透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

秋の夕暮れと新北のうた暦と

2024-09-30 19:01:02 | 日記

晴れ。最低気温13.0℃、最高気温21.8℃。

思えば1年前の今日を最後に北海道新聞の夕刊が休止されたのでした。

当初は夕刊が来ない現実に戸惑いを感じていたものですが、いつしか、そんなことにも慣れて今日に至っています。

夕方、近所の公園から暮れていく秋の空を眺めてきました。

冬への覚悟を決めるにはまだ暖かかったのですが、これから少しずつ寒さがつのり晩秋へ向かっていきます。

さて、本日の新北のうた暦の掲句は「けふよりは夕刊休止秋日落つ」です。淡々と事実を重ねて詠まれている中に寂しさが漂っているように思いました。

解説には「・・・もう夕刊を読むことができないという寂しさが、秋の入り日で表現されている」とあり、それだからなのかと合点がいきました。

夕刊休止からまる1年が経つとは、時の流れは早く、ワタクシはずいぶん忘れっぽいなと。

 

それでは9月最後の今日はこの辺で。

明日からの10月が皆様にとって良い月となりますように・・・・・。

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野幌森林公園とトリカブトの句と

2024-09-29 18:14:47 | 日記

晴れ。最低気温10.5℃、最高気温22.9℃。

午後から野幌森林公園へ。

ふれあいコースのナナカマドの実の朱色が青空に映えています。

雲一つない青空に向かう芒の穂先がやけに白っぽく見えます。

今日は澄んだ空気が量産された、爽やかな秋の日。

  穏やかな日射しの中を、のんびり歩いてきました。

そして、本日の新北のうた暦の掲句には「とりかぶと」が詠まれています。

解説にあるようにこの花の青さは暗い森の中でも鮮やかに見えます。

この句は池や水溜まりなどから暮れ始め、少し遅れて山々が暮れていく秋の情景が冷静に詠われているようです。

「とりかぶと」との組み合わせに意外性があり、新鮮に感じました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・・。

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道の駅「275つきがた」と新北のうた暦と

2024-09-28 20:03:07 | 日記

晴れ。最低気温12.2℃、最高気温22.6℃。

〈北海道新聞2024年9月2日付け〉

午後から道内128番目の道の駅「275つきがた」へ。

道の駅内を見た後、秋の日差しに誘われて、皆楽公園を散策することに。

公園内ではキャンプを楽しむ人々のテントが旧石狩川を挟んだ両岸に所狭しと立ち並び、バーベキューをしているご家族の姿も見られました。

穏やかな天候に恵まれ、アウトドアの活動にもってこいの本日。

北海道の短い夏があっという間に過ぎて、雪降る冬を前にした今は秋を全力で親しみたいと思っています。

今年のナナカマドは去年とは違い、実が鈴なりになっています。

その実が赤く色づき始め、にぎやかになってきました。

ナナカマドはもともとは山地に自生する落葉樹で、「安全」「慎重」「忍耐」を象徴するといわれています。

私が住んでいる江別市では市の木と制定されています。

市民憲章には市民が健康でたのしい家庭を築き、風雪に耐え逞しく前進することを願うと謳われ、この意をくんでナナカマドが選ばれたようです。

それはさておき、「町は」というくくりで作者は春夏秋冬の移り変わりを詠んでいると解説にあります。

さらに「この展開がさりげないけれど効いている。」と。

なるほどと思いました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・・。

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江別市環境クリーンセンターと新北のうた暦と

2024-09-27 21:30:52 | 日記

曇りのち晴れ時々雨。最低気温15.9℃、最高気温22.7℃。

午前、午後と2回、車で江別市環境クリーンセンターへ。

15年前、当地に越してきて2階の押し入れに入れてから、1度も開けたことがない段ボール箱。

今日はその箱に入っていたアルバムや育児日誌、手作り絵本サークルで発行していた冊子、スケッチブック数冊、お仕事で使用していた資料等を車に詰め込んでクリーンセンターへ運んできました。

