透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

長沼の舞鶴遊水地へ

2020-05-31 21:43:51 | 日記

晴れ。最低気温8.0℃、最高気温27.2℃。

舞鶴遊水地

北海道新聞日刊紙2020年5月30日付

今日も気温は高めで、夏の陽気。午前中は布団や洗濯物を干すなど、自然の力を借りてのお仕事。外に干すと、お日様の匂いがして布団はほかほかに洗濯物は柔らか仕上げとなるのです。

午後から、昨日の新聞に掲載されていた長沼の舞鶴遊水地へ車で行ってみました。

タンチョウは只今子育て中とのことで、姿を見ることはできなかったのですが、そよ吹く風になびく草たちの向こうに遊水地を見ることができました。

スマホの動画で撮った映像から一コマをアップします。動画では風になびく草たちがリアルに映っていました。

北海道の鳥に指定されているタンチョウは国の特別天然記念物でもあります。札幌開建が29日、この地でタンチョウの繁殖を確認したとのこと。タンチョウが札幌圏から消えて100年以上が経っている中で、完全な人口湿地での繁殖は初めてとあり、このひなたちが無事に育ってくれることを願うばかりです。おりしも、コロナ禍の今年にあって、こうした明るい話題に救われる思いがしました。

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積丹半島を神威岬まで

2020-05-30 21:08:33 | 日記

晴れ。最低気温8.6℃、最高気温26.9℃。

積丹岬からの眺望

積丹出岬灯台

島武意海岸

神威岬灯台と神威岬

神威岬付近からの眺望

御食事処田中屋 古平町

田中屋弁当

好天に恵まれたので、積丹半島へ。午前10時過ぎに出発し、江別西インターから道央道、札樽道、後志道の最終地点余市で下車。積丹半島の観光スポットを順に巡り神威岬を目指しました。

ところが、神威岬では強風のために通行止めとなり、灯台のある岬まで行くこと叶わなず、遠くから眺めることに。

それでも、積丹半島の青空と積丹ブルーのグラデーションはどこまでも美しく、飽きることがありませんでした。

五月の風に吹かれ、青の世界にしばし染まった今日のひととき。気持ちの切り替えがちょっとだけできた気がします。

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ライラックの花咲く公園へ

2020-05-29 20:53:17 | 日記

晴れ。最低気温9.4℃、最高気温23.9℃。

スィートハート

この一角の中にはクラーク博士がアメリカ・マサチューセッツ州に贈った日本のライラック(ハシドイ)の子孫も含まれ、120余りの時を経て札幌の地に里帰りしたことになると書かれた説明板。

ウェッジウッドブルー

午後、我が家から車で約15分の白石・厚別川流域にある川下公園へ家人と出かけました。

公園は約200種、1700本のライラックを擁しているそうです。

ライラックを市の花と位置付けている札幌市が、この花の素晴らしさを市民をはじめ多くの人に知ってもらうために造成したということです。

1991年に札幌の気候にあった品種を選ぶため、アメリカ、中国、ドイツ、カナダから収集にあたったそうで、中でもカナダののボタニカルガーデンズから枝を提供して頂き、それを接ぎ木によって増やしたのだとパネルにありました。

いつでも行ける距離であっても、毎年となるとそうはいかないものです。昨年の今頃は病院との往復でした。今年も新型コロナ禍でどうなることかと思っていたのですが、開花の時期に合わせるように開場。

ライラック園は良い香りに満ちていました。ライラックは英語(Lilac)で、リラはフランス語(Lilas)からそう呼ばれます。和名はムラサキハシドイ(紫丁香花)。札幌市のシンボルとなる木はライラックです。ついでに札幌市の花はスズラン、鳥はカッコウ。

ちなみに北海道の木はエゾマツ、同じく花はハマナス、同鳥はタンチョウ。

今日は初夏のような一日となり、爽やかな空にライラックの花が嬉しそうに見えました。

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北海道開拓の村へ

2020-05-28 20:35:30 | 日記

曇りのち晴れ。最低気温10.6℃、最高気温17.4℃。

旧札幌停車場

旧開拓使札幌本庁舎

リンゴ 農村群旧菊田家農家住宅横

旧小川家酪農畜舎

 旧樋口家農家住宅前の水田 農村群

およそ二か月ぶりに出かけた北海道開拓の村。52件の建造物が自然豊かな村内にすっかり溶け込んでいる野外博物館です。

青空が広がり、澄んだ空気を風がそよがせていました。暑くも、寒くもない絶好の散策日和。

この季節の村の中はどこをとっても美しいのですが、気にかかっていたリンゴ園へ先ずは足を運ぶことに。リンゴの花は満開の時を迎え、辺り一面は良い香りに包まれていました。よく見るとつぼみはほんのり紅色を残したままで、白い花全体のアクセントのよう。その微妙な色合いのタイミングにぎりぎり間に合ったようです。

