透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

九月の終わりに

2020-09-30 19:12:23 | 日記

晴れ。最低気温8.2℃、最高気温23.0℃。

  買い物から戻る車窓からの風景です。

 酪農学園大学の実習地には牛が放され、牧歌的な雰囲気を醸し出しています。国道12号線沿いから見える白樺林は今日も美しかったのですが、シャッターチャンスが一呼吸遅れました。

 西の空は九月最後の夕日が林に落ちていくところで、空を茜色に染めていました。残暑が厳しかった九月の日々。めずらしく夏バテ状態に陥って食欲が減退したことも今は懐かしい?思い出になりそうです。

 夕日に陰る街並みのシルエットを見送り、辺りが暗くなる頃には東の空に月が上っていました。九月の最終日を優しく照らす月です。

 明日は十五夜。もし、お月見ができる条件が揃えば、久しぶりにお団子を供えてしみじみと鑑賞したいものです。

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襟裳岬へ

2020-09-29 23:12:31 | 日記

晴れ。最低気温5.5℃、最高気温22.9℃。

釧路から襟裳岬へ。

風の館のらせん階段を上り切って表に出ると、すぐそこに襟裳岬の表示板が見えました。この岬は風速10m/sの風が年間260日以上もあることから「風極の地」と呼ばれるほどの日本屈指の強風地帯だそうです。

前回訪れた時は風の強さと寒さに凍えそうでしたが、この度は20℃の気温と日差しに助けられ、強風でも暖かく感じられました。

襟裳岬の先端に立つ襟裳岬灯台は「日本の灯台50選」に選ばれている白亜の大型灯台。この一帯は海の難所といわれ、暖流と寒流がぶつかりあって発生する海霧が年間100日に及ぶそうです。ここを航行する漁船や貨物船にとって灯台の灯りは心強い存在であり続けるのでしょう。

強い風に吹かれるまま、岬の遊歩道を散策。白い雲がふんわり浮かぶ空はもう秋の風情です。森進一さんの歌声が風に乗って切れ切れに運ばれてきました。

「えりもの春は 何もない春です・・・・・」

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最東端の納沙布岬へ

2020-09-28 19:35:35 | 日記

晴れ時々雨。咲いて気温9.7℃、最高気温19.2℃。

厚岸の浜辺  昆布拾いをしている方がいました。

明治公園(根室市)

 一昨年は最北端の宗谷岬へ。

 この度は最東端の納沙布岬を目指す旅です。岬の灯台で車を止め、外にでようとしたところ、風が強すぎてドアを開けるのに一苦労でした。その強風の中でしたが、念願の納沙布岬をカメラに収めることができました。岬に打ち寄せる太平洋の白い荒波も美しい思い出として心に残ることでしょう。

 その時々にできることをできる範囲でする、ということを重ねていきたいと思う今日この頃です。

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釧路へ

2020-09-27 21:35:28 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温13.6℃、最高気温18.9℃。

幣前橋 世界三大夕日が見られるというこの橋へ。夕日は見られなかったのですが、夕焼けの空を眺めてきました。

さて、この後は時間を遡って時系列で辿ることに。

釧路市丹頂鶴自然公園では現在、ヒナを含めて13羽が生息しているとのことです。

釧路ラーメンです。麺は細く縮れていて出汁が絡みやすくなっており、チャーシューは厚くボリュームがありました。

釧路市立博物館。ユニークな外観は羽を広げた丹頂をイメージしているそうです。設計を手掛けたのは毛綱毅曠(モヅナキコウ)氏。

北海道立釧路芸術館。小樽の青山家で用いられていた大漁旗がガラスケースの中に展示されていました。かつて幾度も大漁の際に掲げられた旗を用いることで験を担ぎ、大漁を記念したと考えられています。北海道開拓の村に移築された旧青山家漁家住宅の大漁旗。切れ端となった手前の部分が丁寧に縫われていて、大切にされていたことが伺えました。

夕食を終えて外にでると、幣前橋の上空にぼんやりと月が顔を見せていました。旅先で月を見るのは良いものです。

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初冠雪の便りと野幌森林公園・ふれあいコース散策など

2020-09-26 20:25:37 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温12.0℃、最高気温21.0℃。

久しぶりに午前の散策です。

北海道埋蔵文化財センターへのプロムナード。

萩がきれいです。

青い空に白い雲が芒やナナカマドの向こうに広がっています。風もなくのどかな秋のひとこま。

木々を残したままの遊歩道に自然への優しさが感じられました。

ふれあい橋があるこの風景はなぜか心惹かれます。

百年記念塔を背に少し勾配がある山道を登り切ると芒野原が広がっています。

そして、夕方のNHKテレビでは旭岳の初冠雪が放映されていました。雪の便りが聞こえると、冬に向けて、気持ちを切り替えるスィッチが入ります。

午後からは、「第49回江別美術協会会員展」(江別市セラミックセンター)と「高校生の描いたヒロシマ 原爆の絵画展」(大麻公民館ギャラリー)へ足を運んできました。

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森林公園散策とカラスの居る公園と

2020-09-25 20:01:14 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温9.1℃、最高気温17.9℃。

