透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

11月最後の日の野幌森林公園と卓上四季から

2024-11-30 19:18:17 | 日記

雪時々晴れ。最低気温-1.6℃、最高気温3.0℃。

11月の最終日を迎えています。

積雪の朝でしたが、夕方に散歩した時にはほとんど解けていました。

ところで、昨日の卓上四季に取り上げられていた話題に興味津々です。

「すずらん印」の日本根菜製糖が「ビートで空を飛ぶ」というおとぎ話のような研究を進めているのだそうです。

ビートから砂糖を精製するとき、副産物として糖蜜ができ、これで特殊な酵母や藻類を培養すると、油脂を生むとのこと。これから、植物由来の持続可能な航空燃料(SAF)ができるのではないかが研究の動機のようです。

ジェット燃料が現在の原油からではなく、ビートという植物からという点が魅力的です。

「北の大地が育んだビートで羽ばたく。楽しみに待っていよう。」と卓上四季は結ばれています。

いつか枯渇する原油からではなく、持続可能な燃料として植物から作ることができるかもと思うだけで、希望が湧いてきました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日からの師走が皆様にとって心残りのない月となりますように・・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「カフェテラス四季」と「都市公園写真展」へ

2024-11-29 20:07:45 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温-1.1℃、最高気温3.1℃。

野幌森林公園を散歩した後、12月20日で閉店となる「カフェテラス四季」へ。

日替りランチメニューの「豚肉の味噌焼き」を頂くことにし、セットの飲み物は紅茶にしました。このボリュームで定価900円は良心的だと思います。

大麻の中町商店街の一角にあるこのお店は、近くに体育館や公民館があるので、サークル仲間で立ち寄るのに便利だったことと思われます。

このお店が閉店の後、店主が代わって新しい姿でお店が開かれると聞いて、この空間が寂しくならなくて良かったと思いました。

その後、野幌公民館で開催中の「2024 都市公園写真展」へ。

この写真展は江別環境整備事業協同組合によるものです。

高校写真部の生徒さんによる市内の公園の写真、計118点と市内在住のフォトグラファー坂井春香さんの作品が展示されています。

ワタクシも公園の遊具などを撮ったことがあり、高校生たちの目線で捉えた写真はとても興味深かったです。

若い感性で捉えられた遊具や公園が新鮮に感じられ、素敵でした。

また、坂井氏の作品は格別の味わいがあると思いました。

そして、本日の新北のうた暦の掲句です。

裸木と白馬との対比が図抜けていて、仰天しながら味わうことになりました。

解説の結びは「作者は想像の世界へ心を放つ」と。

このように詠める作者の感性にあやかれはしないけれど、あやかれたらなと思いました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道開拓の村へ

2024-11-28 21:09:41 | 日記

雨時々晴れ時々曇り。最低気温0.9℃、最高気温7.2℃。

オーラ7歳馬(人間に換算すると28歳)

今日は北海道開拓の村へ足を運んで来ました。

11月6日からボランティア冬季活動が始まり、その2回目となります。

ガイド担当でした。

東京から来られた女性で農村群を特に希望されていたので、希望に沿う形でお話しながら歩くことに。

心配していた空模様はガイド開始の10時半頃から晴れ間が広がり、この時期としては暖かかったです。

寒い北海道をイメージして、ダウンコートに登山靴の出で立ちでしたが、その予想は良い意味で外れたようです。

1時間20分ほどでしたが、年代も似通っていたせいか、旧友のような感覚でお話しできたことを有難く思います。

午後からは韓国からみえた50代の男性二人(日本語を話せる一人の方を通してのコミュニケーション)

に開拓使札幌本庁舎の屋根に掲げられている旗のマークは何か、赤いのは何故?と聞かれました。

北極星で開拓者精神(フロンティア精神)を表しているのだと答えました。北極星は北辰星とも言うので、この旗は北辰旗と呼ばれ、開拓使のシンボルとなったこと。それから、建物の裏側まで一緒に歩き、2階の窓がこの形になっていることを伝えたのです。

小学校からの親友同士で、信頼し合っていることがこちらにも伝わってきて、気持ちが和みました。

活動終了時刻が迫ってきた頃に来られた大阪の男女のお二人もまた、底抜けに明るくて、馬車鉄道発車まで数十分しかお話できなかったのですが、楽しかったです。

今年は雪が遅く、比較的暖かだった本年最後の解説担当のひとときでした。

開拓の村の、分からないことを分かるようになる楽しみは手放せそうにないなと・・・・。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『札幌誕生』の作者の言葉と

