透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

十月の終わりに

2014-10-31 20:58:15 | 日記

晴れ。最低気温-0.3℃、最高気温15.7℃。

今日は野幌森林公園、桂コース、大沢コースを散歩しました。けっこう暖かく、風もなかったので、のんびり十月最後の晩秋の森を味わいました。葉を落とした木々がすっきりとした姿を見せ、道には落ち葉が降り積もっていました。まだ、色づいた葉をまとった木々がわずかに残り、森のアクセントとなっていたのも印象的でした。すでに彩を失い、くすんだ色の落ち葉は、踏みしめるたびに乾いた音を立てて砕けました。森の中は静かに秋から冬へ向かって、自然の摂理に従って準備を進めているようでした。世の中も順当な摂理に則って進んでいくようにと・・・・・・・・・・・。                          

                           

                                         《大沢口》

                           

                           

                           

                                    《風のお休みどころ?》

                           

                           

                                   

                        

                        

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百年記念塔と夕焼け

2014-10-30 21:00:44 | 日記

晴れ。最低気温-0.6℃、最高気温14.6℃。

夕方、野幌森林公園ふれあいコースを散歩する。晩秋を迎え、夕映えに百年記念塔が凛々しい。本日は晴天なり。10月もあと一日を残すのみとなる。

             

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104位の「男女平等度」

2014-10-29 13:48:25 | 日記

曇り。最低気温1.8℃、最高気温8.5℃。

昨日(2014年10月28日)の北海道新聞夕刊で、日本の「男女平等度」が、調査の対象となった142カ国の中で104位だったと報じていた。前年より順位は一つ上がったというが、先進国の中では最低水準という。これはダボス会議で知られるスイスのシンクタンク、世界経済フォーラム(WEF)が、28日に公表した2014年版「男女格差報告」によるもので、首位は6年連続のアイスランド、2位フィンランド、3位ノルウェーは前年度と同じだそうだ。アメリカは20位、中国87位、韓国117位。男女格差報告は女性の地位を経済、教育、政治、健康の4分野で分析し数値化したものとのこと。

                                                   

実は2008年11月12日の我HPでも取り上げていたので比較してみることにした。2008年の7月7日からは北海道の洞爺湖町を舞台に日本が議長国となって先進国首脳会議が持たれていたので記憶に残っている。2008年11月12日付の北海道新聞の記事をまるごと引用しているので、比較するには何かと好都合だ。それで・・・・・・・、6年の時を経ても、相変わらず世界各国の中で日本は女性の地位が低めで推移していることが理解できた。だからといって・・・・・・・・、6年の歳を重ねた私は驚きもしなくなった・・・・・・・。

「2008年11月12日・晴れ。最低気温-4.4℃、最高気温11.8℃。日の出6時15分、日の入16時02分。本日の北海道新聞夕刊に興味深い記事が掲載されていた。
【ジュネーブ12日共同】ダボス会議で知られるスイスのシンクタンク「世界経済フォーラム」は十二日、女性の社会的地位の改善状況を順位付けした二〇〇八年版の「世界男女格差報告」を発表した。首位はノルウェー、二位がフィンランド、三位がスウェーデンと北欧諸国が上位を独占。日本は前年の九十一位から九十八位へ後退した。
 給与水準や高等教育を受ける機会、政治参加、平均寿命などの男女格差を数値化して世界百三十カ国を比較した。
 日本は平均寿命などを反映した「健康と寿命」の指数が三十八位と比較的上位ランクされたが、政治分野は百七位、経済分野は百二位、教育分野も八十二位にとどまり、全体順位は主要先進国の間で最低だった。
 主要国ではドイツ(十一位)、英国(十三位)、フランス(十五位)など欧州勢が上位にランクされた。米国は男女の所得格差の縮小が評価され三十一位から二十七位に上昇。ロシアは四十二位、中国は五十七位だった。

ついこの間、北海道洞爺湖を舞台に主要先進国首脳会議があった。主要先進国に名を連ね、議長国として当番も務めた日本が、男女格差については九十八位と後ろから数えた方が早い順位とは、いかがなものだろう。先進国というイメージで、日本も女性に開かれた国になってきていると感じていたが、世界的にはまだまだだったのかと意外に思った。」