 夕方近く、野幌森林公園・瑞穂の池手前まで散策。紅葉はまだでしたが、森の小道には落ち葉が折り重なっていました。

 さて、我家までもう少しという時のこと。横切ろうとした公園に子どもたちの姿はなく、代わりにカラスがにらみ?を利かせていました。

 秋の日はつるべ落としとか。午後6時頃にはもう外は暗くなり、涼しさを通り越して寒さを感じるほどに。つい、ストーブのスィッチを入れたところです。

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北海道立図書館から絵本を借りる

2020-09-24 21:39:45 | 日記

晴れ。最低気温13.1℃、最高気温22.5℃。

『ヘンリー・ブラウンの誕生日』の絵本を借りてきました。

 主人公のヘンリーは愛する家族とある日突然暴力的に引き裂かれ、打ちひしがれます。

 その絶望の中から、逃亡する決意をし、怪しまれないように自ら手を硫酸で溶かして工場を休み、身体がやっと入るほどの荷箱に身を潜め、荷物として運ばれることに。自由を得るため、バーモンド州リッチモンドから奴隷制のないフィラデルフィラまで、27時間。その間、トイレに行けず、頭が下になっても、じっと耐え忍ぶのみ。持ち物は空気穴をあける小さな道具とわずかな水と2、3個のビスケット。

 心ある人たちの手を借りて、彼は「自分を小包」にして自由の地へ辿り着くことができたのでした。

 淡々と綴られている事柄があまりに重く、見合う言葉がまったく見つからないままです。

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北海道林木育種場旧庁舎へ

2020-09-23 21:22:58 | 日記

曇りのち晴れ。最低気温13.7℃、最高気温22.6℃。

玄関から上がったところ。漆喰壁の材質も高価とのこと、

休憩室

 昨日の午後に訪ねてきました。現在は建物の老朽化が進んでいることから、一般に開放されているのは、1階の休憩室、談話室、トイレ、更衣室のみです。

 曜日と時間については毎週土曜日・日曜日と国民の祝日(ただし、12月29日~1月3日は除かれます。)の午前9時30分から午後4時30分。

 外側からしか見たことがなかった建物内に入ることができました。玄関から入ったところの天井の高さなどは当時のまま。建材や建築手法などに質の高さが見られるとも。。

 昭和2年に建てられたこの庁舎は、文化庁の登録文化財となっています。大正・昭和初期の庁舎建築物は現存するものが少ないので特に貴重とのこと。

 貴重な建造物だけに、有効に使う術を考え中のようです。 

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秋分の日の開拓の村あれこれ

2020-09-22 20:41:48 | 日記

晴れのち雨。最低気温9.9℃、最高気温23.4℃。

開拓の村食堂のイモ餅とおでん

 今日は秋分の日。園芸同好会の皆さんと村の花壇や畑の草取りなどを楽しんできました。

 種から育てたキュウリの分け前を2本も頂いて、嬉しいよりも先によく育ったなと驚いてしまいました。頭の中では「蒔かぬ種は生えぬ」という言葉が浮かんでは消えを繰り返すことに。

 我家に戻り、改めて広辞苑を繰ると、「原因がないのに結果の生ずるはずはない。なにもせずに好結果を期待しても無理である。」と書いてあり、その通りだと腑に落ちました。

 お昼は皆さんで開拓の村の食堂のテラスで。その後、私は久しぶりに村の農村群まで足を延ばしてきました。栗や胡桃の実が大きくなり、リンゴは赤く色づき・・・・・。

 信濃神社付近ではエゾリスを見かけたので、カメラに。秋分の日の記念としてアップすることにします。

 明日からは少しずつ日が短くなることでしょう。秋の日差しを静かに慈しみつつ過ごしたいものです。

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賢治さんの命日に

2020-09-21 20:29:06 | 日記

晴れ時々曇り。最低気温12.6℃、最高気温23.2℃。

 今日は宮沢賢治さんの命日です。賢治さんを偲びつつ、ススキやセイタカアワダチソウが美しい時を迎えている森の中を歩いてきました。

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イグ・ノーベル賞

2020-09-20 21:22:50 | 日記

晴れ時々雨。最低気温11.0℃、最高気温24.2℃。

当別町のひまわり畑

北海道新聞2020年9月19日付け

 イグ・ノーベル賞はノーベル賞へのパロディーの意味合いも込めて米国の科学ユーモア雑誌が1991年に創設。ユニークな科学研究などに贈られ、今年は平和賞、物理学賞など10部門で受賞されたとのこと。