2024-11-27 18:00:35 | 日記

雨時々曇り時々晴れ。最低気温8.5℃、最高気温13.0℃。

先日の北海道新聞に掲載されていた、門井慶喜氏の一文です。

タイトルの〈「人が住んで街になる」ではなく「人はいないが街をつくる」〉という表現に驚きを覚えました。

門井氏は北海道新聞に連載されていた『札幌誕生』の著者です。

18年に『銀河鉄道の父』で直木賞を受賞。苫小牧で講演された時にはワタクシも足を運んできました。

その門井氏は「人はいないが街をつくる」などと、「こんな自然の理に反する、頭でっかちな発想を持ち込んで、いったいぜんたい、(どうなるんだろう)」と疑問に思ったそうです。

その疑問が『札幌誕生』を書かせたと断じています。

街というのは多面体で、政治、経済、教育、文化、土木等々、いろんな要素によって成立するもの。

そこで、門井氏は連載短編という小説の手法を選んだとのこと。

最後に「そもそもサッポロという名はアイヌ語が由来なのである。それを『誕生』と呼ぶ事の和人の傲慢さにもついても触れたことで、この物語はいっそう奥行を加えられたのではないかと思う。」と綴っています。

ご明察だと思いました。


ネットで札幌の地名の由来を辿ると

アイヌ語の「サッ・ポロ」は「乾いた広いところ」、「サリ・ポロ・ペッ」は「大きな湿地のあるところ」を意味します。札幌市は豊平川が形成する扇状地に建設された都市で、豊平川の乾いた扇状地の方を指して「サッ・ポロ」、下流の湿地の方を指して「サリ・ポロ・ペッ」という説があります。


門井氏のエッセーと本日の新北のうた暦の掲句に何となく繋がりを感じました。

寒さが厳しくなり、雪に埋もれて閉塞感が強まる北海道の冬。

しかしながら、開拓に命を削った先人たちの想いをかみ締める時間にもなるのかなと思います。

 

それでは、今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冷え込んだ朝

2024-11-26 20:29:41 | 日記

晴れ時々曇り。最低気温-4.4℃、最高気温7.5℃。

今季、一番の冷え込みになった当地です。

日中は日が射して、ストーブのスィッチを切っていた時間帯もありました。

夜を迎えて、ぐんぐん冷え込みが厳しくなっていく感じがします。

そして、本日の新北のうた暦の掲歌です。

感覚を研ぎ澄ませて、東京の道路に触れ、雪が降るのを予想してみたのでしょうか。

あたかも、遠く離れた北国の札幌で雪が降る時のように。

解説は「そうして札幌ならば自らを埋めてゆく雪を幻想のなかに呼んでいるのだろう」と結ばれています。

なんと深い読みなのだろうと解説を読んで思いました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

珈琲館にてと新北のうた暦と

2024-11-25 20:19:47 | 日記

曇り時々雪。最低気温-0.7℃、最高気温3.2℃。

焼きたてサンド・珈琲館のハウスサンド 紅茶(ダージリン)

「月曜日の美容院は混むんです~」と美容師の方が言ってました。

そうとは知らずに出かけたワタクシ。

混みあってはいたものの、およそ2時間半ほどで終了。

待ち時間は読書です。と言っても、美容院内にあった女性週刊誌ですが・・・。

虐待の記事に目が留まり、読み続けていくうちに

虐待を乗り越えた方の今が立派すぎて、ひとまず、深呼吸していました。

お店を出たのは13時頃で、珈琲館にて遅いランチタイム。

温かい、紅茶でぬくもってきました。

本日の掲句です。

夕方、目にした初冬の風景が頭に浮かびました。

一本の木を自分と重ねる作者の姿も・・・。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪降り積もり・・・  

2024-11-24 18:34:59 | 日記

雪のち曇り時々晴れ。最低気温-3.2℃、最高気温2.9℃。

雪の朝を迎えた本日。

午後には、車道や遊歩道の一部が解け始めていました。

雪が降り積もる歩道には足跡が曲がりくねりながら続いています。

雪は真っ白のキャンバスにもなるのです。

北国に住む者にとって、この句に出合えたことに喜びを感じました。

「句ごとに深きものがたり」にワタクシも惹かれます。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

百年記念塔跡を経由して

2024-11-23 18:53:46 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温-0.5℃、最高気温7.1℃。