旧樋口家農家住宅前の水田には赤毛種とななつぼしの苗が植えられていました。

緊急事態宣言が解除され5月26日から再び開館となった、この村。リンゴ園の前で出会った医療従事者の女性の一人が「ここに来るとホッとするの。この村があれば、私は大丈夫。」と話されていたことが印象的でした。

空も緑も空気も美しいこの村は誰かの心のよりどころになっているし、これからもなりうるのでしょう。何だか嬉しい限りです。

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雨上がりの夕暮れ

2020-05-27 20:10:58 | 日記

雨時々晴れ。最低気温10.5℃、最高気温13.4℃。

朝からまとまった雨が降り、潤う草木は正直なもので一段と生き生きとしてきたようです。物干し棒には雨の雫の一つ一つがまるい宇宙を形作ろうとしていました。

夕方にはその雨も止み、おまけのような美しい夕暮れが空を彩っていました。さらにおまけのおまけのようにすっきりダイエットした端正なお月様まで顔を見せて。

新型コロナ禍がひと段落を迎えた気がする今日という日の空模様は雨のち晴れ。

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北海道立図書館へ

2020-05-26 19:08:56 | 日記

曇りのち晴れ。最低気温9.8℃、最高気温15.6℃。

我家から徒歩5分ほどのところにある、北海道立図書館が開館となり、借りた本を返しに足を運んできました。北海道立文書館の2階に移転した北方資料室は初めてのお披露目だったかと。

さて、新型コロナの感染の影響は現在進行形です。その中での開館とあってか感染防止対策は、前回より入念でした。玄関を入ると先ずは消毒液で手指を消毒、時を置かずにおでこで検温、利用者カードを提出した後、正式に入館を許されることにという具合。

今日は北方資料室から3冊の本を借りてきました。わずかの滞在時間でしたが、図書館は資料を提供してくれるのみならず、気持ちが落ち着く貴重なスポットなのだと改めて実感した次第です。

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今年の五月は

2020-05-25 20:04:51 | 日記

雨時々晴れ。最低気温10.7℃、最高気温18.4℃。

タンポポ

タンポポは綿毛となり、ミズバショウは大きな葉となっていました。

気温は高めで風もなく、雨をかわしての午後の散歩。

北海道の五月は爽やかで明るい印象があったのですが、今年は少し違った感があります。世の中全体の重い空気に首まで浸かっているとでもいうような・・・。

夕方、新型コロナウィルス特別措置法に基づいて出されていた緊急事態宣言が北海道も解除となりました。でも、手放しで喜べるわけでもなく、明日からもこれまでとあまり変わることなく過ごすことになりそうです。

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野幌森林公園・エゾユズリハコースと大沢コース

2020-05-24 19:06:26 | 日記

晴れのち曇り時々雨。最低気温10.5℃、最高気温15.6℃。

大沢口

コンロンソウ 大沢コース

ダイコンソウ  エゾユズリハコース

ホウチャクソウ エゾユズリハコース

エゾユズリハコース エゾユズリハコース

ツボスミレ エゾユズリハコース

マイヅルソウ エゾユズリハコース

ルイヨウショウマ エゾユズリハコース

ミヤマハコベ エゾユズリハコース

キジムシロ エゾユズリハコース

午後から散策に。今日の初顔はルイヨウショウマです。

我が家に戻ってから、思い立ってスミレの種類を図鑑で調べてみました。スミレも種類が多いのでいつも分からないままにしていたのですが、コロナでステイホームの今は少し深入りしてみようかと思った次第。

ここまでで今日はおしまいにします。パソコンがまた、唸り始めまして・・・・。

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芝桜

2020-05-23 20:27:36 | 日記

雨のち曇り時々晴れ。最低気温7.6℃、最高気温14.5℃。

ご近所の芝桜は満開です。辺りは良い香りに満ちていました。

今日も午後からふれあいコースを散歩。風は強かったのですが、昨日ほど冷たく感じなかったのは陽が射していたからかと思います。

ウグイスは相変わらず美しい声でさえずっていましたし、道の傍らでは野の花が清楚な姿を見せていました。

森は緑のグラデーションに染まりながらゆっくり時を刻んでいるようです。

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埋蔵文化財センターからふれあいコースへ

2020-05-22 21:04:07 | 日記

晴れ時々曇り。最低気温4.2℃、最高気温13.2℃。

埋蔵文化財センターから百年記念塔を望む

埋蔵文化財センター 今は新型コロナウィルスにより休館です。

ふれあい橋

クルマバソウ

ダイコンソウ

コンロンソウ

ふれあいコース

夕方近くに散歩。埋蔵文化財センターからふれあいコースの一部を歩いてきました。

三蜜が促されている今となっては「ふれあい橋」という名称も懐かしく、遠い存在になりそうです。が、この橋のある緑の風景の美しいこと。

百年記念塔もこの場所からの見るのは新鮮でした。

風が冷たく、気温の低い日が続いています。北海道ではこの時期の寒さの戻りを、ライラックの花が咲く時節と重ね合わせて「リラ冷え」と呼んでいます。ライラックは「札幌の木」。

