江戸川区役所の、耐震補強を目的としたリフォームが、昨15日に完成しました。バブル期に区役所の建て替えを行った多くの区とちがい、江戸川区ではどんな理由かは存じませんが、とりあえず後回しにされていました。予算が足りなかったというのが、一番考えられる理由でしょうか。
そんなわけで、たとえば隣にあった東京電力が事業縮小に伴い不要となった事務所を、多分譲り受けてそのまま使うなどして、今もしのいでいます。老朽化と、たこ足的な状態となってしまっています。それはそれで区民の立場からは多少不便な点はありますが、今となってはよかったのではないでしょうか。
それはともかく、いくらかでも使い勝手を良くすると言うことなのでしょうが、区役所本庁舎では、今まで車用のエントランスとなっていた部分をリフォームして、利用可能部分を増やす工事をしていましたが、このほどすべてが完了しました。その結果増えた部分の一部を利用して、32㎡の「多目的スペース」が作られました。
この「多目的スペース」では、1月末にタワーホール船堀で展示されていました「えどがわ伝統工芸産学公プロジェクト」でも展示されていました、伝統工芸品が展示されています。今日出かけてきて拝見してきました。ここは自然採光も十分取り入れられた、こぢんまりはしていますが明るいスペースに、展示されていました。