日が高くなり暖かくなった頃、野幌森林公園ふれあいコースから百年記念塔跡を通って大沢口まで歩いてきました。

ふれあい橋や遊歩道脇に残る白い雪がチョコレートケーキに振りかけられた粉砂糖のようです。

青空に映える白樺の木とナナカマドの赤い実。

まもなく雪に埋もれる野幌森林公園のさっぱりした様子を目に焼き付けてきました。

そういえば、今日は勤労感謝の日でした。

歯医者さんの治療中に横になる、あの機会を有効に使う手があったかと。

「タイパ」重視という「今時の感覚を表しているよう。」との解説になるほどと思いました。

忙しい毎日を送っている方ならではの発想に拍手です。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ミノムシ糸から繊維」の記事

2024-11-22 19:55:30 | 日記

曇り。最低気温-3.0℃、最高気温7.3℃。

青空に映える白樺やナナカマドの赤い実。バッコヤナギの枝先には白く光る芽のようなものが見えます。

先日の雪は日陰のわずかな所を除いてほとんんどが解け、当地にまた秋景色が戻りました。

 

〈北海道新聞・本日付け〉


医薬品製造などを手掛ける興和(名古屋市)は、ミノムシが吐く糸を繊維として世界で初めて製品化したと発表しました。

強くて環境に優しいことから、従来の化学繊維に取って代わる可能性があり、近々、ミノムシ繊維を使ったスポーツ用品が商品化される予定とか。

航空機の部品や防弾チョッキなどの商品化も視野に入れているそうです。

 

ミノムシはミノガ科に属するガの総称。口から吐き出す糸で葉や枝を絡めた巣を作り、その中で暮らすのだとか。

ミノムシ糸は蚕から取れる絹やクモの巣などの天然繊維と比べると強く、弾力に富んでいるそうです。

興和(名古屋市)はシート状のミノムシ繊維を開発。

ゴルフクラブなどのスポーツ用品に使われる炭素繊維強化プラスチックにこのシートを混ぜると、衝撃を吸収しつつ壊れにくい特性を持つようになります。

今はスポーツメーカーと共同で製品開発を進めているとのこと。

ミノムシ繊維を使った新素材の総称を「ミノロン」ブランドとし、数百億円規模の投資を想定しているそうです。

(本日付けの北海道新聞より)


ミノムシが吐く糸から作られた新しい繊維が絹糸やクモの糸より強く、弾力に富み、環境に優しいと知り、驚きとともにワクワクしてきました。

およそですが、蚕から取れる絹糸は0・002mm、クモの糸は0・005mm、健康な人の髪の毛は0・05mmだそうです。

それにしても、ヒトは他の生物から多大な恩恵を受けていて、これからも受け続けるのだなと思いました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

百合が原公園と新北のうた暦と

2024-11-21 21:43:47 | 日記

晴れ。最低気温-1.2℃、最高気温8.7℃。

百合が原緑のセンターにて開催中のクリスマスディスプレイ展へ。

クリスマスは誰かの幸せのために何かをしたくなる記念日だと、いつの頃からか思っていました。

今日はクリスマスのディスプレイが発信している優しいメッセージを、見る側として、受け取ってこれた気がします。

温室の中では緑の葉や花、そして、すだちなどの柑橘類の実が目を楽しませてくれました。

外界が雪に埋もれるこれからは、緑のセンターで南国気分を味わい、身も心も温まりたいものだと思います。

ミツウマのゴム長靴といえば、耳に馴染んだゴム長靴のメーカーです。

ゴム長靴は雪はもちろん、ぬかるみにも抜群の安心感があり、雪が積もったり、解けて凍ったりを繰り返す今の時期に重宝しています。

掲句では「ミツウマとママさんダンプ」とカタカナが効果的だと思います。

解説は「〈雪よ来い〉と腕まくりする作者の頼もしい姿が見えるようだ。」と結ばれ、その通りだと思いました。

今年も大雪が予想されている当地ですが、開拓の頃を思えばどうということもないのかと・・・・・。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

卓上四季と新北のうた暦と

2024-11-20 18:50:07 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温-3.6℃、最高気温6.1℃。

本日の北海道新聞の卓上四季には谷川俊太郎さんが取り上げられています。

昨日も俊太郎さんの詩作品などに触れる機会がありましたが、このコラムでも数作品の一部が引用されていました。

「鉄腕アトム」の主題歌も手掛けられていたとは驚きました。手塚治虫さんの「鉄腕アトム」を欠かさず見ていた記憶があり、主題歌は大好きな歌で元気をもらっていたものです。

逝去された今、「さようなら」の詩作品により味わい深さを感じます。

「もう私は私に未練がないから 迷わずに私を忘れて 泥に溶けよう空に消えよう 言葉なきものたちの仲間になろう」

そして、本日の新北のうた暦の掲句です。

当地はすでに積雪を経験しているものの、今日は気温が上がり、雪解けが進みました。

まだ根雪にならないのですが、それも時間の問題です。

雄大な自然の情景を抒情豊かに詠んだ、味わいのある句だと思います。

「雪野となる前のふるさとが眠ろうとしているのだ。」との優し気な解説の言葉にも共感を覚えました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新札幌へと野幌森林公園と

