くっきりとした地層を見せる山
プルママルカ村
表札?
村の街角
観光も大詰め。今日は最後の遠征、ウマワカーオルノカル。4:45分に起床して、7:00出発。まだ真っ暗である。次第に夜は明けてくるが、朝もやがかかり冷え込んでくる。明るくなる頃には靄が霧になるほど濃くなってきた。陽が上がるとさすがに霧は晴れた。
遠くの山々はくっきりとした地層を斜めに見せている。途中一回休憩を入れて、ブルママルカ村に到着。標高2200mでマチュピチュ村と同じだ。道端の市場の色彩もネパールやマチュピチュと同じだ。土壁づくりの街角は市場のほかは人通りも少ない。
肌寒かったので、市場でアルパカのマフラーを購入。家内はパシュミナを買う。街の中心にある小さな教会に行く。素朴で装飾の少ない教会だが、こんな小さな村にも信仰の力は隅々まで届いている。
山肌が村の近くまで迫る
色鮮やかなお土産屋さん
小さな教会
プルママルカ村を後にして、次は史跡っぽいマルマカ村へ。丘の上に上がるとティルカラのプカラ(城砦)と言われる、石の住居あるいは砦の遺跡があった。一個一個の構築物はしっかり残っているが、マチュピチュほど密集はしていない。1905年発見されたが、作られたのは1123年だと言われる。
マルマクというのは「星の落ちる街」の意味でたいへんロマンチックだ。遠くの山々の地層の色や模様がきれいである。
マルマク村
見学を終え、隣村ワカレラ(隠された宝石)のホテルのレストランへ。2,3日前にメニューを幾つかの中から統一にしてくれ、と遼馬君が聞いてきたのはここのことだった。たしかにきれいなホテルではあるがレストランには私達だけ、周りにはなんにもないところなのでこれ以上のお客も期待できない。確かにこれではメニューも統一しなければ材料も無駄になってしまう。
ホテルのレストラン
昼食のメニュー
デザート
ホテルのちょっとした飾り置物
ビールはよく冷えており、銘柄が2種になってはしまったが美味しい。出てきた料理もとても美味しかった。かぼちゃのテリーヌ、ラザーニア、はワインによく合った。ゆっくりとした昼食で、屋外に照りつける太陽をよそに昼間からの酒を楽しんだ。少々食べすぎた。