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初雪の便り

2014-10-28 21:08:27 | 日記

晴れ時々雨。最低気温0.1℃、最高気温7.3℃。

札幌市中央区で午前0時40分に初雪があったと本日付北海道新聞夕刊で報じられていた。これは平年と同じで、昨年より11日早かったという。札幌では、行き交う人はダウンやコートにマフラーという出で立ちが多く、寒さ対策を万全にしていた。かくいう私も。新札幌でとエレベーターを待っていたら、神戸から来たという30代の女性に、「寒いですね。一週間くらいこちらに居る予定ですが、明日からはどうなるのでしょう。」と話しかけられた。明日もどうやら冷え込むらしいこと、その後は少し暖かくなるらしいと答えた。ニットのカーディガンを羽織っただけの様子だったので、「大丈夫ですか。風邪などひかないようにね。」と言って別れたのだが、今頃大丈夫だろうか。

 初雪の便りが聞かれる時期を迎えている。暖かいと評判のヒートテックの製品を買い込んできたので、今年の冬はいつもより機嫌よく暮らせそうな・・・・・・。

                           

                           

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水たまりの世界

2014-10-27 15:35:15 | 日記

雨時々曇り時々晴れ。最低気温8.0℃、最高気温16.1℃。

散歩道の所々に水たまりができていて、何気なく覗き込むと美しい世界が広がっていた。三次元の世界を映しだした二次元の世界は樹木の枝が重なり合い、繊細な影絵を出現させていた。そこに舞い落ちてきた葉が一段と風合いを深めているように思えた。藤城清治氏の世界とどこか重なるような気もして、このささやかな発見に心が少し躍った。自然界が創り出した絶妙なバランスのこれらのアートはどれも趣があって新鮮だった。自然界の巨匠の腕前にはいつも驚かされる。

                           

                           

                           

                           

                           

                           

                           

                           

                           

                           

 

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ポトスの仕立て直し

2014-10-26 21:36:07 | 日記

晴れ時々曇り。最低気温14.1℃、最高気温19.9℃。

朝から気温は高めで気温差が比較的少ない一日となった。先日、ポトスの鉢の入れ替えをして、9号サイズに仕立て直したのだったが、今一つ、スッキリしなかったので、午後から再挑戦することにした。3個の根から生えた蔓状に伸びた茎や葉を最初からほぐしていく作業はかなり時間と根気を必要とした。それでも、始めてしまったからには最後まで何とかしなければならないと格闘し、ねじれたり絡み合ったりしている状態のものをやっと分離させることができた。民放で男子シングルフィギュアスケートのフリーの演技が放映されていたのだが、そちらを見るとこちらの作業が滞るので、町田君の演技だけを見ることにした。グランプリ―シリーズ第一戦、スケートアメリカでのフリーの演技はベートーベンの「交響曲第九番」でというので、楽しみなプログラムだった。曲が流れる中、町田君にエールを送りつつ、手を休めて演技終了後まで見続けた。素晴らしい演技で優勝を決めていた。そして、私はまた、込み入ったポトスの仕立て作業に取り組むこと1時間。全体で2時間をかけて、やっとポトスを仕立て直すことができた。

絡み合ったものをスッキリさせるには、原点に立ち返って、根気よく巻き戻すことが大切だ。器という環境を変えることも必要で、手に追えなくなったならば、切り捨てる覚悟も持たなければと思った。

                       

                       

                             

                                                            《高さ約95㎝》

                       

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「ニッカウィスキー余市蒸留所」

2014-10-25 19:20:08 | 日記

晴れ。最低気温4.5℃、最高気温16.6℃。

先日、NHK朝の連続ドラマ「マッサン」の舞台となる余市の「ニッカウィスキー余市蒸留所」へ行ってきました。マッサンこと竹鶴正孝が念願の第一号ウィスキーを誕生させた記念の地です。北海道に生をうけた身として一度は足を運びたいと思っていました。

正直なところ、工場が無粋に煙を上げているだけのところなのかと思っていたのですが、敷地内はゆったりと広く、秋の日に照らされて並び建つどの建物も端正でロマンを感じさせるものでした。旧竹鶴邸やリタの家と記された家、蒸留所、ウイスキー博物館等々。入場料無料、試飲コーナーも設けられているなど、主(あるじ)のおおらかさに北海道の大地を思い浮かべながら、思いの他に楽しく有意義に過ごすことができました。敷地内の駐車場には観光バスが数台停車していて、一種テーマパークのような雰囲気で大勢の人でにぎわっていたのが印象的でした。

