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合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

「dolce,cantabile」

2014-01-21 10:22:11 | 合唱

「dolce,cantabile」

「dolce」は、頻繁にでてきます。

演奏としては「やさしく・甘く・柔らかく」と言う意味となっています。

 

「dolce,cantabile」のところは

「女神のように、女性的に」との指示がありました。

 

「p」の場合は、森の奥から聞こえてくるようにするオペラ曲などがあります。

宗教曲では、天から聞こえる声、を表現すとか、地下墓地(カタコンベ)から聞こえる声のように

と例えられることもあります。

いずれも、やわらかく、澄んだ声や美しい声を響かせるように演奏します。

 

1小節前に、「V」記号がついています。

前の小節をひきづらないで、気持ちを新たにして、入って欲しいという意図と読めます。

「p」から入って静かに「クレッシェンド」スラーでつながって、デクレシェンドで「p」に向かっていきます。

小節の終わりは、音が下がるパートは、音が下がりやすいので下がり過ぎないように、またこの場合は「-----a」で終わるパートは

「a」が大きくなったり、強調されやsくなるところです。アルトとベースの音が静かに続いています。

劇的で美しい所です。

「dolce,cantabile」やわらかに、歌うように次へつないでいきましょう。

 

 

<>S・ラフマニノフ 晩禱「ALL NIGHT VIGIL Op.37」より</>