ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

「連鉤」の演奏

2013-12-08 15:17:19 | 合唱

 

 「連鉤」が、連続している曲の場合は、スラーで、つながっていることがあります。

 「連鉤」が4小節以上並んでいる場合、1,2,3,4・・・・・と数えていると、大変ですし、数え違いや途中で

わからなくなったりする、危険があります。

言葉がついていればまだしも、一つの母音などで伸ばしているような場合は、慣れるまで4個の音符をひと塊にし、流れの形で捉えて

いくと、見失わずにすみます。

別の言葉でほかのパートが演奏している場合は、頼りにする方法もあります。

 

「連鉤」は、ひとつ一つをただ、並べていくと、遅れたり、だらだらと演奏しているように、聞こえることがあります。

そうならないようにたいてい「スラー」がついています。

スラーの初めから最後までが一かたまりのつもり(下図の赤枠部分)で演奏しましょう。

 

フーガになっている場合は、出だし、受け渡し、引き継ぎにも神経を使います。

合唱は、一人で演奏できても、合唱としては不完全です。

 

遅れやすかったり、フライングになったり、ばらばらに聞こえても合唱とはいえません。

速度、温度、感度が合わないとばらついているように聞こえます。

 

「自分のパートばかりに目を向けるのではなく、他のパートにも関心を持って」と某指導者が仰ってました。

 

図1 

J・S Bach 「Singet dem Herrn ein neues Lied BWV 225」