畑)

ふれあいコース

百年記念塔から大沢口へのコース

フタリシズカ

大沢口 

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『ゆらぎの不思議』

2016-06-20 21:19:50 | 

雨時々曇り。最低気温14.8℃、最高気温21.2℃。

雨の一日。午後から、佐治晴夫先生の著書を探し出して、読み始めました。『宇宙創造の物語 ゆらぎの不思議』(PHP文庫 1997年9月15日 第1版第1刷)です。

この本は「ゆらぎ」を通して、宇宙から原子、そして人間までを概観するために大学で行ってきた1年間の宇宙論講義をまとめたものだと「はじめに」に書かれていました。

1月から12月まで、各月ごとに金子みすゞさんの詩を配しつつ、「1/fゆらぎ」の理論から宇宙創造の謎について、美しい言葉で語られています。

金子みすゞさんの詩も、「1/fゆらぎ」にも惹かれて購入した本でした。

今は六月ということで、「6月のお話」から。

( 「言葉は聖なる沈黙にもとづく」というゲーテの日記からの言葉を引き、以下のように綴られていました。)

ほんとうの言葉の魅力とは、まさに言葉は沈黙をやぶってやってきて、ふたたび沈黙の中に沈潜していくという音の「ゆらぎ」の中にあるといってはいいすぎでしょうか。私たちの生もまた、沈黙において、過去、未来とつながっている「ゆらぎ」のような気がします。

沖縄の玉城愛さんのスピーチの要旨が本日付北海道新聞(日刊紙)に掲載されていました。

「安倍晋三さん、日本本土のみなさん、今回の事件の『第二の加害者』はあなたたちだ。しっかり沖縄に向き合ってもらえませんか。」との言葉が胸に突き刺さりました。

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ハトが餌台にやってきました。

2016-06-19 20:53:14 | 

曇り時々晴れ。最低気温10.3℃、最高気温18.5℃。

我家の小さな餌台に、ハトがやってきました。スズメの数倍の大きさなので、食べづらそうでしたが、根気よく?向きを変えながらついばんでいるようでした。

ハトは「平和の象徴とされる」と広辞苑にありました。ハトが息を止められないように、いつまでも元気でいられるようにと思います。

 

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宇宙セミナー「佐治晴夫先生 講演会~ダークユニバース~」へ

2016-06-18 21:30:03 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温12.8℃、最高気温17.3℃。

新札幌にある青少年科学館で開催された佐治晴夫先生による講演会に出かけてきました。

宇宙セミナーと題して、7月から予定されている新プラネタリウム番組『見えない宇宙を探る ダークユニバース』の先行上映と、監修を担当された佐治晴夫先生による講演とかなり贅沢な内容になっていました。

講演は佐治晴夫先生の謙虚で知性溢れるお人柄が感じられるものでした。宇宙の膨張の様子をゴムにあらかじめ等感覚で印をつけて伸ばしたような状態などと具体的にわかりやすく説明されていました。

ただ、科学の基礎基本を持ち合わせていない身としては理解できたかどうかは別なのが悲しいところなのですが、それはともかく深遠な夢のような時間を頂けたことは確かです。

講演の最後に、この新プラネタリウム番組制作にあたっては「少しでも平和への一歩となることを願って・・・」と述べられ、科学者としての矜持を示されていたのが印象的でした。

満員御礼の赤札が張り付けられたポスターの通り、会場となったプラネタリウム内は満席で、小学生や中高校生の姿も見えました。きっと知的好奇心が満たされたことでしょう。この中から未来の科学者が生まれるかもしれないなどと勝手に想像して、明るい気持ちになったのでした。

 

 佐治 晴夫先生について(チラシから)

 

1935年東京生まれ。理学博士(理論物理学)。東京大学物性研究所、県立宮城大学教授などを経て、現在、丘のまち美宙(MISORA)天文台台長。無からの宇宙創生に関わる「ゆらぎ」の理論研究で知られる。日本文藝家協会会員。

 

 
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『くまのプーさん 心がふっとラクになる言葉』から

2016-06-17 20:09:50 | 

曇りのち雨。最低気温13.6℃、最高気温16.9℃。

朝から雨の一日でした。

午後から出かけた野幌森林公園にはあちこちに水たまりができていました。

今が盛りのフランスギクを映す水たまり。雨に濡れた緑が美しい大沢口。

めぐりゆく自然の流れみたいに」というフレーズを思い浮かべました。

この言葉は『くまのプーさん 心がふっとラクになる言葉』(『老子』『荘子』が教えてくれる人生で大切なこと)に収められています。

続けてこんなことが書いてありました・・・・。

「天も地もあるがままに落ち着いていて、お日様も月も輝いて、季節はめぐる。

 昼も夜も決まったようにやってきて、雲は流れ雨が降る、そんな自然なさまでありたい。」

こういう姿は理想ですね。

 

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野幌森林公園フランスギクの花盛り

2016-06-16 21:46:01 | 日記

曇りのち雨。最低気温13.0℃、最高気温18.7℃。

雨の降る前に野幌森林公園へ散歩に出かけました。フランスギクの花に彩られた散歩道は絵本の一ページのようです。

野幌森林公園ふれあいコースから大沢口へ向かい、気分も新たに我家へ戻りました。

午後からは雨。午後2時21分、聴いていたラジオから突然、北海道函館市で最大震度6弱の地震があったとの速報が入り、驚いてテレビのスイッチを入れました。

日本列島は地震列島に間違いなしのようです。ニュースは地震の起きた各地の状況に続いて、関連する原発は今のところ異常なしと伝えていました。地震の起きるたびに、原発の心配をしなければならない異常さ・・・。

 

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