合計200㌔で料金は3000円。

さて、自分が動けるうちに、捨てるものは捨て去り、すっきりしたいものですが・・・・。

月形町は我家から車でおよそ1時間のところにあります。

今日の新北のうた暦の掲句はその月形町にある「樺戸集治鑑」をイメージさせる「樺戸郡」と詠んでいます。

この句は解説を読むと、樺戸郡月形町(空知管内)の囚人墓地を吟行した際に詠まれたとのこと。

明治政府に反する政治犯として「樺戸集治鑑」に収容された方々は、囚人として道路工事や線路敷設などに駆り出され、命を落とした人も数知れないほどと伺っています。

解説は「山水の透明感の中に、〈国事犯〉とされた彼らの純粋な過去を見ようと思ったのだろう。」と結ばれています。

開拓期の陰の部分に心を砕いた作品に、背筋が正される思いがしました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・・。

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北海道開拓の村の旧秋山漁家住宅へ

2024-09-26 20:35:23 | 日記

曇りのち晴れ。最低気温15.5℃、最高気温24.6℃。

オーラ7歳(人間に換算すると28歳と若い!)

爽やかな秋の日差しを浴びて、開拓の村に穏やかな時間が流れていました。

本日のボランティアの担当は秋山家漁家住宅。

相方さんは大先輩の方で来村者への味わい深い解説を傍(そば)で耳にすることができ、有難く思っています。

今日は、広島県、千葉県、京都府、静岡県、新潟県、台湾、そして道内近郊からと三々五々、秋山家を訪れて下さった皆様とお話することができ、嬉しかったです。

秋山家は秋田県男鹿半島から焼尻に移住し、鰊を主とした刺網漁、アワビ、ウニなどの磯回り漁などで生計をたてていたご家族です。

大正9年に建てられた木造の家屋は長年にわたる風雪や雨に耐えて、今も気品のある佇まいとなっています。

この家屋に当時、2世代10数名の家族が同居しており、さらに漁の繁忙期には2~3名の助っ人を郷里から呼び寄せ、ここで一緒に寝泊まりしていたそうです。

ところで、秋山家の創始者・秋山嘉七さんは20名ほどの若者を引き連れて、焼尻に渡ってきたとのこと。嘉七さんという人物は統率力などを備えた、ただならぬ方だったのではと想像してしまいます。

鰊は昭和30年から31年を境に姿を見せなくなるのですが、秋山家は磯回り漁で生計を立てることができました。小規模で漁を行っていたことが幸いしたのかとも思われます。

ともあれ、1977年(昭和52年)まで使われていたという秋山家に一日中貼りつくことになったワタクシは、この家屋にも初代秋山嘉七さんにも親しみを覚え始めることになったのでした。

知ることは親しむことの始まりでもあるのかと・・・・・。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・・。

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深まる秋へ

2024-09-25 16:36:24 | 日記

晴れ。最低気温12.0℃、最高気温21.0℃。

季節が一気に進むこの時期は、庭の花たちの元気な姿を見るのも時間の問題のように思います。

主(あるじ)の放任により、ほとんど自力で花を咲かせている強い花たち。

感謝を込めて、今日の姿をアップすることにしました。

本日の新北のうた暦の掲句は視点が金魚の側にあるようです。

確かに、金魚にとって、金魚鉢の中から見える範囲にいるのはおもに人間でしょう。

秋を迎え、金魚の気持を慮ることができるのは、暑さが一段落して人間に余裕ができたからかもしれません。  

金魚だけではなく、人間の傍で暮らすことの多い生き物たちは人間をどう思うのかと想像したことがありました。

例えば、コロナ禍で一斉にマスクをして目だけを出した人間は彼らには奇妙な様子に映っていたのではないかと。

他者の目に人間はどう映るのかを想像する時間も、私たちにはあって良いものだろうと思いました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・・。

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「新北のうた暦」に木田金次郎のことが

2024-09-24 20:11:05 | 日記

晴れ。最低気温4.3℃、最高気温21.4℃。

当地の最低気温4.3℃は9月に入っての最低気温です。

北海道の稚内市沼川では0.4℃を記録したそうで、冷え込んだ朝を迎えたようです。

ところで、10月からゴミ袋の値上げを控えている当地。

今週金曜日が9月最後の燃えるゴミの日なので、庭のコスモスすべてを引き抜いて40㍑のゴミ袋3個分に詰め終えました。

来月からはゴミの出し方も今までとは少し変わり、郵便料金も値上げになるなど、大きな変わり目の月になりそうです。

旧有島家住宅(2024年8月4日撮影)

