ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

「靖国」参拝

2014-01-02 21:25:00 | 日記

「訪中冷え込み、訪日は最多 「政治」で揺れる日中の観光」というニュースがあった。

 

首相が靖国神社の参拝したことによりキャンセルが増え影響がでているとのこと。

先の首相の時も、水面下で相当な影響があったと聞く。

今回も、様々な影響がある。

 

先の戦争で、日本がアジア諸国にしてきたこと、日本が大戦に参加してきた経緯。

本当の所は、どうなのか、いまだに、はっきりわからない。

「なかった」と言い切る人もいるし、「罪は深い」と言う人もいる。

どちらにしても、こういう状態の国々があるということ。

 

他国は、「あった」と言い切っていることに、対して逆なでをするような行為は、慎むべきではないかと思う。

先の戦争の犠牲となった者への鎮魂、哀悼であるならば、他国もこうした、態度はとらないだろうと思う。

 

「靖国」だから、問題になる。

「靖国」はかつての日本の軍国主義、かつての侵略の象徴だから。

 

自分自身、高校生頃は一度は、靖国へお参りに行きたいと考えていた。

その後、負の侵略のことを知り、731部隊のことを知り、慰安婦問題を知った時、靖国への魅力が失せた。

日本が行ったかもしれない凄惨な行為を思い起こさせるものとしての靖国となったために、鳥居をくぐることは、

望まなくなった。

 

かつての「戦争犠牲となった魂への祈りとして参拝する」というようなことを先の元首相は言っていたようだが、そんなことを

考えていることが、日本国の代表者と言っていることに、日本の姿勢への失望さえ感じたものだった。

今回の首相の靖国参拝が、はたしてどの程度の意思のもとでおこなっているものかは、計り知れない。

 

しかし隣国同士の国と国との関係をよくしたいと思うのであったら、隣国が嫌がることを、堂々とするのは、いかがなものだろう。

人の気持ちを逆なでしているとしか思えない。

「相手の意思を尊重することは自分の批判されたことの行為を否定することだ」という説を言う人があるが、その節には賛同できない。

 

隣国同士、仲よくしていきたいと思う。

隣同士なのだから、「遠くの親類より近くの他人」で行きたい。

首相も、日本のためにも、相手の嫌がることは控えて欲しい。

 

 


合唱の母音

2014-01-02 11:10:18 | 合唱

「母音」言語音の一つ、母音は日本語においては「あ・い・う・え・お」の5個と言われています。

国によって、7つだったり、4つだったり、また、母音と言っても実に、様々な顔を持っています。

 

最近では、様々なweb辞典が充実してきました。「コトバンク」の辞典を参考にしてください。

参照→ http://kotobank.jp/word/%E6%AF%8D%E9%9F%B3

 

合唱の練習時に、母音で練習をすることがあります。

たとえば、

「もう、いくつねると おしょうがつ」の歌詞なら

「おう、いううえうお おいぉうあう」となります。

母音は口の形を変えて出すのですが、合唱の場合は口の形は、あまり変えない方法をとります。

参照→ http://blogs.itmedia.co.jp/nagaichika/2010/07/post-f568.html

こうすることで、音色がひとつになりやすく、響きがそろってくるのだそうです。

 

また第一音で出す場合には、

息を流しておいて、出す。「・・ぁ、あー」

声帯を閉じておいて、出す。「、あー」

の2種類があります。

曲によって、どちらで出すか変わります。

 

以前、ヴォーカルのセミナーを受けた時に、

「なんでもよいので出しやすい母音を出してください」と言うと、「あ」の人が圧倒的に多いとのことです。

次が

「お」

「う・え」の人は少ないとのことでした。

 

喉を解放して緊張せずに出せるのが「あ」ですが、合唱のための「あ」は「い・う・え・お」を同じように発声するための「あ」と

考えて、出しましょう。

 

日本語の「あー」と合唱の「アー」は違うものと思ってください。

合唱は、団員皆が一つの同じ言葉を発声しているように聞こえなければなりません。

男声でも女声でも、です。

「アー・イー・ウー・エー・オー」から、融けあう声を目指してみてください。