                             

                             

                             

                             

                             

                             

                             

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イチョウ並木

2014-10-24 20:45:15 | 日記

晴れ。最低気温0.3℃、最高気温16.7℃。

江別市立病院付近の学園通りを彩るイチョウ並木を見てきました。黄色に染まった木々も落ち葉で黄色にまぶされた道も秋の日に映えていました。その並木道沿いを年を重ねたご夫婦が歩いていく姿が見えました。足が少し不自由なご主人を労わるように傍らを歩く奥さんとの二人連れです。お二人の後ろ姿を見ていると、なぜか再生可能なエネルギーのことや身の丈に合った生活ってなんだろうなどという思いが頭をよぎりました。

                          

                          

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野幌森林公園晩秋へ

2014-10-23 19:46:39 | 日記

晴れ。最低気温-3.9℃、最高気温12.1℃。

今季一番の冷え込みとなった今日は二十四節気の霜降とか。なるほどと思わせられました。花壇のベコニアは全滅し、コスモスも満身創痍といったところです。午後、野幌森林公園を散歩しました。日中の気温は二桁台となり、日が射していたので割合に暖かく感じました。公園内の木々は葉が落ちて裸木になっているものもあり、一歩一歩晩秋のたたずまいとなっていくのを感じました。

          、                  

                            

                            

                            

                            

 

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キタキツネとの出会い

2014-10-22 16:24:04 | 日記

晴れ。最低気温0.1℃、最高気温10.1℃。

散歩のときに普通に私のそばを通り過ぎて行ったキタキツネがいました。最近のカラスのように人間との距離が近くなっているのでしょうか。先日はゴミにかけられたネットにカラスがやってきて、逃げるどころか、私を無視して、中の袋を突いていました。野幌森林公園内を散歩する方々は、キタキツネと出会ったとしても危害を加えることがなかったからなのでしょうか。

何だか新美南吉の、「手袋を買いに」を思い出しました。母狐に片方だけ人間の手に変えてもらった子狐は帽子屋のご主人に間違って狐の手を出してしまいます。でも、ご主人は子狐からもらった代金が本物のお金だったので、そのまま手袋を渡してくれました。子狐は手袋を無事に買って帰ってきます。そして、「人間ってちっとも恐かないや」というのですが、母狐は「ほんとうに人間はいいものかしら」とつぶやいて物語は閉じられます。

自分は人間なのに(で)、「ほんとうに人間はいいものかしら」と何だかつぶやいてみたくなる今日この頃です。

                           

                           

                           

                           

                           

                           

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野幌森林公園秋の粧い

2014-10-21 19:41:34 | 日記

曇り。最低気温3.3℃、最高気温13.3℃。

午前、久しぶりに野幌森林公園を散歩する。森林公園のエントランスである大沢口は紅葉した木々や落ち葉でひときわ明るくなっていた。誘われるように、エゾユズリハコース、大沢コースへと足が向いた。モミジの鮮やかな紅や黄色に染まった木々に見とれながらシャッターを切り続けているうちに、歩みが滞ってしまうほどだった。森の中は良い香りに包まれ、鳥たちの囀りが賑やかだった。キタキツネにも出会った。キタキツネは普通に私のすぐそばを通り過ぎて行ったので、こちらの方が驚いて振り向いてしまった。ふさふさのしっぽが草簿の陰で揺れていた。狐につままれたとはこのことか・・・・・・と。生き物たちが伸び伸び振る舞う晴れの舞台に私は立ち会ったようだ。それは実に楽しいひと時だった。

                             

                             

                             

                             

                             

                             

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神仙沼と周辺一帯の「草紅葉」

2014-10-20 19:33:21 | 日記

曇り。最低気温9.4℃、最高気温16.6℃。

昨日、後志管内共和町の神仙沼へ出かけました。神仙沼は標高750mにある高層湿原で、以前訪れた八月中旬には曇っていて、茫洋とした異空間となっていました。小樽までは高速道路を使い、さらに余市町を経由して共和町へ向かいました。そこから、66号線沿いの「ケンブリッジ」という貴族の館を思わせる瀟洒なレストランでランチを取った後、神仙沼へ向かいました。

良く晴れた秋の日、神仙沼は青空を映して神秘的な佇まいを見せていました。また、付近の湿原一帯には大小の池沼と「草紅葉」が柔かな独自の風景を形作り、針葉樹やごつごつした山々を背景にして表情豊かな秋が演出されていました。