今日の新北のうた暦では木田金次郎のことが詠まれています。

画家の木田金次郎は解説にあるように、有島武郎の「生まれ出づる悩み」のモデルとして知られています。

有島が1910年5月から1911年7月まで住んでいた建物が北海道開拓の村にある旧有島家住宅です。もともと札幌市白石区にあった建物が移築復元されたものです。

白石にあったこの建物に、1910年11月、木田金次郎が訪ねてきています。

その木田金次郎は1954年の岩内大火により、作品の8割ほどを失うことになったのですが、その後も精力的に画業に勤しまれたようです。

解説はそうした「事実も含め、この一首は完成している」と結ばれています。

私にとっては、北海道開拓の村の旧有島家住宅を訪ねたという木田金次郎のエピソードが思い起こされるなど、印象深い作品となりました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・・。

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開拓の村の「秋のふるさとまつり」へ

2024-09-23 19:16:22 | 日記

晴れ。最低気温5.9℃、最高気温20.2℃。

野幌太太神楽の実演

子ども相撲

毎年、開拓の村ではこの時期に旧信濃神社の境内や農村群で、主に農村地域で行われていた秋の収穫祭を再現しています。

午後から訪れた開拓の村の農村群ではちょうど太太神楽の舞台が始まるところでした。

農村群へ向かう途中から鉦や太鼓の楽しそうな音が聞こえ、思わず早歩きになっていて我ながら可笑しかったです。

農村群では太太神楽の他に子ども相撲や蒸かしたての開拓の村産・マサカリカボチャやジャガイモの提供に舌鼓を打つ来村者で大賑わいでした。

爽やかな青空が広がる村内は、収穫祭に訪れた皆さんの笑顔にすっぽり包まれていたようです。

さて、400台が収容できる無料駐車場はほぼ満車状態で、開拓の村のイベントの盛り上がりをそこに見た気がしました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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秋分の日のあれこれ

2024-09-22 19:00:53 | 日記

曇り。最低気温7.7℃、最高気温17.1℃。

動物愛護フェスと同日開催のえべつマルシェへ足を運んで来ました。

えべつマルシェはとわの森三愛高校屋外運動用地と北海道立図書館前広場で「えべつの日常を、とっておきの時間に」をコンセプトとしたイベントです。

老若男女でにぎわっていた会場は訪れた人それぞれの「とっておきの時間に」なっていたようです。

さて、秋分の日の今日は最高気温17.1℃と10月中頃の気温で涼しく、ストーブをつけてしまいました。

コロナから体調が戻り切っていないこともあるので、季節の変わり目は自分に優しくすることに・・・。

そして、本日の新北のうた暦の掲句はお彼岸にふさわしい作品が取り上げられています。

「住職や家族の住む庫裏への小径にも萩の花がしきりに揺れて美しい。」と解説にあります。

17字のどれもが置き換えのできない選び抜かれた言葉のように思います。

庫裏への小径に揺れる萩の花のしっとりとした情景に老僧の姿が加わり、静かで雅な雰囲気が感じられました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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自然ふれあい交流館での展示と新北のうた暦と

2024-09-21 19:42:34 | 日記

晴れのち曇り。最低気温9.5℃、最高気温17.7℃。

〈ミニコミ紙 まんまる新聞〉

野幌森林公園大沢口まで散策後、自然ふれあい交流館へ。

館内では第7回クマゲラ写真展が開催中です。

クマゲラは野幌森林公園内には6~7羽が生息しているようです。(野幌森林公園を守る会編集・2020年発行のガイドマップ)