 音響賞を受賞したのは京都大霊長類研究所(愛知県犬山市)の西村剛准教授(45)らの国際研究チーム。日本人の受賞は14年連続。

 中国原産の希少なワニ「ヨウスコウワニ」を用いた研究で、ワニの水槽内にヘリウムガスと酸素を充満させたところ、唸り声が約400㌹から800㌹に高くなったというもの。。

 この結果から人など哺乳類と同じように声帯の上にある 器官「声道」で空気を共鳴させて発声していることが突き止められたそう。西村教授は、ワニと分類上近い恐竜も同じように発声していた可能性が高いとみています。

 授賞式は例年、米東部ケンブリッジのハーバード大で行われていたのですが、今年はコロナウィルス禍のためオンラインでとか。

 柔らかな頭の使い方が求められ、真面目なのにどこかユーモラスに映る受賞内容にいつも頬がゆるんでいました。イグ・ノーベル賞を日本人が14年連続で受賞していることを誇りに思います。

 それにしても、ヘリウムガスを吸った強面(こわもて)のワニが何も知らずに声を出したら上ずった高い声になっているのをワニご本人はどう思ったのでしょう。

 イグ・ノーベル賞から、井上ひさしさんの言葉を思い出しました。

むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでゆかいに」(劇団「こまつ座」の雑誌「the座」の1989年版初出)

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錦山天満宮の「花手水(はなてみず)」のことなど

2020-09-19 20:29:42 | 日記

晴れ時々曇り。最低気温13.5℃、最高気温24.7℃。

花手水

クイーンセット

2020年9月16日付け北海道新聞

 江別市内の錦山天満宮へ。きっかけは数日前の北海道新聞に掲載されていた、この境内の「花手水(はなてみず)」の記事を読んだこと。

 「花手水」とは手水鉢(ちょうずばち)に花を浮かべるもの。「コロナで疲れた心を花で和ませて」がコンセプトだそうです。

 16、17日の例大祭は、コロナ禍のため祭典以外の行事は中止。少しでも明るさを取り取り戻そうと山口亨宮司が江別高華道部に依頼し、快諾を得て実施の運びに。今年の市青年会議所の新年会会場で、江別高華道部の作品を目にしたことが縁とのことです。

 生けられているのは「ヒマワリ、ヒノキ、ミズヒキソウ」。元より、元気な植物ですが、若々しい高校生が手掛けたことで、よりパワーアップしたのではないかと思われます。その「花手水」に思わず手を合わせてきました。

 この後、「ミスターボブ」というレストランへ。涼しくなってきたからか食欲が戻り、クイーンセットを頂くことに。ボリュームたっぷりだったので、パワーアップに繋げたいところです。

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夕焼けは

2020-09-18 20:42:31 | 日記

雨時々晴れ。最低気温18.7℃、最高気温22.2℃。

17:33

17:46

 一日中、雨が断続的に降っていました。

 雨が止んだ時をねらって、キュウリを片付けることに。枯れた葉を手繰り寄せていたところ、径30cmのキュウリが姿を現しました。昨年も同じようなことがあったことを思い出し、苦笑。

 他には何ということもない一日で、眠くてしょうがなく動作もスロー気味なまま。

 夕方、妙に明るい窓外が気になりサッと表に出ると、美しい夕焼けが目に飛び込んできました。刻々と赤みを増していく空はどこか妖しげで、目を離せないような雰囲気を漂わせてもいたのです。

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なるようになっていくこと

2020-09-17 21:21:50 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温16.9℃、最高気温24.4℃。

 

五目そば

  義父の入院が決定的になり、お世話になっていた施設から荷物を引き取ることになりました。入所当初から、介護スタッフの皆様には本当にお世話になり、有難かったです。

 義妹と三人で狐狸庵にてお蕎麦のランチ。

 物事はなるようになっていくのだなと、この度も思いました。

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野幌森林公園・にじり寄る秋

2020-09-16 20:54:34 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温17.0℃、最高気温23.8℃。

大沢口

カツラコース

エゾユズリハコース

大沢コース

 残暑が続き、半袖を着る機会が多かった九月も半分が過ぎました。

 さて、今日も習い事の帰りに野幌森林公園へ。

 ふれあいコースのナナカマドの葉はまだ緑色を残したままですが、実は赤く色づいてきました。静かに秋がにじり寄り、特性のエッセンスを振りかけているようです。

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