透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

皆既月食

2018-01-31 23:11:28 | 日記

晴れ時々曇り。最低気温-18.0℃、最高気温-3.2℃。

19:20

20:51

21:25

薄い雲のベールが消えて、満月が顔をのぞかせ、静かに皆既月食が始まりました。月が徐々に欠けていき、地球の影にすっぽり隠れる第一幕が先ほど終わったところです。

やがて、第二幕が始まり、月が元の姿に戻っていく場面が展開されることでしょう。

 

今日の満月はブルームーンとも呼ばれ、この月を見ると幸せになれるともいわれている特別な月なのです。一か月に満月が二回訪れたときの二回目の月を呼ぶそうで、そういうことは実にまれなことに違いありません。

 

しかも、皆既月食と重なり、今は「ブラッドムーン」と呼ばれる、赤みを帯びた神秘的な色合いとなっています。

腕が未熟なため、写真に撮ることはできませんでした。でも、その分、目にはしっかり焼き付けておこうと思っています。

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氷点下20℃の日のあれこれ

2018-01-30 19:51:18 | 日記

晴れ。最低気温-20.0℃、最高気温-5.3℃。

15:24 ふれあいコース

15:24 ふれあいコース

バス通りの電線にて 15:02

朝方は最低気温が氷点下20℃となり、今冬二番目の冷え込みとなった当地です。

散歩に出かけたのは15時台で、氷点下5.9℃前後だったようです。

スズメたちがずらりと電線にとまっていました。写真を撮った中で一番数が多かったのは29羽。実際はもっとたくさんいたのですが、全体数は分かりません。

帽子もコートも手袋?靴?もなく、自前の羽を上手に使って、寒さをしのいでいる風でした。

厳しい外気の中でも身一つで過ごせるとは・・・。

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網走で流氷初日

2018-01-29 16:27:19 | 日記

晴れ時々曇り。最低気温-9.2℃、最高気温-9.5℃。

《北海道新聞2018年1月29日日刊紙より》

網走地方気象台は28日、網走で「流氷初日」を観測したと発表しました。これは、平年より7日遅く、昨年より3日早いとのこと。

午前7時30分頃、職員が気象台の屋上から網走沖20Kの水平線上に広がる流氷を確認したとのことで、オホーツク管内雄武町から斜里町にかけての沖合にある流氷本体とみられています。

北西の風が強まるとともに、さらに海岸に近づくとみられ、網走の流氷接岸初日も近日中になりそうだと。

          🍁        🍁        🍁

年が明けると、「流氷」の言葉に過敏になる私がいます。故郷が網走だからなのでしょう。いつ来るのか、今年は来ないのだろうかなどと気にかかるもので、今回の報道にホッとしているところです。

風のむくまま、気の向くままのような感じで流氷はやってきます。「きままな海の旅人」(と私は敬意を払ってこう呼ぶことにしているのですが)は、旅のロマンを語りかけてくれる一方で、黙って海の幸をも運んでくれる、なかなかの律儀者?だったりもするのです。

もう少し近ければ、写真を撮りにでかけたいところですが・・・・。

       🍁        🍁        🍁

さて、流氷初日」ですが、「視界外の海域から漂流してきた流氷が視界内の海面で初めて見られた日」と網走地方気象台公式サイトの報道発表資料にありました。

また、上記の資料から流氷初日順位は以下の通りです。

よく耳にする「平年」という言葉ですが、「1981年から2010年」までの30年間の平均値とのことです。

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今日、出合ったもの

2018-01-28 16:54:51 | 日記

晴れのち曇り。最低気温-11.7℃、最高気温-2.9℃。

薄桃色の朝の空。

庭の桜の木に止まって何かを見つめていた二羽のスズメ。

キィキィ何かを訴えるようにさえずっていたヒヨドリ。

いずれも、その時、その場限りの出合いとなりました。

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降り積もった雪は手品師の白いハンカチのようで

2018-01-27 20:00:08 | 日記

曇りのち雪のち晴れ。最低気温-5.4℃、最高気温-2.3℃。

 

昨日午後から今日の午前にかけて、ずいぶん雪が降り積もったものだ。

雪は手品師の真っ白なハンカチのようで、ひらりとおおったハンカチの下には、いろいろなものがあるのに、今は見えない。

けれど、ハンカチが取り去られた後には、様々な色彩がもどってきて目を楽しませてくれるだろう。

世の中を覆う黒いハンカチを剥ぎ取った後には、一体何が見えてくるのやら。

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ホワイトアウトな日

2018-01-26 19:25:09 | 日記

雪時々吹雪。最低気温-6.4℃、最高気温-2.6℃。

午後から家人の運転で出かけた街の様子です。

日中なのですが、ドライバーの皆さんのほとんどはライトをつけて慎重に走っていました。

 