クマゲラに出合うことが先ずは幸運と言っても過言ではないと思う私にとって、カメラに収めることがいかに意味深いことかと感じています。

それゆえにこの写真展は皆さまの努力の賜物と思いつつ、鑑賞させて頂きました。

そして、 本日の新北のうた暦の掲歌は大雪山系黒だけが「雪を待つ冬の大雪神々の山」と詠まれています。

九月も最終週を迎えつつある今頃からは、大雪山系の初冠雪の話題がささやかれ始めます。

秋めく大地や低めの山々を見下ろす高い山々には一足早く冬が訪れるのです。

下界で暮らす私たちは、初冠雪のニュースが流れると、一気に気持ちは冬を意識するようになり、冬支度へと動き出すことになるのです。

「天界が白一色となる季節を山の神々は今か今かと待っている。」と解説にあります。

「神々の遊ぶ庭」が白一色に染められる雪の季節も遠くないことでしょう。

改めて、ロマンを感じさせる、スケールの大きな歌だなと思いました。


先ほど、ネットで大雪山系黒岳・初冠雪の記事を見つけたので、アップします。

冬がすぐ隣に控えていることを意識させてくれました。

大雪山系黒岳で初雪(提供 りんゆう観光)大雪山系黒岳で初雪(提供 りんゆう観光)

 毎年、独自に初雪の観測を発表している黒岳ロープウェイは21日朝、黒岳の初雪を発表。2023年より13日早い観測です。


それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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当別伊達記念館と伊達邸別館と

2024-09-20 20:17:44 | 日記

曇り時々雨。最低気温12.5℃、最高気温22.1℃。

午後から当別町の当別伊達記念館と伊達邸別館へ足を運んで来ました。 

開拓の村には伊達邦成ゆかりの岩間家農家住宅があり、記念館内に展示されていた伊達家の系図にその名を見ることができました。

今日訪ねた当別町は伊達邦直主従が入植し、今日の当別の礎を築いたとのことです。

職員の方のご厚意により、隣接する伊達邸別館内へ案内して頂くことができました。

こちらは明治13年建築ではありますが、数十年前まで会議等に使われていたということです。建物の保存状態を良くするには使い続けるという手段もあるようです。

それはともかく、伊達家の北海道移住先の一つ、当別町の伊達家の記念館や別館を訪ね、士族移住の根幹を支えていたであろう武士の心意気を感じました。

北海道の開拓期は様々な困難との闘いだったことと想像します。

今日の北海道が先人の方々の凄絶な辛苦の上に築かれているのだと改めて思いました。

 

ランチは当別町内の「offshore」にて、「浅野農場のポークステーキ、BBQソース&紅茶」を頂きました。

BBQソースをからませたポークステーキはとても美味しかったです。

元気になるための第一歩は「食べる」ことからでしょうか。

そして、本日の新北のうた暦の掲句です。

「あきかぜにやさしく揺れる野菊に心を和ませているらしき 馬に、作者は感動を覚えたのだ。」と解説にあります。

野菊と穏やかな目をした馬が描かれた、絵本の一コマのような場面が思い起こされました。

ヒトの引退後もこうありたいもの・・・・。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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北海道開拓の村と新北のうた暦と

2024-09-19 20:12:32 | 日記

晴れ。最低気温9.4℃、最高気温23.6℃。

村内がロケ地の一つとなっている「ゴールデンカムイ」の映画で、実際に使われた馬そりが旧札幌停車場に展示され、愛好家がシャッターを切っている姿も相変わらず見えました。

3週間ぶりに北海道開拓の村へ。

からりとした空気ときれいな青空が広がる村は秋の始まりを迎えています。

本日は奈良からお見えになったご夫婦を農村群の開拓小屋までご案内しました。開拓の始めの頃の暮らしぶりをお見せしたいと伝えると、是非とのことだったからです。

農村群では栗の実がぱらぱらと落ちていました。今年は栗の実が豊作のようです。

山村群の木々の葉が遊歩道を埋める日もそう遠くないことでしょう。

 

