新宿御苑大温室では、6月25日より6月30日までの間、「Look at 実~」というイベントとが実施されています。
このイベントに際し、25日と今日の29日の二度に亘り「鑑賞教室」というイベントが実施されました。
25日は別件で予定が有り参加できなかったので、今日出掛けて参加してきました。
今日は雨天のため、本来は温室入り口付近での受付となっていたのが、温室内での受付に変更されていました。
今までのバックヤードツアーとは異なり、一般の入園者もいる温室内の見学なので、一般見学の方の邪魔にならないような配慮が求められました。
説明対象の「実」は、30種もあると言うことですが、今の時期に実がついている物ばかりではなく、花のみあるいは花さえないものもありました。
そのうちのいくつかをご覧頂きます。
最初の実は「フイリパイナップル」です。
次は「パンジロウ」という名が入っている実三種です。
「バンジロウ」、「テルハバンジロウ」と「キミノバンジロウ」です。
三番目の「キミノバンジロウ」は、果実が黄色く熟すためについた名だそうです。
「テルハバンジロウ」の変種とか。
また「バンジロウ」は漢名の「蕃石瑠(バンジルー)」の訛ったものだそうです。
外来語ではなく、日本語の名前です。
「クダモノトケイソウ」という実ですが、私には「パッションフルーツ」という方が良く分かる実です。
「タコノキ」の実で、後方がまだ完熟前の実です。
「マダガスカルジャスミン」ですが、「ジャスミン」のような香りがあるわけではありません。
最後の実は「コショウ」です。
ただ見て回るだけでは知り得ない、色んな事を説明して下さったので、新しい知識を得ることが出来ました。