ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

和音を楽しむ

2013-12-28 22:57:47 | 合唱

「楽譜をみるときまず、和音をみます」

どういう和音がどこにあるか。

和音として、音を取れば、他のパートとずれることはないとのことでした。

 

和音には「トニカ(またはトニック)」「ドミナント」「サブドミナント」があり、

 

トニカ       は和声の中心。落ち着きの印象。

           安定と称したブログがありました。

 

ドミナント    はトニカの5度上の和音。緊張した印象。 

          超不安定との説がありました。

 

サブドミナント はトニカの4度上、5度下の和音。 

          発展や外交的な印象。

 

参照 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%92%8C%E5%A3%B0

 

その和音が1小節の中で異なる和音の曲が下図です。

8分音符は走りやすくなるところです。

走らずに子守唄のように横の流れを保って充実した音でとの指導がありました。

 

図 ALL NIGHT VIGIL Op.37

 

「ドミナント」は、色彩検定においては「ドミナントカラー」といって、配色全体の印象を支配する色を言う言葉だそうです。

主調色、支配色とも。

 

 飲食産業には「ドミナントエリア」という言葉があり、チェーン展開する企業が出店戦略により集中出店を図り、他チェーンの追従を許さない

売上占拠率(シェア)を確保した最強エリアのこと、をいうそうです。 出典:清水均著「フードサービス攻めの計数」(商業界刊)


アーメン終止

2013-12-28 09:49:13 | 合唱

楽譜では、段落の終わりを終止と呼んでいます。

宗教曲には「アーメン終止」と呼ばれる終止があります。

 

通常の終止は、完全終止と呼ばれるのに対して、宗教曲の最後にある「amin」をドミソの和音に移行して終止することが多く。完全終止の後に、アーメン終止を付け足あれて歌われることが多いことから「アーメン終止(変終止)」と呼ばれているそうです。

 

「アーメン終止(変終止)」→下属和音から主和音に進み、解決する終止 柔らかい響きをに。

「完全終止」→文章の文末にある句読点のようなもので、安定感を感じさせてくれます。

「柔らかさ」「安定感」の違いを感じ取ってください。

 

参照 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%82%E6%AD%A2

 

図 ALL NIGHT VIGIL Op.37

赤枠で囲んだところが「アーメン終止」。

1番の次の2番の初めにも同じような音符があり1番の終わりは2番の初めへとつながっているものとして演奏されます。