ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

望み・希

2014-01-19 10:13:13 | 日記

スポーツの選手や希望したことを達成した人などが、インタビューに答えて、

「望めば必ず、かなう」というのをよく耳にする。

インタビューされるくらいの人は、おそらく相当の努力をしたと思う。

努力と、いくつかの幸運があった賜物だろう。

 

しかし、誰でも努力をし、必死に願えばかなうということには、疑問。

努力を止めたら、絶対に望みが絶たれるのは間違いない。

しかし、途中で涙を呑んで、望みを捨てるしかない者が、続けられたとして、行きつけるとは限らない。

自分の限界を知らされた時、自分の将来に、行きつけることは叶わないと悟ってしまったとき、

見極めをつけるしかなくなることもある。

 

認めたくない限界が、障害が、絶対乗り越えられないものだとしたら、止めるしかなくなる。

 

苦い経験がある。

国家試験のひとつを、得ようと、一生懸命、学んだ時期があった。

過去問をしたり、MMの配信を受けたり、毎週土曜日には学校へも通った。

2回受験の後、病気で入院を余儀なくされた。

退院後、3回目の受験をすべく、もう一度勉強を再開。

結局、3度目の正直とはならなかった。

 

その時、自分には、いくら努力しても越えられない障害になることがあるのを悟った。

気持ちを変え、国家試験の代わりとして、民間の試験を受けた。

3つの受験に合格。

認定証の交付を受けた。

 

その後、就職時に、認定証を提示。

今、職場の名刺には、資格のひとつが、記載されている。