雨のち晴れ。最低気温5.4℃、最高気温10.3℃。
エゾエンゴサク
ニリンソウ
ミズバショウ
フクジュソウ
春が野幌森林公園に訪れていました。
大沢コースにはエゾエンゴサクやニリンソウが葉を広げ始めています。
桂コースの入り口付近ではフクジュソウが金色の花を咲かせていました。
まだまだと思っていた春の訪れに、何だか気持ちの準備が整わずに戸惑っています。
次々に咲く花。森を彩る美しい花々。
その花に因んだエッセイが新聞の夕刊に掲載されていて、興味が引かれました。
「花はどこへ行った」という歌はロシアのノーベル賞作家、ミハイル・ショーロホフの『静かなドン』に登場するウクライナ民謡からヒントを得たものとのこと。米国のビート・シーガーが発表して世界に広まったそうで、私も森山良子さんの歌で耳にしていました。
『静かなドン』のドンとは、ウクライナ東南部のドネツク州、ルハンスク州を含むドンバス地方を指すのだそうです。
「少女が摘んだ花はどこへ」に始まり、問答が繰り返された後、最後は墓を覆う花を少女が摘む場面に戻るという歌詞について、「戦争を繰り返す人間の愚かさを静かに糾弾する」ものと筆者は綴っています。
「花はここに」というタイトルの意味は奥深いものがありました。
さて、今日で三月はおしまいです。
明日からの四月が皆様にとって良い月となりますように・・・・。