ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

合唱でのスラー

2013-12-16 11:30:30 | 合唱

楽譜にスラー(slur)の表記があると、一つ目の音符からくくられた最後の音符までをなめらかに、と通常学ぶ。

 

ヴァイオリンは一弓で、フルートなどは一息でという意味になっているそう。

スラーについてはwikipediaが、詳しい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%BC

 

様々な曲を練習してきて、なめらかにと少し異なる解釈を指導されたことがあった。

 

合唱の場合は、なめらかにと言われる演奏記号です。

 

楽器の場合は、「なめらかに」と言っても、少しテクニックを要するようです。

以下引用文-------------------------

『高さの違う2つの音に⌒がかかっている時は間違いなくスラーのことですから、滑らかにタンギングしないで演奏します。

また、最後の音を若干短くする。

同じ高さの音ならばタイと言ってタンギングしないでつなげます。

メロディーのワンフレーズをあらわしている時は、その効果が最大に表現されるようにタンギングを入れて演奏する場合もあります。
⌒という記号を見たら、
スラーなのかタイなのか、フレーズを表しているのかを判断して演奏する必要があります。

参考→http://www.eonet.ne.jp/~hwe-music/morisita-main.htm 』

引用文以上-------------------------ーーー

 

合唱にも、なめらかに、だけでなく、

母音を伸ばしていくというのがあるそうです。

参考→http://jca03205.web.fc2.com/archive/danwa262.html

 

今までに、何曲か、出会いました。

指導者から、『「スラー」だけれども、母音でのばす意味のこともあります』とのことでした。

 

「なめらかに」だけと思っている人が多いことに最近、気づきました。

 

webで「スラー」の言葉を検索しても、「なめらかに」と説明されているのがほとんどでした。

ヴァイオリンやフルート、などによる、演奏のテクニックも色々ありました。

合唱のスラーが一番単純なのかもしれません。

 

しかし、聞かせどころ、鳴らしどころです。