                       

                                    《神仙沼》

                       

                       《神仙沼付近の湿原には大小の池沼と秋紅葉が美しい》

                       

                       

                           《66号線沿いのティールーム「ケンブリッジ」》

                       

                            《ティールーム「ケンブリッジ」館内》

                       

                              《ピザトーストと紅茶のランチ》

 

                                        

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岩内の木田金次郎美術館へ

2014-10-19 21:40:38 | 日記

晴れ。最低気温-0.6℃、最高気温17.5℃。

岩内町にある木田金次郎美術館を訪ねた。木田金次郎は1893年に岩内町に生まれ、少年時代から絵画に親しむようになり、1910年、有島武郎と出会う。有島の小説「生まれ出づる悩み」の出版を機にそのモデル画家として知られるようになるが、青年漁師としての厳しい生活の中でも絵を描き続ける生活が続く。1923年、有島の死後、木田は漁業を捨てて画業に専念するようになるが、1954年の岩内大火で、それまでの作品約1500点が焼失したという。その後、1962年に69歳で逝去するまで、精力的に創作活動を続け、独自の世界を切り開いた。生前の有島が木田に、上京するよりも故郷で絵を描くことを勧めたというエピソードを知り、そのことが画家の名前を冠したこのような美術館が建てられるという今につながっていることが興味深かった。

館内には絶筆となった「バラ」が展示されていた。力強いタッチで描かれた波や岩や山などの作品の中で、絶筆となった作品が薔薇の花だったことが意外に思えた。同時に、何となくホッとしたのは、描かれていた薔薇が明るくて清々しい感じがしたからかもしれない。

                          

                                  《木田金次郎美術館》

                          

                                    《美術館の二階から》

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「藤城清治の世界展」

2014-10-18 21:08:34 | 日記

晴れ。最低気温6.4℃、最高気温13.8℃。

久しぶりに札幌芸術の森美術館へ出にかけた。よく晴れた青空の下、芸術の森一帯が秋色に彩られていた。

札幌芸術の森美術館では10月10日から来年1月18日までの予定で、「藤城清治の世界展」が開催されている。館内には今年90歳を迎えた藤城清治氏の作品、大小合わせて171点が展示されていた。このような大規模の展覧会は北海道では初めてとのことで、とても見ごたえがあった。揺れる水に映る展示手法は透明感や不思議なリズム感が生まれるようで素晴らしいと感じたし、鏡を用いた展示では、万華鏡の美しさや奥行がどこまでも広がる効果に目を凝らした。

宮沢賢治の作品「やまなし」もあり、しばし立ちどまって見入った。藤城清治氏は賢治作品をモチーフとした影絵創作を長年にわたって続けて来られた方で、今年の9月22日に、第24回宮沢賢治賞を受賞している。

東日本大震災後の福島をモチーフにした「福島 原発ススキの里」の作品も印象深かった。他にも印象深い作品があまりにも多く、ここに書き記すことができないのを残念に思う。後日、友人と出かける予定なので、その時にまたいくつかの作品について書いてみたい。

                          

                             《札幌芸術の森美術館付近の案内板》

                          

                                 《札幌芸術の森美術館 遠景》

                          

                                   《札幌芸術の森美術館》

                          

                                 《札幌芸術の森内の紅葉》

                          

 

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すっきりした生活への道

2014-10-17 21:18:17 | 日記

雨時々曇り。最低気温9.0℃、最高気温12.1℃。

朝から予報通り、雨降りとなっていました。町内会の資源ごみ回収の日でしたが、降りしきる雨に新聞紙などは濡れてしまうので、ためらいながらも、上部分に段ボールや空き缶をいれたビニール袋を乗せるなどの工夫をして出すことにしました。40分後に回収車がきてくれたので、ホッとしたところです。

捨てればごみ、活かせる物は資源として使い切ることで、もともと資源の少ない国に住む者としては持続可能な社会へ向けての第一歩かと思うところです。

すっきりした無駄の無い生活を夢見ながらも、実現するとなると知恵と決断とが必要で結構なエネルギーがいるものです。取捨選択に当たって、優先順位をつけるのは脳の前頭葉を活性化させなければならないとか。創(作)り出すより消費することに慣れた我が身を省みることが多い今日この頃です。

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