時折、ホワイトアウト状態になり、対向車のライトもかすんでいます。

 

札幌管区気象台は週末にかけ、吹きだまりによる交通障害や強風への注意を呼び掛けていると、北海道新聞夕刊は伝えていました。

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今冬の最低気温

2018-01-25 19:57:55 | 日記

雪時々晴れ時々曇り。最低気温-23.0℃、最高気温-5.0℃。

14:53

14:53

14:57

15:00

15:04

きなり、今冬初の最低気温・氷点下23.0を記録した当地です。

全国的に寒波に襲われた日本列島。

道内の後志管内喜茂別町では氷点下31.3℃と一月の観測史上最低を記録したと、北海道新聞の夕刊は伝えていました。

当地はまた、吹雪、曇り、晴れと分刻みで天候が入れ替わり、ドラマチックな一日となりました。

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つぼみを見つけて

2018-01-24 20:10:22 | 日記

晴れ。最低気温-16.5℃、最高気温-5.3℃。

氷点下の寒さの中、重ね着をして一回りふくらんで出かけた野幌森林公園。

転ばないように慎重に歩いていくと、つぼみが目にとまりました。

つぼみは自然が手掛けた防寒システムを遺憾なく発揮しているのでしょう。「寒くもなんともないわ。」という表情でそこにありました。

     🌸      🌸      🌸

このつぼみがふくらんで、ふくらんで、ほころびるころに、本当の春がやってくるのです。

あともう一息、いや二息くらいでしょうか。

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見つめる先には

2018-01-23 21:27:25 | 日記

曇りのち晴れ時々雪。最低気温-10.7℃、最高気温1.3℃。

「私には夢がある」と語ったマーティン・ルーサー・キング牧師のことが、新聞のコラムに取り上げられていました。

1963年8月28日、米ワシントンで20万人が集まる人種差別撤廃を求めるデモがあり、そこで演説した中の一節に上記の言葉があったそうです。

翌1964年、公民権法が制定され、米国の法の上では人権差別は終わることになります。

キング牧師は非暴力を掲げ、人間の尊厳にかかわる運動に貢献した功績により、ノーベル平和賞を受賞。しかし、1968年4月4日、テネシー州メンフィスで暗殺されるのです。

1月15日はキング牧師の誕生日で、もし生きていたならば今年89歳。

多くの音楽家たちが音楽で彼をたたえ、彼の演説の一部を歌の中で使った人たちもいたとか。

その後、1月第3月曜日はキング牧師記念日として、法的に祝日に制定され、1986年に実施されたとのことです。

 〈コラム『天辰保文の音楽アラカルト870』参照。〉

    🍁      🍁       🍁

「私には夢がある」の言葉は〈命がけ〉と同じくらいの重さがあったように感じます。

初めの一歩を踏み出す人がいて、今があるのだと、この度も思いました。

 

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「イサム・ノグチ あかり」展へ

2018-01-22 20:52:34 | 日記

晴れ時々曇り時々雪。最低気温-16.6℃、最高気温-4.0℃。

 

先日、モエレ沼公園・ガラスのピラミッドの2階のスペース2で「イサム・ノグチ あかり」展が開催されていました。

 

この「あかり」は、1950年代に岐阜の伝統産業である提灯と出合って生まれたもので、和紙と竹を組み合わせて作られた、イサム・ノグチの照明器具のシリーズです。

それらは自身が「生涯でいちばんの作品」と口にするほど、彼の仕事の中でも重要な位置を占めていたようです。

 

この度は館所蔵の約30点が展示されているとのことで、見てまいりました。

和紙を通しての光は温かで落ち着いた色合いとなり、日本の情緒を感じさせるものでした。

 

さて、この「あかり」の作者のイサム・ノグチですが、詩人であり英米文学者の野口米次郎と作家のレオ二・ギルモアとの間にロザンゼルスで生まれました。

幼少期を日本で過ごし、アメリカ、フランスで彫刻を学び、気鋭の彫刻家として活躍します。

なかでも戦後、東西の芸術精神を取り入れた彫刻は多岐にわたり、従来の彫刻の域を超えて、大地の彫刻ともいえるランドスケープ・デザインを次々と発表。

その豊かな芸術性と表現力により、20世紀を代表する彫刻家のひとりとの評価を得るに至っているそうです。

 

このノグチ・イサムが基本設計を手掛けたものの一つがモエレ沼公園で、「公園全体をひとつの彫刻作品とする」というコンセプトで、1982年に着工され、2004年に完成。2005年にグランドオープンの運びとなったのです。

しかし、イサム・ノグチはというと、1988年、完成を待たずに84歳でこの世を去ってしまいました。

   🍁     🍁      🍁

彼はその生い立ちから、戦争をはさんで、日本とアメリカの間で翻弄された時代があったようですが、それでも、持てる才能を発揮できたことになんだかホッとさせられました。

と同時に、戦争のない平和な世が続くことをと強く思ったのでした。

 

