ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

強弱記号の演奏

2014-01-04 07:38:39 | 合唱

クレッシェンド・デクレシェンド

音楽の強弱記号のひとつとしてのデクレッシェンドは次第に弱くという意味とされています。

注意する点としては、次第に弱くという意味は、音を弱くしていくのであって、音程は、もちろん

安定したもので、徐々に弱めていくということです。

 

弱めていくときに、下がりやすいので、注意が必要です。

音程は下がらないように、消えていくような、演奏を心がけます。

 

「お香の煙が立ち登っていくように」と指導を受けたことがあります。

がくんとならないように、静かにスーッと消え入るイメージが良くわかる表現でした。

明かりを弱めていって、静かに消え入るかのように、表現します。

余韻を持たせていくことで、より表情をつけられるところです。

「>」の始まりから終わりまでしっかり演奏しましょう。

次の演奏の出だしによって、多少の余韻のつけ方が変わります。

気持ちの上で、少しつなげるとか、次の音につなげるとかで、変わります。

指揮者の意図をしっかり、受け取って、演奏します。

 

クレッシェンドは、反対に次第に強く演奏することを意味しています。

こちらは、大きくしていくので、やりやすい感じがします。

大きくしていくと、音が濁ったり、ぶれたりしやすいので、きれいに演奏することを心がけます。

音程が上がりきらないことも起こりやすいので、注意します。

音が割れないくらいの音を目指しましょう。