2024-11-19 19:48:53 | 日記

晴れ時々曇り。最低気温-3.3℃、最高気温2.1℃。

作文の会の皆さんと1カ月ぶりに再会。

谷川俊太郎さんの逝去が伝えられた本日。

先生による、俊太郎さんの絵本や詩についてのお話に耳を傾けてきました。

 

そして、最高気温2.1℃と冷え込んだ今日は、温かい方の天婦羅蕎麦を頂くことに。

日が沈む頃、野幌森林公園・大沢口まで歩いてきました。

公園内は雪景色。車道は凍り付いたままです。

「折れてしまった白樺は、台風が通り過ぎて秋になってもなお痛々しい姿をさらし続ける。」と解説にあります。

思えば、近くの野幌森林公園でも多くの木々が倒されたことがありました。

その姿と重なる「幹の内部を風にさらして」という表現に胸が痛みます。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第7回夢祝江別・江北地域写真展へ

2024-11-18 20:46:04 | 日記

曇り時々雪時々晴れ。最低気温-2.8℃、最高気温2.5℃。

第7回夢祝(ゆめほぐ)江別・江北地域写真展が江別市都市と農村の交流センターえみくるで開催されています。11月18日(月)から11月29日(金)午前9時から午後8時(最終日は午後5時)まで。

本日の午後から、さっそく出かけることに。センスが光る力作が展示されていました。

おりしも、雪が降り出し、あっという間に地面が白く塗り替えられていきます。

どうなることかと思ったのですが、帰る頃には、降り方が弱まり、我家に戻る頃には晴れ間が広がり始めました。

太くて白くて重たい、立派な江別産の新鮮だいこんを1本、買い求めてきました。

そして、本日の新北のうた暦の掲句です。

解説の結びは「なんともユーモラスかつ痛快だ。」とあります。

庶民は明るく文学的に一矢を報いるのだなと新鮮な思いがしました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨と新北のうた暦と 

2024-11-17 17:38:31 | 日記

雨。最低気温8.3℃、最高気温15.4。

雨の南町公園です。傘を差しても濡れるほどの強い雨でした。

でも、晩秋の景色をさらに風情あるものに仕立て上げている雨です。

本日の新北のうた暦の掲句です。

特に注目したのは、「結び目美しき舫(もや)ひ網」です。

プロの働き手がきっちり結わいた結び目が美しく目に映ったのでしょう。

美しい仕事は細部にその値が隠されているように思います。

神の留守になる時という状況も鑑みて、美しさに深みをも感じます。

最近とみに、美しい仕事が「出来ること」にあこがれを感じるようになってきました。

それはプロの仕事ともいえるもので、ワタクシにとっては永遠の憧れかと。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「絵はがきの中の江別」のお話 

2024-11-16 19:49:39 | 日記

晴れ。最低気温-1.6℃、最高気温13.0℃。

講演の始まる前に錦山神社とその界隈を散歩してきました。

野幌公民館にて開催された「絵はがきの中の江別」のお話を伺ってきました。

江別市政70周年記念事業の一環で、第91回人が集えば文殊の知恵袋講座の一つです。

主催は江別創造舎。

江別創造舎は平成19(2007)年1月、江別の地域文化振興活動を目的として結成された任意団体。

江別の活性化を願って、メンバー一人ひとりのキャリアを活かした事業を、江別市民や江別を訪れる人々を対象に推進しようしているとのことです。

本日の講師は元江別市情報図書館館長の佐々木孝一氏。

65枚の貴重な絵はがきを丁寧に説明して下さり、江別市の歴史の一端を学ぶことができました。

例えば、開村50周年記念(1928年10月)の絵はがきには江別町役場庁舎の写真があり、2階にはなんとバルコニーがあるのです。瀟洒な佇まいでお堅いイメージの役場庁舎にもロマンが感じられました。

講演の結びに、「戦後10年、絵はがきが出てこなかった。平和とはいかに大切なものか」と言葉すくなに話されていたのが印象に残っています。

「したっけ」が「さよなら」の意味になるなとうなづきつつこの歌を読みました。

「真一文字の冷凍さんま」という表現もぴったりだと思います。

解説の結びにあるように、作者は固くて真直ぐなさんまに自身を重ねたのでしょうか。

余韻に切なさのようなものが感じられました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする