プロの合唱団のことはほとんどわかりません。
けれども、アマチュアの合唱団を支えているのは、熱意のあるスタッフと、団員の支援です。
指導者に惹かれて、団員の知り合いから誘われて、団員募集のちらしに興味を持って、等々。
様々な仕事に従事。
様々な環境、様々な意識、様々な思いの者がつどって、団を形成しているはずです。
団の運営は、無料では成り立ちません。
練習会場の確保。練習会場の利用料。
指導してくださる指導者の確保、および練習指導の継続。
団費をきちんと支払ってくれ、練習に参加してくれる団員の存在。
団の運営に関わるスタッフの存在。
スタッフの代表は、団長と呼ばれることが多いです。
次に、副団長を置いているところもあります。
それから、一般的には会計・広報・会場確保の係り・パート内をまとめるパートマネージャー、
技術面を担当する、パートリーダー・技術委員と称していることも、先生対応というのも必要になることもあります。
練習日に、指導に来てくれる指導者、練習ピアニスト、他にヴォイストレーニングを受け持ってください指導者、がいる場合
練習日にどの先生がきてくれるのか、団内のメンバーが、対応する必要がある場合もでてくることがありますので、重要な係です。
定期演奏会のための実行委員を、立てているところもあります。
実行委員長を筆頭に、会計、チケット係・ホール担当、先生対応係、ゲネプロに来ていただけるのか、本番に来ていただいた時の連絡
など、マネ―ジャー的な仕事があります。
某、合唱団には、人事、WEB担当、ライブラリアン、事務局、イベント担当、等々までありました。
打ち上げの場合の担当も、たいてい通常のスタッフとは違う者が担当していました。
どこで、打ち上げるか、先生たちはどなたが参加してくださるか、何人の参加者になるか、2次会はどこにするか、地図を用意するか。
参加費の集金、お店への支払い、収支の差額が出た場合の処理。
そうした、様々な作業を担ってくれる者が必要です。
たいてい一年間くらいの任期で、立候補、推薦、選挙などによって大半を決めることが多いかと思います。
総会で投票によって決めるような場合は選挙に関わる人選も生じることになります。
合唱団の規模や、主宰状況によって、色々なパターンになります。
スタッフは、ほとんどボランティアでこなします。
練習時間を犠牲にしなければならなかったり、練習時間後に打ち合わせを行ったり、得ることもありますが、きついこともあります。
余計な仕事を増やしたり、スムーズな運営を邪魔などすることのないように、一般団員はできるだけ御協力お願いします。