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真冬の北海道開拓の村へ

2018-01-21 21:59:52 | 日記

晴れ時々雪。最低気温-9.8℃、最高気温-1.8℃。

 

 

北海道開拓の村は、明治から昭和初期にかけて建築された北海道各地の建造物を54.2ヘクタールの敷地に移築復元・再現した野外博物館です。

 ここを訪れる人たちに開拓当時の生活を体感的に理解してもらうことと、文化の流れを示す建造物を保存し、後世に永く伝えることを目的に1983年4月に開村しました。村全体が展示であり、夏は馬車鉄道、冬は馬そりが走ります。

 開拓時代の人たちの知恵と努力を見ることができ、建造物一つ一つが開拓当時へと導いてくれることでしょう。

とパンフレットにあります。

 

今日はボランティアガイドさんの案内で約90分にわたり、村内の建造物のいくつかを巡ってきました。

先ず驚いたのは、解説があるとないとでは、見方がまるで違ってくるということでした。

今までは、写真を撮るだけで通過していた建物のあれこれが、解説を聴いているうちにその部分が浮き上がって、こちらに迫ってくる感じがしたのです。

 

開拓の村を訪れるたびに、のどかな風景に心和ませ、ゆるやかな時間の流れに身を任せて楽しんできました。

 

でも、この村の魅力は掘り下げていけばいくほど、深まっていき、尽きることがないようです。

 

開拓当時の歴史的な背景やそれぞれの建物の構造上の特徴、先人の苦労や工夫などについても興味がわいてきました。

寒さが極まる中での散策でしたが、それもまた、開拓当時の先人の精神力を偲ばせるものとなりました。

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モエレ沼公園、ガラスのピラミッドへ

2018-01-20 21:21:15 | 日記

晴れ。最低気温-11.9℃、最高気温0.2℃。

 

ガラスのピラミッド館内で紙ランタン作りを楽しむ親子連れ

スノーキャンドルに火がともされて。

我家から13K、車で30分ほどにあるモエレ沼公園、ガラスのピラミッドへ家人と出かけました。

「冬のまちにスノーキャンドルの灯りをともそう!2018」というイベントが行われることをミニコミ紙で知り、行ってみようと思い立ったのです。

このイベントは「阪神・淡路大震災」の日にあわせて、被災された人々をしのび、また、応援しながら、「北国・札幌での冬の災害」を考える場となることをめざして、2003年から開催されているそうです。

会場では、参加者がさまざまなスノーキャンドルやランタンを作っていました。

スノーキャンドルはバケツを使って作り上げるもので、私もモエレ沼公園サポーターの「モエレHIDAMARI」の方に手伝ってもらい、一個作ってみました。

暮れ始めた午後4時頃から、スノーキャンドルやランタンに火が点されていきます。

親子連れをはじめ老若男女が集った会場に、ろうそくの火はほんのり暖かく、ゆらぎながら、静かに燃えていました。

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野幌森林公園・雪のち晴れ

2018-01-19 14:22:41 | 日記

曇り時々雪のち晴れ。最低気温-3.3℃、最高気温-0.5℃。

久しぶりに野幌森林公園ふれあいコースから大沢口までを歩いてきました。

歩き始めに降っていた雪は徐々に止み、いつしか日が差してきました。

降りそそぐ光は辺りを一変させます。

自然のダイナミックな営みを前に、言葉が重力を失ってさまよいだす、あの気分をこの度も味わうことになりました。

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近道・横道・踏みつけ道

2018-01-18 21:39:49 | 日記

曇り時々晴れ時々雨。最低気温-6.7℃、最高気温0.9℃。

先日

今日の様子

先日、我家から歩いて10分ほどの北海道立図書館へ出かけました。正門の手前に、人ひとりが通れるほどの踏みつけ道があり、わたくしの足はその後を辿っていました。

雪が降ると、一面真っ白になり、境界線があいまいになります。そこに、踏みつけ道が出来あがるのです。

ロープを持ち上げて潜り抜けるとそこは道立図書館の駐車場でした。おそらく、50mほどのショートカットで、数分の短縮となるかならないかでしょう。

少しでも楽をしたいという思いが、若干の後ろめたさに勝ったのです。

今日はその近道でもあり、横道でもある踏みつけ道の先に、ロープが少し高めのところに張られ、通りやすくなっていました。

ついに、正式な道として認知されたのでしょうか。

実のところは分かりませんが、ポールに張られたロープが通行可能な門のよう見えたのでした。

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北海道立図書館前庭とその近景

2018-01-17 21:45:01 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温-5.4℃、最高気温0.7℃。

道立図書館の前庭

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