今日は来村者の方々や仲間、そして村のスタッフの皆さまとふれあうことができ、温泉に身を委ねた時のように心が暖められるひとときとなりました。

今日は彼岸の入りということを解説を読んで改めて知ることとなりました。

ちょうど、役所勤めをされていたというボランティアの先輩から数十着のスーツとネクタイの束の話を聞いたところでした。

掲句は「所在なきネクタイの束」と詠まれています。

着眼したのがネクタイの束で、それは「主の居なくなった」ものだというリアルな現実を「秋彼岸」で想起させます。

素晴しい感性と表現力だと思いました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・・。

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十六夜の日に

2024-09-18 19:26:26 | 日記

晴れ。最低気温13.7℃、最高気温24.7℃。

午後から近くの南町公園を歩いてきました。

落葉が道に重なり合っています。

秋がこの公園を彩り始めるのもまもなくでしょう。

昨日は十五夜で、中秋の名月。

今日は十六夜でかつ満月と月を愛でる楽しみが続いています。

コロナに罹患して養生しているうちに、9月も半ばを過ぎていることに驚きつつ、月を眺めることになりました。

夏が去ったという実感が湧かずに、こういう年もあるのかと、不思議な気がしています。

「月光という魔力によって鍵を失った小匣が開いたというのだ」と解説にあります。

十六夜(いざよい)という言葉の意味が「ためらう」ということも、「月の出が遅いことから待ち焦がれる思いをこめて古来からそう呼ばれる」ことからも何か特別な意味が感じらる今夜の月です。

古来から月の出により、名付けられる様々な呼び名になるほどと思いつつ惹かれます。

時代が進んだ今にあっても、月光に力を感じられる心身でいたいものだと思いました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・・。

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中秋の名月の日に

2024-09-17 18:19:47 | 日記

曇りのち晴れ。最低気温16.5℃、最高気温24.2℃。

午前中、義母を病院へ。整形外科の担当医の方から骨折したところは完治していると診断され、先ずはホッとしています。

ピアノの先生のところへ向かう途中で見たハマナスの花です。白い雲間から青空がのぞき始め、そこに深紅のハマナスの花が加わり、美しい眺めとなっていました。

さて、コロナは一段落しているのですが、喉の辺りのイガイガがとれません。

集中力は戻っていないのですが、良くなってきていると信じて一歩一歩です。 

そして、本日は中秋の名月。北海道新聞の卓上四季では中秋の名月に因んだ内容となっています。

「時代や人がどんなに変わっても、月は分けへだてなく光を恵む」とコラムは綴られています。

今夜は分け隔てなく降りそそぐ月の光を愛でることができるでしょうか。楽しみなことです。

先ほど、名月を愛でることができました。「つき」が残っていたことを幸運に思います〜🌝

そして、新北のうた暦の掲歌です。

今日は「牧水忌」とか。

牧水の素朴な人柄が偲ばれる歌に惹きつけられました。

牧水の名は国語の教科書に掲載されていた「白鳥は哀しからずや・・・・」の歌で知ることになりました。

その後、「白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけり」という歌に出合い、さらに親しみを覚えたと記憶しています。

宮崎県出身で短歌の名手として名を馳せている牧水が、北海道へも足を運んでいたのかと思うだけで、なんだか嬉しくなりました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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北海道博物館へ

2024-09-16 18:26:54 | 日記

晴れ。最低気温6.7℃、最高気温23.5℃。

午後から我家から車で10分ほどのところにある北海道博物館へ。

9月23日まで開催予定の「第10回特別展 みんなの鉄道~がんばれ!地域の公共交通~」を見学するためです。

先ずはこの特別展のネーミングから暖かな熱のようなものを受け取りました。

庶民の足として、また、物品の運び屋さんとして、北の大地を走り続けてきた鉄道。

地域の公共交通として、今もってお世話になっている鉄道の歴史が、愛情深く、展示されています。

また、敷設にあたって大勢の方々の命が奪われたということも、きちんと取り上げられていて、北海道博物館としての矜持を感じさせられました。

もちろん、世の中の流れを留めることは難しいでしょうが、鉄道が担ってきた役割や辿ってきた道のりを目にすることで、これからを生きるヒントが得られるような気もします。

博物館前ではミニ新幹線に乗車して2周するイベントなどもあり、第10回を数えるこの度は小さな子どもさんから大人までが楽しめる素晴しい特別展となっていたように感じました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い1日となりますように・・・・。

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