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朝採りのワラビ

2020-05-21 19:43:08 | 日記

晴れ。最低気温0.9℃、最高気温16.1℃。

郊外に車を走らせると、苗が植えられている水田や菜の花畑が遠くまで広がっていました。

本当に、北海道の五月は美しいのです。空はどこまでも青く澄み渡り、水は清らかです。淀みのない光が隅々まで行き渡り、そこいらをきらめかせています。

菜の花畑は集めた光を、空に向かって一斉に放っているようでした。

そんな風景の中で見つけたのがこの幟で、山菜のわらびを販売していたのです。なんでも、朝の3時から採りに出かけ、自宅で燃料にしている薪から採れた自前の灰であく抜きをしたとのこと。陽気な方で、神社の役職などを引き受けているとうことも話しているうちに分かりました。わらびの味付けにはまろやか味ぽんが良いなどと調理の指南も受けて、一束を買ってきました。お値段の割には量が多い気がします。

我家に帰って、とりあえず、めんつゆに浸して夕食の食卓に。程よい苦みと歯ごたえは、癖になりそうな美味しさでした。

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野幌森林公園

2020-05-20 22:02:04 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温3.8℃、最高気温11.7℃。

イタヤカエデ

マイヅルソウ

スミレ

暖かさに馴染んだ身には肌寒く感じる一日となりました。ステイホームの生活リズムにも慣れてきて、野幌森林公園散策は日課となってきた感があります。

五月の森の中は今日のように曇っていても良いものでした。五月は緑の色合いが日々変化し、野の花も主役が次々に交代する時期です。以前はつぼみだった野の花が満開となって咲いているのを見るのも新鮮でした。

気が付けば、五月もあと十日あまり。今まで味わったことがない、記憶に残る五月になりそうです。

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みずみずしさが際立つ野幌森林公園

2020-05-19 18:48:49 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温4.8℃、最高気温15.7℃。

シナノキ 大沢コース

ふれあいコース

晴れ間が広がる中の散歩となりました。みずみずしい緑に包まれた森林公園。風も緑色に染まりそうです。

野幌森林公園大沢口の駐車場は閉鎖が解かれ、開場していました。とはいえ、当地はこれからもステイホームが続きそうです。

庭に植えた花や野菜の苗の成長を見守るのも楽しみの一つとなりました。

今の状況を代弁してくれているようなコラムが北海道新聞夕刊に掲載されていたのでアップさせて頂きます。

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看板の言葉と御衣黄と「夢あかり」へ

2020-05-18 20:37:57 | 日記

曇り。最低気温3.9℃、最高気温12.6℃。

市内の空き地に立てられていた看板。考えさせられる文面に数回読み返してしまいました。タンポポは花を咲かせ、もう、わたぼうしになっています。冬から春、そして今は初夏。コロナ禍の中で季節は静かに進んでいました。

御衣黄。北海道江別保健所の駐車場に今年も黄色味がかっためずらしい「御衣黄」という桜が咲いていました。

昨年(2019年5月15日)の北海道新聞記事に取り上げられていました。

義父がお世話になっている施設。2月の末から面会禁止のままです。書類に印鑑が必要とのことで出かけると、最初のドアを入った所に事務デスクが置かれ、そこで対応して頂きました。

長期間にわたり、過酷な状況下で頑張って下さっているスタッフの皆さんには頭が下がる思いです。医療スタッフの方々と同様にこちらにも支援物資等を届けてほしいと願ってしまいました。

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酪農学園大学の白樺並木と菜の花畑

2020-05-17 20:01:15 | 日記

曇り。最低気温9.5℃、最高気温14.7℃。

買い物の帰りに目にした酪農学園大学構内の菜の花畑と白樺並木です。

車を止めて、しっかりカメラに収めてきました。

緑と白の清新な色合いの白樺を見るとまとまり切らない心がすっきり整えられ、黄色の菜の花からは明るさを濃縮したエキスを受け取れた気がしました。

空の下に広がる今の季節ならではの風景は北海道の原風景のようです。格別に思えました。

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