晴れ時々曇り。最低気温4.3℃、最高気温12.8℃。
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「顔を合わせ、言葉をじかに交わす大切さを感じている。」とのコラムの結びに共感です。夕方、公園の向こうから飛んできて私のすぐそばへやってきたカラスと夢よりも静かな言葉を交わしてきました。
🌸 🌸 🌸
コラムに取り上げられている北見には以前住んでいたことがあります。市役所が新庁舎になり、この1月から業務を行っているとのこと。新しい建物はどんなものか見てみたくなりました。
また、コラムの中で写真家・作家の藤原新也氏の説に触れていたのが目に留まりました。私もその文章が気になっていたからです。引き出しの中から、「非接触時代の行方 身体細菌叢 脆弱化の不安」という新聞の切り抜きを見つけました。
野生の猿の数が減っていると気づいた藤原氏は、アメリカデューク大学の研究チームのレポートに着目。2000年から8年にわたるチンパンジーの行動観察をレポートしたもので、大集団で互いの接触が活発になったチンパンジーの腸内では細菌叢が多様化し豊かになり、反対に小集団化した方は接触率が低下し、腸内細菌叢が脆弱化したという内容。
藤原氏はこの細菌叢の役割に注目しています。
「腸内の常在微生物は免疫システムの鍛錬を促し、これによって日和見感染症(免疫力が低下することによって起こる感染症や病気)から保護される。いわゆる抵抗力が生じる。また難消化性分子の代謝、あるいは栄養素の合成が促進されるという。」
これらのことから、氏は恒常化した非接触文化と消毒文化が腸内や皮膚に常在する細菌叢を脆弱化させてしまうのではないかと考えます。そのことで免疫システムの鍛錬が失われ、人類が新たな感染症のまん延に見舞われはしないか危惧していると綴っていました。
*腸内微生物の質量についても綴られています。「人体を形成する細胞の数は60兆個と言われるが、それを超える量の細菌類が腸内や皮膚などに生息する。総量は体重の1~3%、つまり私たちは細菌やウィルスの集団と共存しているわけだ。」
🌸 🌸 🌸
子育ては清潔すぎても丈夫に育たないと聞いたことがあったような・・・・。
万物は繋がっている・・・。
まとまりません・・・・。